レッスン

2013年09月02日

発達障害児に学ぶ効果的レッスンアプローチ セミナーお知らせ

【ネットでセミナー公開中/無料動画配信】

どんな子にも自在にレッスン!
悩みを解消するための3つの視点

発達障碍児から得た指導法は、障碍のない生徒さん、
経験値のある大人の生徒さんにも使える引き出しばかり。
アプローチを生み出すための”視点”の持ち方さえわかれば、
どんな子がやってきても自在に対応することができるようになります。

http://musestown.livedoor.biz/archives/cat_50036917.html



【下記のセミナーは終了しました。】

あきらめないで!ピアノ・レッスン
〜発達障害児に学ぶ効果的レッスンアプローチ〜
≪打てば響く3つの視点≫
個性を知る・理解力を知る・身体能力を知る



セミナー画像



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【終了したセミナー】

・2011年5月31日/伊藤楽器YAMAHAピアノシティ船橋
・2011年10月20日/スター楽器池上店
・2011年10月25日/国立音楽大学
・2011年11月2日/ヤマハ岡山店
・2011年11月18日/ヤマハ仙台店
・2012年1月16日/jet全日本エレクトーン指導者協会 本部指導室
            音楽療育鍵盤指導研究ネットワーク (渋谷)
・2012年3月4日/幼児音楽研究会115回例会(子ども教育宝仙大学)
・2012年4月17日/ミリオン楽器南浦和店
・2012年6月29日/兵藤楽器磐田店
・2012年10月30日/関西ピアノ芸術連盟主催(大阪)
・2012年11月9日/やぎ楽器店広畑本店
2013年9月5日/ヤマハミュージック新潟


emksan at 15:41|PermalinkTrackBack(0)

2012年10月23日

ムジカノーヴァ11月号に掲載できなかったカット文章

今月20日発売のムジカノーヴァ11月号から、
全3回で『発達障がい児のレッスン』という連載を始めましたが、
字数の関係でカットせざる得なかった部分があります。

第1回の今回は、
生徒さんや保護者の方との向き合い方に焦点をあてた、
mixiで「発達障害とピアノ」のコミュニティを立ち上げてくださった
かじはらかおる先生とのメール対談でしたが、
以下にご紹介する、カットした部分と合わせてお読みいただけたら、
より掲載内容への理解を深めていただけるのではと思います。


MUSICA NOVA (ムジカ ノーヴァ) 2012年 11月号 [雑誌]
MUSICA NOVA (ムジカ ノーヴァ) 2012年 11月号 [雑誌]
クチコミを見る




中)かおるさんは1年ほど音楽療法の講義を受けていますが、当時、ピアノレッスンで発達障碍児を受け入れるという発想は持っていなかったとおっしゃっていましたね。

か)そうです。地元大学が行っている音楽療法に参加させてもらいましたが、お年寄りや病気の方などの成人が対象だったので、それをピアノのレッスンに取り入れるという発想が全くありませんでした。同じ音楽でも、ピアノのレッスンとは別の事だと思っていましたから。音楽療法はどちらかというと治療の意味合いが強かったので、ピアノとは直接つながらない気がしていました。

中)本当にそうですね。かおるさんがいうように音楽療法は療法。ピアノレッスンは療法ではないですから。私も音楽療法について勉強した方がよいのかと悩んだことがあったのですが、音楽療法という言葉に違和感があって、結局勉強はしていません。お母様方は、音楽が大好きなお子さんの様子を見て、ピアノがこの子の支えになってくれたらと思いピアノを習わせるのであって、「うちの子の発達を促してください。」と習いに来るわけではないんですよね。ところで、以前、発達障碍児へのレッスンに不安があったとおっしゃっていましたが、どういった点が不安でしたか?

か)まず、発達障碍についての知識がなかったことで、素人の自分が手を出すべきではないという考えがありました。専門知識のない自分が、わけもわからないままそういう生徒さんを受け入れてはいけないと思っていたんです。やってみたいという気持ちはあっても、失敗したらどうしようという心配の方が強かったです。

中)ピアノ指導者って根が真面目なんですよね。発達障碍と聞くと音楽療法を勉強しなきゃ、専門知識を身につけなきゃと義務にかられてしまう。でも、私もかおるさんも専門知識があるわけではないですよね。私たちはピアノ指導においてはプロ、でも障碍についてはお母様の方がプロ・・・いや、お母様も試行錯誤の連続なんですよね。だから、お母様と二人三脚でレッスンしていけばいい。大切なことは、生徒さんの個性を知ろうと思うことなのだと思います。私は、子どもが大好きで生徒さんを知ろうと思える人であればだれでも、発達障碍児へレッスンできると思います。ところで、そんな不安を抱えていたかおるさんが、発達障碍児へレッスンすることになったきっかけはなんですか?

