幼児

2019年12月05日

ピティナのeラーニング連載開始

ピティナのeラーニングで連載を始めました。一人ひとりに応じたレッスン〜発達障碍者・幼児・不器用な子・飲み込みが遅い子〜
  
第1回〜第3回までは無料です。またピティナに寄せられた質問にお答えしたインタビュー動画が2時間分あるのですが、こちらも第3回以降無料で配信する予定です。
  
発達障碍の理解を広めるために、とても貴重な機会をいただきました。私はピティナの正会員ではありませんし、今後も正会員になる予定はありませんが、eラーニングに関しては全力投球で全身全霊取り組んでいきたいと考えています。少しでも悩んでいる先生方のお役に立てますように。そして、発達障碍の方々がピアノ教室を探さなくてよくなる社会の実現に近づく一歩となりますように!





emksan at 17:16|Permalink

2006年11月28日

幼児への指導〜まだまだ発見がいっぱい!!

5歳の子。
先生気づかなくってごめんね〜〜!がまだまだいっぱい!!

【音当てできてたのに、できないと思ってたヨ。ごめんね。】

ドレミファソの音当てゲーム。
先生が弾いたのは、何の音かな?

ずっとずっと答えが鈍かった。
2人ともごめんよ。先生が悪かった!

\古未縫疋譽潺侫.修慮鞍廚鮹討い討發蕕Α
△海痢屮疋譽潺侫.宗廚涼罎里匹譴を先生が弾くから、
 どの鍵盤を弾いたか当ててネ!


という方法に変えたら、二人ともバッチリ!!
ごめんよぉ〜〜。ちゃんと聴けてたんだよね。
ただ、音そのものと「ド」とか「ミ」とかいった音名が一致してなかっただけ。

今後はこの方法で、「音」「鍵盤」「音名」すべてが一致するように、
レッスンしていこうと思ったのでありました。

【白と黒は違うよね。気づかないでごめんね。】

sirotokuro
この2つ同じ音かな?

「違う」(生徒の答え)

試しに他の音でも同じような質問をしてみたら、

「違う」

やっぱり・・・。
そうだよね、違うよね。
白と黒だもんね。色が違うよね。(笑)
・・・・・この子、4分音符と2分音符の違いについては知っています。

音の名前は、白丸さんでも黒丸さんでも、
「ソ」は「ソ」、「ド」は「ド」なんだよ。
改めて説明。

説明すればわかってくれる。
ごめんね。説明しなかった私が悪かった。

子どもの視点が見えないばかりに、
生徒に苦労をかける私なのでありました・・・。
まだまだ見えないことがいっぱい!ごめんねがいっぱい!
そして、楽しい発見がいっぱい!

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2006年11月06日

幼児の視点(続)

幼児の視点のつづきです。

【自己中心性/中心化】

幼児の目の前で、
細長い容器に水を移し替えます。
tyuusinnka-1tyuusinnka-2
幼児はこれを見て、水が増えた!と判断します。
水面の高さにだけ注意がいくのです。
目立つ特徴にだけ注意が払われてしまうんですよね。

tyuusinnka-3

この絵。果物にも見えますが、人の形にも見えますね。
リンゴが顔で、ぶどうが手で、洋ナシが体、バナナが足。
これらを1つ1つにしか注目できないのが中心化。
人の形に見えたら、脱中心化しているということです。

・・・・・こんな風に1点にだけ注意が集まってしまうのって、
・・・・・発達障害のお子さんにも共通しているように思えるのは、
・・・・・私の気のせいかな。


こういうことを知って、だからレッスンに直接どう結びつけるか・・・ではなくて、
この子には教えようと思っていることがどんな風に見えているんだろうか?とか、
どんな風に理解しているんだろうか?とか・・・。
幼児には幼児の視点があるんだってことを知っているだけで、
アプローチの範囲が広がる気がするんです。

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2006年11月05日

幼児の視点

今日は幼児の世界を垣間見ようかなぁと思って・・・。
いくつかの実験をご紹介。

「なんでわからないの?」
「なんでそんな我侭を言うの?」


と思う前に・・・。
幼児の見え方がわかると、
働きかけ方が変わってきますよネ。
もちろん幼児に留まらず乳幼児や胎児にも、
私たちが想像もしなかったような、
すばらしい能力を秘めていたことが、
現代の実験で明らかにされつつあります。

でも、それはちょっと置いておいて・・・。
子どもの成長過程における、
様々なものの見え方をご紹介しようかなぁと思います。

【自己中心性】

rittaimokeijikkenn-1下手な絵でごめんなさい。
線だけで描いてます。<(;~▽~)

3つの山が置かれた立体模型。

このような景色が見える位置に、
幼児に座ってもらいます。

大人なら、わかりますよね〜。
自分の向かい側のイスに座った人が見る景色は、




rittaimokeijikkenn-2こんな風に見えるはず・・・。
お家の立っている岩場は、
大きな山に隠れて見えないはず。


ところが、子どもはそうは思わない。
自分が見えているものは、
他の人にも見えているはず
、と思う。

だから、向かいに座っている
お人形さんにはどんな景色が見えてるかな?
といくら訪ねても(4〜5歳児)、
自分と同じ景色の絵しか選びません。


子どもって、自分の知っていることは、
周りの人間全員が知っていることって思い込んでるところがありますよね。

例えば「学校の○○ちゃんがね。」と、
私が会ったことのない○○ちゃんのことを、
まるで私がよく知っているかのように話し出す。

このあたりの感覚は、
自閉症の方にも通じるのでは〜なんて思うことしばしば。
ピアジェはこれを「自己中心的思考」と言っていますが、
客観的に判断できないってことかなぁと思います。
「自己中」っていい響きではないので、
この言い方はあまり好きになれないんだけど・・・。(^-^;

