2007年11月19日
ピアノ導入教材を眺めて(2)ト音記号とヘ音記号
ドレミが読めるようになるって結構大変。
ト音記号とヘ音記号があるもんだから、
なおさら混乱しちゃう。
一体どんな導入が一番混乱を招かず、
やる気を引き出してくれるのでしょう?
今日は音符を読む(音名)という視点から
教材を眺めてみようと思います。
【ト音記号に慣れてきたらヘ音記号を導入】
これはバイエルの手法ですネ。
最初はト音記号だけ。
しばらくしてからヘ音記号が出てきます。
ト音記号とヘ音記号を別々に覚えなければならないので、
戸惑ってしまったり混乱してしまったりする子が出てきやすい教材です。
また、なかなかヘ音記号を覚えることができません。
もちろんバイエルにもいい点はあるのです。
どの教材にも長所と短所があるんですよネ。
短所さえわかっていれば、
その教材の長所を生かして、
短所は自分でフォローして・・・が可能なので、
バイエルはやめたほうがイイ、とは決して思いません。
【1点ハ音を中心にト音記号とヘ音記号を一体化して覚える】
現代ではこれが主流なのかな、と思います。
ト音記号とヘ音記号は繋がっている・・・と覚えるので、
混乱がなくて済むのです。
最初真ん中のドを覚え、
そこからト音記号の「ドレ」とヘ音記号の「ドシ」、
「ドレミ」⇔「ドシラ」、「ドレミファ」⇔「ドシラソ」と
親指を中心のドに置き、音域を広げていきます。
【線上の音、線間の音を覚える】
こちらも前述同様、現代の主流のひとつかなと思います。
前述の方法と併用して教えている先生もいらっしゃるかも。
線上の音、ヘ音記号はソシレファラ、ト音記号はドミソシレファ。
線間の音、ヘ音記号はファラドミソシ、ト音記号はレファラドミソ。
何番目の線に刺さっているか、
何番目の間にはさまっているか。
そうやって覚えていきます。
この方法は和音の基本形へ導入がとてもラクな方法で、
和音に苦手意識を持たずに譜読みすることができるようになると思います。
【ト音記号の「ソ」、ヘ音記号の「ファ」から見た目の音程で覚えていく】
まずは、音符の名前は抜きにして、
隣同士の音との関係を把握することから始めます。
5線は使いません。
最初はこんな感じで2度や3度の音程を見た目で感じて覚えます。
音符の○の位置が高くなったり低くなったり、
隣同士の音との関係を鍵盤にリンクさせることができるようになった後で、
音名を導入します。
ト音記号の「ソ」、ヘ音記号の「ファ」の位置を覚えます。
その後そこから2度上、2度下、3度上、3度下・・・と覚える音を増やしていきます。
この方法は一部とても気に入っているのですが、
音名そのものを覚えるのはとても大変です。
外国人の思考回路には合っている・・・という話を聞いたことがあるのですが、
私の教えている生徒さんたちには、混乱を招くだけのようでした。
【私の場合】
私は音名そのものの導入は、
1点ハ音を中心に・・・という方法をとっています。
バイエルの長所を生かしつつ読譜は1点ハ音からという教材があるんです。
オルガン・ピアノという教本です。
音名の読譜という点においては、この教本を中心にしています。
また、年齢によっては線上線間を使う場合もあります。
ただ4、5歳児に線上線間はちょっときついんですよね。
しかし小学生になるとラクに入っていくのが線上線間。
途中から線上線間に切り替えて・・・が私のパターンかも。
私の場合線上線間用の教材は使用していないので、
線上線間用の教具を用いています。
しかし最後にご紹介した方法にも利点があるんですよ〜。
楽譜を模様として視覚的に捉えることで、
フレーズのまとまりやハーモニーの変化に敏感になるということ、
これは初見が早くなることにも繋がります。
また、それ以外の点においても気に入っているところがあるので、
オルガン・ピアノと併用して、ミュージック・ツリーという教材を使っています。
ただし、ト音記号の「ソ」とヘ音記号の「ファ」という読譜を、
ここで指摘してしまうと生徒さんが混乱してしまうだけなので、
この教材において音名を読むことは強制していません。
また、発達障害の生徒さんなど、
ミュージック・ツリーが不向きだと思われる生徒さんもいらっしゃいます。
その場合1点ハ音から読譜ができる楽譜、
リラ・フレッチャーを使用することもあります。
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