か)一度、自閉症の中学生を教えてほしいとのお話しがあったのですが、その時全く自信がなかったのでお断りしたんです。でもその事がずっと心にひっかかっていて、受けられなかった自分をとても情けなく思いました。その後、受け入れられる指導者と自分との違いは何なのか、しばらく考えていたのですが、その違いが見出せなかったんです。だったら自分にもできるはず、できないわけがない、と思い始めた時に、中嶋さんが私の前にスーッと現れたんですよ。(笑)鬼に金棒の気分でしたね。わからなければ助けてもらえるだろうと勝手に思っていたので、仲間の存在は大きいと実感しました。

中)私たちが出会ったのは2年前。あっという間に意気投合して、かおるさんは一瞬のうちにmixiにコミュニティを立ち上げてくださいました。コミュニティのメンバーはすでに184名。あっという間でしたね。想像していたより反響が大きかったので、多くの先生方が不安や悩みを抱えていらっしゃるのだと知りました。

か)そうなんですよね。私のように不安だらけで心細く思っている先生がどれだけ多く存在するのかを考えた時に、相談する相手、場所がほしいに違いないと思ったんです。デリケートな内容なので、同じ悩みを持った先生方が情報交換できる場所がネットにあれば、心強いですよね。コミュニティはメンバー以外非公開ですし、困ったことがあっても気軽に相談できます。私自身がそうだったように、相談できる場所があれば、私にもできる!という勇気が持てますから。(笑)


第2、3回は、「どういう教材を使っているのか」
「読譜はどう指導しているのか」
「多動の子の意識をレッスンに向けるにはどうしたらよいのか」
などをQ&A形式で取り上げていく予定です。




mixiのコミュニティ
「発達障害とピアノ」
ピアノ講師限定、非公開制
mixiは招待されなくても
登録できます。
http://mixi.jp/


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emksan at 11:21|PermalinkTrackBack(0)

2012年10月22日

ムジカノーヴァ新連載「どうしたらいい?発達障がい児のレッスン」

ムジカノーヴァ11月号から全3回で、
連載を掲載することになりました。


MUSICA NOVA (ムジカ ノーヴァ) 2012年 11月号 [雑誌]
MUSICA NOVA (ムジカ ノーヴァ) 2012年 11月号 [雑誌]
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11月号(10/20発売)は、
mixiで「発達障害とピアノ」のコミュニティを立ち上げてくださった
かじはらかおる先生とのメール対談です。
生徒さんや保護者との向き合い方をテーマにしています。
かおるさんとお話していると、
あっという間に字数制限を超えてしまいます。(笑)

雑誌というのは字数制限があるものなんですね〜。
当たり前といえば当たり前ですが、
初の経験だったので、カットするのが大変でした。
でもカットした分、密度の濃い記事になったのではと思います。

第2、3回は、「どういう教材を使っているのか」
「読譜はどう指導しているのか」
「多動の子の意識をレッスンに向けるにはどうしたらよいのか」
などをQ&A形式で取り上げていく予定です。

発達障碍の生徒さんを抱えて悩まれている先生、
ひとりで悩みを抱えずに、みんなで共有していきませんか?

かじはらかおる先生が管理人、私が副管理人をしている、
mixi「発達障害とピアノ」のコミュニティは、
無料でピアノ指導者であれば気軽にご参加いただけます。
内容は非公開制なので、
なんでも率直に悩みを打ち明け合うことができます。
是非お気軽にご参加ください。


mixiのコミュニティ
「発達障害とピアノ」
ピアノ講師限定、非公開制
mixiは招待されなくても
登録できます。
http://mixi.jp/


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emksan at 14:12|PermalinkTrackBack(0)

2012年10月01日

自分と何を比べるか?!

小学5年生の子。
親が天才の話をしたりするとすごく嫌がり、
自分より上手な子の話をされるのも嫌がります。
私も子どもの頃、同年代の神童キーシンの話を聞くと、
嫌な気持ちになったことを覚えています。
この子の場合、モーツァルトもNG。
私もそうだったかも・・・。

ところで、この子は私のことを天才と思っていたようで。(笑)
私という存在が、彼女にとっては大きすぎたみたい。
そこで、


「先生は天才なんかじゃないよ〜!
先生程度なんてゴロゴロいるよ〜!」


と言いました。


「先生より弾けない人もゴロゴロいるけど、
先生と同じくらいの人もゴロゴロいるし、
先生の上にもゴロゴロとたっくさんの人がいるよ。」


「○○ちゃんも同じことだよ。
○○ちゃんと同じくらいの人もゴロゴロいるし、
○○ちゃんより弾けない人もゴロゴロいるし、
○○ちゃんより上手な人もゴロゴロいるんだよ。」


