自閉症

2012年11月12日

SYOTAくんの作曲作品が岩手「自閉症美術館」のBGMに

先日岩手県一関市・盛岡市・陸前高田市で、
自閉症や発達障碍の人たちが住みやすい町づくりを目指して
活動しているという特定非営利活動法人「えぇ町つくり隊」の方から、
今年9月に開設した「自閉症美術館」で、
SYOTAくんの作品をBGMとして使いたいとのご連絡をいただきました。

早速今日、SYOTAくんの作品を
メールで添付させていただいたところです。
近々SYOTAくんの作品がBGMとして流れることと思います。
是非お近くにお住まいの方は、
「自閉症美術館」まで足を運んでみてくださいネ♪


自閉症美術館


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emksan at 12:52|PermalinkTrackBack(0)

2012年06月11日

SYOTAの部屋更新『幻想風景曲』

作曲をする広汎性発達障碍の高校生SYOTAくんの作品をアップしている、
SYOTAの部屋を更新しました。
SYOTAくんらしい曲名♪
発表会での演奏です。

※私は一切この楽曲の作曲に関して、口出ししていません。
 全てSYOTAくん自身の音、世界観です。
 この曲を演奏するためのレッスンはしています。





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emksan at 12:20|PermalinkTrackBack(0)

2012年03月07日

歌詞を付けて楽しくレッスン(自閉症の子)

たった今、自閉症の子との楽しい楽しいレッスンが終わったところ。
思春期に自傷行為が激しくなり、
ほとんどレッスンにならない時期が長く続いた子なのですが、
ここ数か月落ち着いて、自傷行為が見られなくなっているのです。

この子は、楽曲に歌詞がついていると、
それを頼りに両手奏をしてくれます。
そのため、歌詞がついていない曲には私が歌詞を付けることにしています。
今日は発表会で弾く曲に歌詞を付けました。


ピアノコスモスシューレ(2)ピアノコスモスシューレ(2)
全音楽譜出版社(1998-12-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


この楽譜3曲目のソナチネという曲です。
先週1度弾いて聴かせてあげました。
そして、今週も2回聴かせました。
その後、この子の意見を聞きながらの歌詞付けです。

「この曲、どういう題名にしようか?」

「お花」

この子のイメージをヒントに歌詞を付けていきます。


おはな ばたけ さいたよ


「これでいい?どんなお花が咲いているのかな?」

「チューリップとか、コスモスとか。」


コスモス チューリップ さくよ

おはな ばたけ あそぼう

かわいい おはな つもう


「お花を摘んだら、誰にあげるの?」

「彼女」・・・これウケましたが、本人に悪いので笑いませんでした。(笑)


かのじょに あげよう かわいい おはな

えがおが みたい かのじょの えがお

かわいい おはな あげよう

コスモス チューリップ あげよう

ラララン ルルルン ララランラ〜


こんな風に、最後まで歌詞を付けました。
歌詞を付けるときの注意事項は、歌いやすいということです。
日本語の高低アクセントにあまり逆らわないこと。
それから、できるだけ1音につき1文字です。
これでいくと「コスモス」がちょっと辛いのですが、
「ス」や「ん」「う」などは前の文字とセットで感じやすい文字なので、
この場合はアリにしました。

そのあと、何度か歌って聴かせました。
最初から一緒に歌おうと誘うのは無理なので、
まずは私が歌って聴かせることで、曲と歌詞に慣れてもらいます。


.團▲里鮹討ながら歌って聴かせる。(数回)

楽譜を1音1音指しながら、歌って聴かせる。(1回)


楽譜を指しながら歌って聴かせる頃には、
かなり集中して楽曲を聴いてくれました。
私が歌っている間、曲にノリながらリズム打ちしてました♪
あ、これなら大丈夫そうだな〜と手ごたえをつかんだので、
今週の宿題は、歌ってくること、です。

この子の自傷行為が激しかった時期、
この子が弾いている間、私は横で歌うということができなくなりました。
以前は「先生は歌係」「○○くんはピアノ係」という声かけが通用したのですが、
それが通用しなくなってしまったのです。
歌を歌うときも、一緒に歌うのはダメ。
私が1人で歌うか、自分が1人で歌うか、です。

ところで今日、成長すると効き目のある声かけも変わるんだ!ということを知りました。


歌と同じ速さでね


テンポを速く弾いて自爆するときに、
必ずしていた声かけです。
以前は効き目があった声かけなのですが、
どうも最近効き目がない。(^_^;)


ゆっくり落ち着いて弾きます


今日した声かけです。
以前なら「ゆっくりって何?」ということで、
全く理解してもらえない声かけなのですが、
成長したんですね〜。
「ゆっくり」とか「落ち着いて」という言葉がヒットするまでに成長していたようです。
あっという間に気を付けて、
ゆっくりと落ち着いて弾いてくれたのでした。

これは私にとっての大収穫です!
そのうち成長するだろう他の生徒さんの未来に使えるかも?!


