2016年04月04日

オルゴール共鳴実験その2(ダンパーペダルをつける)

先日投稿したオルゴール実験動画。

あの実験を通して、
響板というのは低音、中音、高音のバランス、
音のまろやかさや深みといった、
楽器の音色そのものに影響を与えるものなのだと、
実感することができました。

ピアノによって響板の性質は違うでしょうから、
各音域のバランスや音質も
ピアノによって異なるだろうと思うと、
いろんなピアノで試してみたくなっちゃいます。(笑)

ちなみに、今回ここまで実験が成功したのは、
発音機械が20弁(20音)だからだと思います。
黒鍵に相当する音はありませんが、
低音から高音までをバランス良く聴きとることができたんですよね。
高音だけのオルゴールでは、
ここまで響板の性質を感じることはできなかっただろうと思います。

ところで、先日は実験に夢中だったので、
響板の真下でしか聴くことができませんでした。
次の動画は、
主人にピアノの下にもぐってオルゴールを廻してもらい、
私はピアノの上で聴いたものです。

その後、弦の共鳴を加えるとどうなるんだろう?と、
ダンパーを踏んだ状態の実験に切り替わります。
音が濁ってしまうかなと思いきや!
私はこっちの方が断然好き♪

あなたのピアノがオルゴールに!

なんて宣伝文句で、
響板に取り付けるタイプのオルゴールが販売されたらなぁ。
手放しで聴けるようにセットする工夫さえあれば、
美しい装飾などいらないので、
5000円くらいで販売できないものだろぅか。

どんなに高いオルゴールだったとしても、
ピアノの響板ほど性能のよい共鳴体は
なかなか作れないだろうし、
響板と同じ大きさの共鳴体を持つオルゴールなんて、
大きすぎて売り物にならないだろうし。(笑)

しかも、ピアノをオルゴールにしてしまえば、
響板だけじゃなくピアノの箱そのものが鳴るんだもの。
響きの広がりが違う!

ああ、欲しいなぁ。
そしたら何曲か買い揃えてしまいそう〜。





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emksan at 21:54│TrackBack(0) ピアノ/レッスン | ピアノ/知識

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