この話をした後、この子の表情がすっきりしたのがわかりました。
大学入学当初の私と同じ気持ちなのかな。
地方ではトップクラスでも、中央にきたらただの人!(笑)


「なぁんだ、私程度の人間なんてゴロゴロいるし、
私より上手な人もゴロゴロいるんじゃん!」


なんだか一気に肩の力が抜けたものでした。
私が私と向き合えた瞬間。
誰かと自分を比べるのではなく、
自分がどうしたいのかという、
自分本位な視点で成長していける、
その出発点に立てた瞬間です。
それ以来、私が自分と比べる相手は、
巨匠と呼ばれる私には一生手が届かない人だけ。


”ゴロゴロしている人と自分は比べない”


これ、お勧めですよ〜。
プレッシャーに押しつぶされることもないですし、
自分を見失うということもありません。

巨匠は、私にとって最大の教師です。
ゴロゴロしている誰かと自分を比べて、
自分の学ぶべきことを見出すよりずっと有意義!!
自分の演奏に足りない点も一目瞭然です。
しかも見えてくることは表面的なことではなく根本的なこと。
表面的にやりすごして学んだ振りをしても、
巨匠には通用しません。


私程度なんてゴロゴロしてる!
私より上手な人もゴロゴロしてる!


この事実を受け入れるということ。
なぁんだ!って思える。
”私なんてこの程度”と思える強さというか。
この見地に立てたら、ホント自分本位に学んでいけます。
そして、そこには発見する悦び、
自分の成長を実感できるという快感があります。

ちなみに、私のいう「ゴロゴロしている人」は、
巨匠以外全ての人が対象です。(笑)
かなり広いですよね。
巨匠でなくても、
私の手が届かないような演奏家はワンサとおりますが、
そういう人も「ゴロゴロ」の中に入れてしまいます。
なんとおこがましい!ですが、
この方が自分本位に音楽と向き合えるので。

ゴロゴロしている相手と自分を比べると、
自分のペースが作れなくなってしまいますよね。
寄り道して、周りのいろんな景色に気付き、
それらをすべて自分の糧とすべき時期だとしても、
周りのペースに自分を合わせようとしてしまい、
それができなくなってしまう。

その上、ゴロゴロしているいろんな人が気になるので、
「あれもこれも!」と自分への課題ばかりが見えてしまって、
何も手がつかなくなってしまう。
やっているようでやっていない、
体だけ使って頭は使えていない、という現象に陥ったり。

このお話をした後のこの子。
ちょっと変わった気がします。
先生も天才じゃなくて、
ゴロゴロしている中の1人なんだとわかったこと、
それは自分にも言えることなのだとわかったことで、
気がラクになったのかもしれません。

最近、”夢中になれるものがない”と
嘆く青少年が多いように思いますが、
それって、誰かと比べるからなのでは?と思ったり。
周りを気にしていたら夢中になんかなれないですよね。
夢中になるということは、
そのことに対して自分本位になる、ということなのかもしれませんね。


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emksan at 12:56|PermalinkTrackBack(0)

2012年09月11日

研究発表初体験

ここしばらくブログの更新頻度が激減していたのは、これが理由です・・・。
この2カ月、ずっとずっとパソコンの前に座り続けていました。
平日は5,6時間、休日は10時間なんて日も!
初体験だったのできつかった!!

でも、大学時代卒論でお世話になった恩師に
ご指導を仰ぎながらのまとめ作業だったので、
学生時代に戻ったかのような、新鮮な気持ちもありました。
まぁ・・・確かに・・・・・
これまで経験したことのないタイプのきつさがありましたが。
なんとか乗り切ったなぁという感じです。
精神的に折れそうになる私の心を支え続けてくれた主人に感謝です。

研究発表の内容は、「ピアノ導入期における教材」です。
会場は東京家政大学。
幼児音楽研究会における発表でした。
周りは大学の先生方ばかり・・・。
私のような小さな街のピアノ指導者が発表だなんて!ですが、
恩師が実践派を応援してくださる方だったので、
このような貴重な機会を与えていただくことができました。

与えられた発表時間は20分。
厳密な時間割で6名の発表が次々に続きます。
終了時間5分前になると合図が出されるというシビアさ。
そして、その後はドキドキの質疑応答。

