習い事
2006年08月21日
伸び時
私は導入にすごく時間をかけるタイプです。
1本指で弾くときから、
脱力・フレージング・拍子感・聴音・譜読み・・・。
あらゆることに手をつけるので。(^-^;
習っている人にとっては、なかなか教材が進まず、
上達が遅いように感じるかもしれません。
子どもにとっては、ゆっくり進むのでアップアップ感がなく、
マイペースに楽しく進めるんですけれどね。
親御さんにとっては、じりじりする期間かもしれません。
でも何年かじぃ〜〜っくり取り組んでいると、
進みの遅い子でも、それらが1つに結びつく瞬間が必ずあるんです。
「今が伸び時だな!」と感じる瞬間です。
この瞬間に、どのようなアプローチをするか・・・。
これまでのことを総復習する地固めに精を出すのか、
背伸びをさせ、ぐいぐいと前へ進めていくのか。
考えられる方法は、この全く逆の2パターン。
地固めをしっかりしておかないと、
すぐに「頭打ち」が来て、そこから先へ進めなくなってしまいます。
一生上達し続けていけるためのベースを作るためには、
この地固めがとっても重要。
でも、地固めばかりに気を取られていると視野が狭くなり、
上達のきっかけを見失ってしまうことにもなりかねません。
どちらのアプローチに将来性があるのか?
子どもの場合、
「理解力の度合い」なども検討しなければならないので、
本当に難しいなぁと思います。
でもね、先のカリキュラムに頭を悩ますことができるというのは、
とってもとっても充実した気持ちになれる素敵なコト。
生徒さんの成長を感じるからこその悩みですものネ。
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