そうそう。
それから、今日はもうひとつ面白いことがありました。
自閉症スペクトラムの女の子のレッスンです。
発表会で連弾するのですが、
この子は昨年と違う子と連弾がしたいと言っていました。
しかし、組み合わせがうまくいかず、
昨年と同じ子になってしまったのです。


「え〜。それでは、昨年と同じじゃないですか。」


イヤイヤ虫が付きやすいタイプの女の子なので、
納得できないことは決して受け入れてもらえません。
くどくどと、いろぉんな説明をしましたが、


「それなら、今年は連弾はしません。」


と言われてしまいました。
とほほ。
こうなると、うんでもないすんでもないだから無理なんだよなぁと思いつつ、


「そっか〜。先生、この曲弾いてもらおうと思ってたんだけどな〜。
素敵な曲だったのにな〜。」


と弾いてもらう予定だった曲を弾いてあげました。
そしたらね、この曲を気に入っちゃったんですよ。
その上、どうやら彼女は大きな大きな勘違いをしていたようです。
同じ子と連弾するということは、
前回と同じ曲を弾くことだと思い込んでいたのです。


「曲は違うよ〜!前と同じ曲は弾かないよ。
同じ人と連弾になっても、曲は新しい曲になるんだよ〜。」


と、お母さん、本人、私で大笑い。
突っ込んでみないとわからない理由ってあるんですよね。
まさか同じ人との連弾はいつも同じ曲と思い込んでいたとは!
楽しくてかわいらしいレッスンだったのでした♪


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emksan at 17:23|PermalinkTrackBack(0)

2012年01月12日

友達の刺激を受けて伸びる自閉症スペクトラムの女の子♪

レッスンでイヤイヤ虫がつきやすいタイプの女の子。
習い始めの頃は、イヤイヤ虫だらけで、
なかなかレッスンを前へ進めることができなかった子です。
ところが、お教室の行事に参加するたび成長してくれるのです。


【1年目発表会】

発表会でお友達の演奏を見て、
ピアノを弾く、ピアノを習うということがどういうことなのか理解してくれました。
そのことで、イヤイヤ虫が激減。


【2年目発表会】

1年目のときは、ドレスを着るのを頑として嫌がっていたはずなのに、
この年はピンクのかわいらしいドレスを着ていました。
前年お友達のドレスがうらやましかったようです。(笑)
他のお友達が2,3曲弾いていたのを見て、
「私も2曲弾く!」とやる気満々。


【3年目発表会】

頑として嫌がっていた連弾ですが、
他のお友達が連弾しているのを見て、
これまたうらやましかったようす。
「○○ちゃんと弾く!」と自らリクエストしてくれ、
お友達の自閉症の女の子との連弾が叶いました。
さすがに「練習しなきゃ」と思ってくれたようで、
連弾曲の仕上がりも早かった!

個人レッスンではイヤイヤ虫が出るような状況でも、
連弾のレッスンのときは一切そのような様子を見せずに、
緊張した面持ちながら、
楽しそうにレッスンを受けてくれたのが印象に残っています。


【3年目クリスマス会】

昨日は、クリスマス会後初のレッスンでした。
これまたぐんっ!と成長♪
私のお教室では「がんばったで賞」という賞を半年に1回あげています。
毎月目標をクリアするとゴールドシールがもらえます。
3枚以上ゴールドシールをためると”がんばったで賞”がもらえ、
6枚すべてためると”パーフェクト賞”がもらえるのです。

がんばったで賞にもパーフェクト賞にも賞品がつきます。
パーフェクト賞の子はがんばったで賞の賞品とパーフェクト賞の賞品、
合計2つの賞品がもらえるんです。
でね、パーフェクト賞がとてもうらやましかったらしくて。(笑)

普段家での練習がなかなかできない子で、
今は週に3日決まった曜日に練習しているのですが、
気分が乗らない週は1日しかできなかったり・・・という子なのです。
なので、冬休みは練習していないだろうな〜と思っていたんですヨ。

ところがところが、予定していた6日間しっかり練習していたのです。
「すごいじゃぁ〜ん!!」
と私が驚いていると、
「パーフェクトもらうから。この間もらえなかったから。」
とのこと。