成長するにしたがって、
少しずついろんなものが見えてきて、
客観的に物事を判断することができるようになってくる。
これって「経験」なんでしょうね〜。

・・・・・・次回につづく・・・・・


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2006年08月03日

ピアノと幼児の世界

昨日の記事で、
「何故学生時代、この気持ちよさに気づかなかったんだ?」
と書きましたが・・・。
学生時代の私は音楽にどっぷり浸かる代わりに、
幼児教育学にハマっていました。
まぁ、それが専門だったのだから当然なのだけれど。(笑)

もともとピアノ講師になりたいと思って入った大学だったので、
幼児教育学、幼児音楽教育学に関する講義を、
「ピアノ教育」という視点から見ようとしていたところがありました。
この「視点」はピアノ講師になってから、
幼児教育をやってよかった、と思う瞬間を多々生み出してくれました。

幼児教育学なので「造形」などという、
私が大の苦手とする講義もありました。
でも、とても面白く興味深い講義だったんです。
ただ作るだけではなく、先生の研究内容を知ることができたからです。

大学の講義って、
先生の研究内容を垣間見せてもらえる機会なんですよね〜。
例えば「幼児音楽教育学」という同じ名前の講義だったとしても、
先生の研究内容によって授業内容が変わってくる。
大学って面白いですね〜〜。

ちょっと話がそれてしまいましたが、
その「造形」で何が興味深かったのか。
とっても単純なことなのですが、
子どもの体の発達が具体的にわかって面白かったんです。

子どもの体の発達は、体の中心から外側へ進んでいきます。
最初は肩の関節のコントロールができるようになり(点を描く)、
それからひじのコントロール(線を描く)、
そして手首のコントロール(○を描く)、
最後に指のコントロール(○の端と端が繋がって描ける)。

ピアノを演奏するという行為は、この最後の段階です。
ひじのコントロールすらまともにできない子に、
指をコントロールさせようとしても、それは無理ですよね。
その前にひじや手首を操作できるように導いていかないと。

赤ちゃんって、自分の指先を不思議そうに見ますよね。
まだ自分の指先ってわかってなかったりする。(笑)
自分の指と自分の脳が繋がってない。
他人の手と自分の手の区別がつかない。

実は、3歳くらいのお子さんもそれに近いものがあるんです。
まだ脳と指先が繋がっていないんですよね。
私は、「この子はどれくらい自分の指をわかってるかなぁ〜」と、
とある「実験」をすることがあります。

.僉爾砲靴謄董璽屮襪房蠅鮹屬い討發蕕い泙后
△海了愼阿して、とある指を指定します。
  このとき重要なのは、決してその指を触らないということです。
  触らずに「この指」とその指をさしてください。

4歳になるかならないかくらいの子の場合、
他の指が動くことが多々あります。
まだ、指と自分の脳が繋がっていないんです。
こういう子に「何番の指」なぁんて指示したところで、
たとえ指番号がわかっていたとしても、
その指と脳が繋がっていないのだから意味がないんですよね〜。

ピアノは鍵盤の位置を把握できていなければならないし、
その鍵盤からどんな音が出てくるかイメージできていないと弾きづらいし、
その鍵盤をどの指を使って演奏するのかも考えなければならない。
その上楽譜を読まなきゃいけない。

あらゆることを瞬時にやらなきゃいけないのがピアノです。
「レを2の指で弾きなさい」なぁんて言ったところで、
鍵盤の位置が把握できていなければ、
わけわからん〜って混乱しちゃうし。
鍵盤の位置が把握できていても、
2の指がどれなのかわかっていなければ、
これまた混乱しちゃうだけだし。
2の指がどれなのかわかっていても、
その指と脳が繋がっていなければ、
自分の思った指と違う指が動いてたりするわけで・・・。(笑)

自分の思った指が動かせないということがわかったとき、
「この指動かして」という指示を、
実際にその指に触ってあげて指示するようにします。
それでもね、かなぁ〜り考えて動かしたりするんですよ。(笑)
そうやって考えて動かすことが脳と指を繋げるのに必要な作業なんですよね。

その他にも、例えば両手奏に入るとき。
左が54321、右が12345。
この動き、実はとぉっても動きにくい動きなんです。
音は両手とも「ドレミファソ」なものだから、
ラクチンだろうと思いきや、
指は両手とも全く違う指を操作することになるわけで・・・。

同じように5本指を同時に動かしたいのであれば、
左も12345、右も12345の方がずっと弾きやすい。
よく教材を探すときに「読譜」という観点から見ることがありますよね。
「1点ハ音」から観音開きになって音を覚えていけるような教材と、
「ハ音」と「1点ハ音」から、オクターブで音を覚えていけるような教材。

読譜という観点から考えると、
私は1点ハ音から高音低音へ観音開きで覚えていく方が好きです。
これだとト音記号とヘ音記号が繋がっているということも理解できるし。
でも、この方法は読譜という観点だけではなく、
運動面から見ても理想的!

子どもにはこの世界がどのように映っているのか。
子どもの世界では、すべての物質に生命が宿っています。
草木も風も太陽も・・・もちろん自分のぬいぐるみにも!
子どもの世界を一緒に体験できるって、
本当にすばらしいこと!楽しいこと!面白いこと!


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