台本を作成し終えてからこの1週間、
のどが枯れるんじゃなかろうかというほど、
ストップウォッチを片手に練習しまくりました。(笑)
舌が回らないと時間通りに収まらない!
いかにすらすらと言いたいことが的確に口から出てくるか・・・。
ピアノの練習と同じです。

その上、初めて使用するパワーポイント。
実は、このソフトの存在を知ったのは最近のこと。
静止画と動画の両方を使用する必要があったので、
パワーポイントが一番よい、ということになったのです。

普段家にこもりきりの生活をしている私。
ノートパソコンにも使い慣れていないですし、
パワーポイントのソフトの使い方すら知りません。(^_^;)
主人に必要な資料や動画をスライドショーに作成してもらい、
パワーポイントの使い方を教えてもらい・・・。
まぁ、まさに手取り足とり状態でした。(笑)

また、当日無事機材が動作するのかが不安で不安で。
音声がきちんと出るのか、パソコンが固まってしまわないか、
ソフトがきちんと動くのか・・・。
不安だらけです。
でも、研究会でお世話になっているお2人の先生から、
いろいろとアドバイスをいただき、
また、当日接続などのお手伝いしていただくことで、
無事練習通り機材が動いてくれ、
練習通りにお話することができたのでした。

自分の頭の中身を、
誰もが理解できるような形で、
また、誰もが納得できるような形で提示するということの難しさを、
今回は痛感させられました。

私が提案するピアノ導入期における教材の在り方というものを、
どのような切り口から、どのような形で提示したらよいのか。
恩師のご指導のお陰で、まとめることができました。
恩師のご指導がなかったら、ごちゃごちゃとしてまとまりが悪く、
誤解を受けるようなまとめ方になっていたのではと思います。

今回は20分という制限があったので、
”表現を伴った身体へのアプローチ”に焦点を絞りました。
こんな風に焦点を絞ってお話できたというのも、
結果的にはとてもよかったことのように思います。

幼児音楽研究会では機関誌を発行しています。
昨日、研究大会発表のまとめを、
この機関誌投稿用に作成しました。↓
http://www.terra.dti.ne.jp/~emikosan/20120909.pdf


私以外の方々の研究発表は以下の通り。
機関誌は研究会会員になれば読むことができますヨ。
ご興味のある方は、是非こちらへ。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~youonken/index.html


・原 加奈氏(中野たから幼稚園) 
『絵本からのごっこあそび〜その展開と子どもの育ちについて〜』

・花輪 充氏(東京家政大学) 
『絵本の読み聞かせの自在性を探求する〜リーダース・シアターの手法を手がかりとして〜』
(東京家政大学学生さんによる実践)

・中山 裕一郎氏(信州大学) 
『「さくら・さくらんぼ」 保育における音楽について』

・大里 修二氏 (金城学院大学)
『 こどもと音楽における「まなびおこし、まなびほぐし」 』


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emksan at 14:21|PermalinkTrackBack(0)

2012年06月28日

障碍あるなしの分け隔てを持たない理由

今日私がツィッターにツィートした文章です。


私はレッスンをしていて、発達障碍と定型発達の分け隔てというものを一切感じません。発達障碍児だからこの物差しでこのアプローチ、定型発達児だからこの物差しでこのアプローチという使い分けがないということです。定型発達児にだって落ち着きのない子や理解力のつたない子はいます。(続


続き)落ち着きはないけれど理解力がすごく高い子だっているし、理解力はあるけれど体の使い方が不器用な子だっています。体の使い方は得意なのに理解力がつたなかったり。本当に人それぞれ。定型発達児だからといってこうアプローチすればいいという答えはないんですよね。(続


続き)自閉症スペクトラムの子にしたって、障碍名というカテゴリ分けは色々とあるけれど、特徴の組み合わせや強度の度合いは人それぞれ。この障碍名だからこう接すればいい、なんて簡単に答えが出せるわけではありません。こうしてみると、障碍のあるなしなんて関係ないんですよね。(続


続き)ということは、障碍がある子だからと気負う必要はないというコト。障碍のある子だから特別な視点でレッスンしなきゃいけないのかというと、そんな必要はないんですよね。障碍のあるなしに関わらず、レッスンの第一歩はその生徒さんを知ろうと思うことなのではと思います。(続


続き)生徒さんを知ることができれば、その生徒さんに応じたアプローチ方法を見出すことができます。障碍のある子のレッスンでは、その生徒さんをよく知ろうと強く意識するようになります。そして、その「知ろう」という視点を障碍のない子に用いると、障碍のない子へのレッスンもよくなるんですよネ。


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emksan at 16:38|PermalinkTrackBack(0)