どうやら何が何でもパーフェクト賞が欲しいらしい。(笑)
ようやく、この賞状と目標の意味をわかってくれたようで、
これからは毎月集めるゴールドシールが、
この子を上達へ導いてくれることと思います。

最近は弾きたい曲が出てきて、
もう小学5年生だし、教材曲だけじゃなくてもいいか・・・と、
この子が弾きたい曲の楽譜を探して、練習し始めています。
ポピュラーの楽譜って意外と難しいですよね。
バイエル中級くらいの子なので、
簡単にアレンジされていても、やっぱり難しい。

先日のレッスンで、
「これ難しいよぉ〜」と弱音をはいたので、
「自分で選んだ曲じゃん〜!
弾けるようになりたいんだったら、やるしかないヨ。」と私が笑いながら答えると、
一切イヤイヤ虫を見せることなく、
私の言葉に笑いながら、
「そうだよね〜」と答え、レッスンに挑戦してくれたのです。


以前のこの子であれば、
イヤイヤ虫がついちゃって、
やっぱりやめる・・・と、この曲への挑戦をあきらめていたところです。
なのに、今はもう挑戦できるんですよね。

先生の声かけなんてたいしたことないんだよなぁと、
この子の成長に出会うたび思います。
一番威力があるのは、
同じ年頃の子との付き合いだと思うからです。
うちのお教室には小学4年生の定型発達の女の子が2人いて、
この子はその子たちとすごく仲良くなったんです。
それがこの子を飛躍させてくれている気がします。

また、同じ自閉症の中学生の女の子との連弾の経験も、
この子にとっては大きな経験でした。
そういったいろんなお友達との出会いが、
この子を伸ばしてくれているんですよね。

この子に限らず、
障碍のあるなしにかかわらず、お友達の存在って大きい!
お教室の雰囲気作りも指導の一環と、
しみじみ思わされます。


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2011年04月27日

”発達障害児に学ぶ効果的レッスンアプローチ”セミナーのお知らせ

中嶋恵美子/あきらめないで!ピアノ・レッスン
〜発達障害児に学ぶ効果的レッスンアプローチ

いまや10人に1人と言われる「発達障害」。しかし、その言葉の定義や実態についてはまだ議論も多く、じゅうぶんに認識が共有されているとは言いがたい状況です。
ピアノ指導者の中嶋恵美子氏は、自身のピアノ教室で発達障害の生徒を受け入れたことをきっかけに、試行錯誤を経て一人ひとりの知的・身体能力に合わせた発達障害児向けのレッスン方法を確立しました。今回の講座では、障害の程度の見きわめ方、生徒の能力に合わせた具体的な指導方法、そしてその成果について、映像を交えながら紹介します。
 ◇「コミュニケーションがとりにくい」「なかなか集中してもらえない」など
   レッスンの困難な生徒さんへの接し方を知りたい
 ◇発達障害の生徒さんを受け入れたいが、情報がなく、指導する自信がない
 ◇子どもをピアノ教室に入れたいが、ふつうのレッスンではついていけるか心配
このようなお悩みを抱えているピアノ指導者・ご父兄のみなさま、ぜひこの機会に受講ください。

千葉/伊藤楽器店
2011年5月31日(火)10:30〜12:30
詳細はこちら 
http://www.itogakki.co.jp/event/2011/0531_nakajima.html


レジュメが出来ました。
時間の都合上、使えないVTRが出て来る可能性もありますが、
このレジュメにある内容でお話させていただく予定です。
セミナー参加不参加関係なく、
ご興味のある方にレジュメをメール添付いたします。
 ※今のところ、当日レジュメを配る予定はありません。


 emikopiano★terra. までご連絡ください。
  (イタズラ防止のため「★」を「@」に変え,
  最後に「dti.ne.jp」を加えて送信してください。)

◆mixiのメッセージでのご連絡も可。
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2011年04月20日

自閉症の女の子へのアプローチ大成功

週2日の練習から週3日の練習に、というアプローチをしていた子。


 http://musestown.livedoor.biz/archives/51913324.html
http://musestown.livedoor.biz/archives/51915344.html


ブログ記事にしていた自閉症の女の子です。
△任離▲廛蹇璽舛大成功!
今では当たり前のように、確実に週3日練習してきてくれています♪

小学5年生になったんだから・・・というキーワードきっかけで、
30分のレッスン時間を45分にすることにも大成功。
今グングン上達し始めています。
練習が身につき、レッスンへの集中力もぐぐんとアップして、
上達するための下地が整ったみたい。
嬉しいな。


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