2015年06月17日

親指へのアプローチ

親指が柔軟に動くと、とっても弾きやすい!
ところが、生徒さんたちはみんな四苦八苦。
親指が柔軟に動けば、
そんなに苦労しないで弾けるのだけれど・・・。

そこで、最近の大ヒットアプローチ方法。
正しい方法を伝授し、
1週間やってきてもらっただけで、
みんな見違えてよくなりました♪


s-DSCF0004

輪ゴムを二重にし、片側をセロテープでまとめます。
これを親指にはめて伸び縮みさせる運動なのですが、
まずはゴムなしで、正しい動きの説明を♪


親指1親指2

こんな風に指先を動かすのではなく・・・


親指3親指4

赤のラインを動かし、赤矢印の部分を広げます。
次の動画は、ゴムを使った親指運動です。




やり過ぎると手が疲れてしまいますし、
慣れない動きで手を痛めてしまっては大変なので、
1日10~20回くらい。
正しく動かせるようになればOKです。

この動きに慣れてきたら、
次のアプローチへ移行です。
指先を広げて弾くのではなく、
親指の付け根から鍵盤を捕まえていく、
という感覚を養うためのアプローチです。




次の動画は、最後のアプローチ。
広がりの柔軟性を育むためのものです。



ハノンは手を広げたり縮ませたり、
手の柔軟性を養うことも目的のひとつですよね。
このとき親指が柔軟に動いていないなぁと思ったら、
ハノンから離れてアプローチ。
単純なアプローチなので、
生徒さんも夢中になり、集中して取り組んでくれます♪

ハノンだけでなく、、
ブルグミュラー『清らかな小川』を弾いている生徒さんにも、
効果がありましたヨ。


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emksan at 13:32│TrackBack(0) ピアノ/レッスン 

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