障碍&幼児
2025年05月13日
カワイ音研会の講座

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2025年04月17日
インタビューを受けました
今日は小学館の育児サイト『はぐくむ』からインタビューを受けました。いつサイトに載るのかわからないのだけれど、発達障碍児へのピアノレッスンについてのインタビューでした。
インタビューしてくださった方が「発達障害でもピアノが弾けますか?」編集者のご友人で、さらになんと母校が私と同じ♬ とても素敵な方で楽しくお話することができて嬉しかった!
Google meetって初めて使ったけれど、ただ話すだけならZOOMよりお手軽でいいですねー。
2024年10月23日
発達障碍ピアノレッスン講座の依頼
一人ひとりに応じたレッスン
〜障碍あるなしに関わらず〜
発達障碍の子どもに見られる日常における具体例、ピアノレッスンにおける具体例を通し、障碍あるなしに関わらない一人ひとりに対応するための視点を知る。
講座時間 90分〜120分 (2時間以上要相談)
講座料 5万円〜(少人数の場合ご相談に応じます)
講師 中嶋恵美子
お申し込みは公式LINEへご連絡ください。下部にリンクがあります。
※プロジェクターが使える場合は動画あり。レッスン風景動画になるので、動画ありの方が理解を深めていただけるだろうと思います。
*講師プロフィール
ピアノ指導者。国立音楽大学教育学科幼児教育専攻卒。著書に、発達障碍児へのピアノ・レッスン・ノウハウを集約した『あきらめないで! ピアノ・レッスン』、ノンフィクション・コミック・エッセイ『発達障害でもピアノが弾けますか?』(以上、ヤマハミュージックメディア)、幼児期の特性を生かしたレッスン法を提案する『知っておきたい幼児の特性~ピアノ・レッスン「なぜ、わからないの?」と悩む前に』(音楽之友社)などがある。
⭐️内容⭐️
⑴個性を知る、理解力を知る、身体能力を知る
個性ー注意されるのがダメ、多動、パニックになる
理解力ー発語(おうむ返し)、文字が読めるかどうか。線上と線間の区別はつくか。
身体能力ー協調運動障害で片手は弾けるが両手が弾けない、など。幼児の身体発達の順番。
⑵発達障碍児によく見られること
・移動先でトイレに行きたがる
・間違いを指摘されるとパニックになる
・最初から最後まで弾かないと気が済まない
・鉛筆が持てないほど握力がない
・フォルテとピアノの意味が伝わらない
・部分練習したがらない など
⑶〇〇くんを例に個性を知る
・多動で1分とじっとしていられない
・教室のあらゆるものに興味を示す
・間違うことへの不安感が強い
🟡個性を知るために
・家庭の様子を知る
・その時々の生活状況を知る
🟡その他の個性例と対応方法
・指摘すると怒り出す
・声かけ方法ー本人の意思を聞く
・見通しを立てる
⑷〇〇くんを例に理解力を知る
・発語と理解力は比例しない
・2つと3つの黒鍵の違いがわかるか?
・おはじきで黒鍵把握アプローチ
・音の階段
・弾く楽しさ
⑸〇〇くんを例に身体能力を知る
時間があれば具体例を挙げてお話させていただきます。
お申込みは公式LINEまで
⭐️参考教材
2022年10月14日
重度知的障碍げんちゃんのレッスン動画
重度知的障碍げんちゃん、最近のレッスン風景動画です。「あきらめないで!ピアノ・レッスン〜発達障害児に学ぶ効果的レッスンアプローチ〜」(ヤマハミュージックメディア)には、重度知的障碍の生徒さんへのアプローチ方法もたくさん書いています。
重度知的障碍の生徒さんへのアプローチには、プレピアノ段階の生徒さんに使えるものが多くありますよ♬
今月18日にZOOMで談話&相談会を開きます♬ 詳しくはこちらをご覧ください。
http://musestown.livedoor.biz/archives/52278773.html
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ピアノレッスンなんでも相談はこちら。
http://musestown.livedoor.biz/archives/52260026.html

2022年07月07日
発達障碍ピアノレッスン情報交換会・池上
最初の1時間はレッスン拝見コーナー。三上緑先生が、繊細なHSPの生徒さんの体験レッスン事前準備から数回にわたるレッスンの詳細を発表してくださいました。素晴らしいお話だった!
その後はZOOM参加者も含めて、3つのグループに分かれてのフリートークタイム。どのグループも盛り上がったようで、終了後のみなさんの清々しい表情が印象的でした♬




スター楽器店内に拙著のポップを発見。こんなに素敵に紹介していただいていて嬉しかった!ありがとうございます♬

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2022年07月02日
ペダルアプローチと自立への道のり
軽度知的障碍30歳のなっちゃん。昔はペダルを指導したとたん混乱し、できていたところが全く弾けなくなってしまうので、ペダルの濁りやタイミングへのアプローチはNGだったのですが、このところ混乱がなくなり、自分なりに試行錯誤できるようになりました。
『知っておきたいピアノ表現27のコツ』(音楽之友社)に書いた「指だけ踏んで〜」のアプローチは10年以上前にできているので、成長したなっちゃんに合わせ、さらにレベルアップしたものを今日レッスンしました。
なっちゃんはとても細い子で、体のコントロールがなかなか思うようにいきません。うちのピアノはペダルが重めなのでなおさら。先週下部雑音へのアプローチをし、原因を伝え、あとは一人で思考錯誤させる方がよいのかも?と「ペダル自主研究」を宿題にしました。
これがよかった!なっちゃんの成長をものすごく感じました。今日はあと一息!と思ったので、来週のレッスンで「指だけのときよく聴く」にまでもっていけたならと考えています。とりあえず今週は、踏むときのスピードをゆっくりさせるためのアプローチだけ。写真通りのタイミングで踏めることが目標♬

発達障碍の生徒さんは、中学生になってもあまり弾けるようにならないと、親御さんが諦めて辞めてしまうケースがあるようです。私は中学生以降に伸びるというケースを多く経験しています。諦めるのは本当にもったいない!
知的障碍の子も理解力は成長し続けます。理解力の成長に応じ理解できること、弾ける曲もレベルアップしていくものです。そして、生涯に寄り添う、人生の色彩を豊かにしてくれる趣味となっていきます。
この子は高校生になった頃から、親御さんの手を離れられるよう、レッスンノートを使って少しずつその訓練をしました。一人で練習できるようになるためには、工夫も期間も必要でしたし、親御さんの手を借りて練習するより1曲が仕上がるまでの期間は長くなり、仕上がりの質は低くなりました。でも、そういった経緯を経たからこそ、こうして今、親御さんの手を離れ、一人でピアノと向き合えるようになっています。
一歩一歩地道で長い道のりではありますが、せっかく習い始めたピアノ。中学生で辞めてしまうことなく、長く続けてもらいたいなと願っています。
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