2011年04月08日
ピアノ教室復活支援「希望」の経過
「希望」のホームページは、時々更新されており、
経過状況を見ることができます。
先日募集期間が5月30日に変更されていたように思うのですが、
今見たら4月30日に戻っていました。
間違いのないよう、郵送前に必ずこのURLをチェックした方がよさそうですヨ。
【運送料募金】
202.550円 も集まったようです。スゴイ!
今は募金は終了しています。
【楽譜ストックステーションの設立】
どのような形で被災された方々へ楽譜を届けるのか。
その形が決まりつつあるようです。
みなさんは各エリアステーションへ楽譜を郵送していますね。
その楽譜が、被災地域の楽譜ストックステーションへ送られることになります。
その後被災された先生に楽譜ストックステーションに赴いていただく、
という形になるようです。
方法はこれだけではなく、もうひとつ。
被災された先生から連絡を受けた石嶺先生から、
直接手配する、という方法です。
現在決まっている楽譜ストックステーションは以下の通り。
・サウンドウェイピアノ仙台(PTNA仙台中央支部事務局)
・宮古市宮町黒田ピアノ教室
・岩手ハルモニア
・社団法人岩手県ピアノ音楽協会
【現在集まっている楽譜】
西日本エリアステーション 573冊
東日本エリアステーション 429冊
東北エリアステーション 100冊程度
ご協力いただいている方々
・ピアノランド 樹原涼子先生
・ミュージックキー 田村智子先生
・PTNA船橋ステーション 佐々木邦雄先生
・日本音楽療法学会 近畿支部
・ショパン出版
船橋ステーションは、ステーションとして楽譜を集めてくださり、
集めた楽譜は必要になるまで留め置きしておいてくださるとのことです。
ショパン出版は、確か700冊近く寄附してくださっていると思います。
この他、東音出版からバスティン教本を100冊、
岩手県ピアノ音楽協会に寄附していただいたと伺っています。
また、ピティナ日比谷ステーションも、
船橋ステーション同様の動きを見せています。
被災地において楽譜をストックするというのも、
現状況ではかなり難しいのではと想像しています。
そのため、船橋や日比谷ステーションのように、
団体で楽譜を集めていただき、
必要となるまでその場で楽譜を留め置いておいていただけるというのは、
石嶺先生にとって大助かりなのでは、と。
西日本、東日本エリアともに、
個人のピアノ教室の先生のご自宅で楽譜をストックしています。
今後このような団体が増えるといいのだろうなぁと感じています。
この活動の詳細はこちらへ。
時々更新されていますので、楽譜郵送前にご確認ください。
http://ishiminenaoe.net/shinsai.html
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この記事へのコメント
支援についてここを読んで見て下さい。
そうなんですよね。知ってます。この支援のお手伝いをしていた当初、この支援を長期にという私の訴えが却下され、「短期でいきます」と断言されたため、私はお手伝いから身を引かせていただいています。しかし、最近少しずつ長期的な視野で動かれていると思い始めていた矢先の、このブログ記事でした。この記事に関しては石嶺先生へ問い合わせしておりますし、その返答に対する私なりの意見も石嶺先生にはお伝えしています。
被災者に負担をかける支援になってはいけないと、本当に思います。そのためには長期的な視野で支援しないといけないんですよね。どうかその点を石嶺先生にご理解いただきたいと思っています。楽譜はもう2千冊以上集まっています。多くの善意がすでに動いています。この支援はいい形で着地しないといけない支援です。そのためには発起人である石嶺先生を批判するだけではうまくいかないんですよね。批判するだけでこの支援が上手く着地するならいくらでも批判するところですが。ただただ被災者のことだけを考え、いい形で被災された方に楽譜が届くにはどうしたらよいのか、そのためにはどのように石嶺先生に問いかけ、どのようにこの支援を応援していけばよいのか、思慮深く行動していけたらと思っています。
私としては、楽譜支援はとても素晴らしい案だと思いましたが、正直今この時期には・・・という考えでした。楽譜以前に楽器もダメだろうに・・・と。それなのに当初は短期的な計画だったとは驚きました。
ほとんどの方にとって、楽譜は今すぐ役に立つ物ではありませんよね。でも、楽器が無くても避難所でも、楽譜を見て指を動かすだけでも気が紛れる方もいらっしゃるかも?と思うと支援したくなります。
とはいえ、ピアノの先生だって被災者となってしまえば、音楽は二の次三の次だと思います。とはいえいずれ音楽を奏でる時が必ず来る。その時を待ってからでも良いですよね。実際、毎日のように現状では必要とする支援物資がどんどん変化しているのですから。
今私たちがすることは、その時がいつ来ても良いように準備をして待つ時期だと思います。