バロック
2008年08月06日
私なりのバロック
最近なんかわかってきたこと。
それは、私がどうバロックを演奏したいのか、という立ち位置。
いや、古楽が好きなので、
ピアニスティックに弾くという立場ではないなぁ〜とは思っていたんですヨ。
でもね、チェンバロとは全く違う楽器ですからね、ピアノは。
そのピアノで演奏するわけですから、
もっと具体的なイメージというか・・・立ち位置が欲しかったのです。
それがなぁんとなくわかりかけてきた。
自分が見えてきた・・・という感じかな。
私がピアノでバロックを演奏する際に、大切にしたいと思っているもの。
それは、バロック独特のフレージングだったり、間合いだったり・・・です。
で、それをピアノで弾く以上は、ピアノの音色で弾きたい。
それが見えてきた。
これまでの私は、チェンバロの音が頭に鳴った状態で練習をしていました。
チェンバロ→ピアノに変換できないまま練習していたのデス。
でも、最近は違うのですよ。
頭の中でピアノの響きがする。
その曲のイメージを保ったまま、ピアノの響きがしてくるのです。
イメージとしては、
チェンバロよりクラヴィコード。
チェンバロよりリュートって感じなのかも。
ああ、これが私なんだなぁというものが見えてきて、
なんかとてもとても嬉しい。
ピアノ指導者としては、
4期を全体的にまんべんなぁくこなす必要があるのだろうけれど・・・。
でも、やっぱり私はバロックが好き。
でもって、フランスものが好きなんだなぁ。
大好きなバロックを練習しているときが一番楽しい。
だからこそ、私らしさが見出せてきているんだろうし。
これが他の時代だったらどうなんだろぉ・・・。<(;~▽~)
暗中模索からなかなか抜け出せないんだろうなぁ。
まぁ、他の時代は置いておいて、
今は大好きなバロックに身を存分に浸して堪能しよう♪
しあわせぇ〜。
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2008年08月01日
F.クープラン「葦(あし)」(MP3)
ミューズスタジオに、F.クープランの「葦(あし)」を加えました。
正直、この曲は辛かった!
何度自己嫌悪に陥ったことか・・・。
この3日間眉間に皺寄せっぱなしでした。
家事も手付かず、テレビを見てても集中できず・・・みたいな。(_ _;)
でも、一山越えたかなぁ。
実際はもう少しテンポが速いと思うけれど、
これ以上弾くと、思ったような音色にも、
思ったような表情にもならず・・・。
今の私はこの程度か・・・です。
とにかくもっとクープランをこなさねば、
行間を表現するところにまでたどり着けないですねぇ。
道のりはまだまだ遠そうです。
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2008年07月31日
要するにイメージなんだなぁ・・・
F.クープランを練習していて、
やっとつかみかけていること。
それは、クープランに限らずバロック全体にいえることなのだけれど。
ピアノ以外の楽器を想定して作られた曲を、
モダンピアノで演奏するとき。
チェンバロ→モダンピアノという変換作業が必要になってくるわけですが、
それが難しい。
どこまでチェンバロを想定し、
どこまでモダンピアノを意識したものか。
その兼ね合いがとてもとても難しいのです。
私なりの立ち位置というものが、
探り続けていれば必ずあるはずで、
それをどこに持ってくるか・・・なんですよネ。
で、なんだかつかみかけている気がするのです。
クープランをきっかけに。
要するにイメージなんだなぁ。
ということ。
その楽曲の持つイメージが、
私の中にはっきりあるとき、
そのイメージをピアノで音にすればいいんですよね。
大切なのは、イメージをはっきりと持たせるということ。
それは、チェンバロだとかピアノだとかいうのではなく、
その楽曲の持つ雰囲気だったり空気感だったり・・・そういうもの。
それをモダンピアノで表現すればいい。
今さらだけれど、これってすっごく感覚的なことで難しいのですヨ。
だからこのイメージを、具体的な言葉にすることはできないんですよね。
バロックのもつ空気感や、それぞれの作曲家がもつ空気感って、
経験によるところがかなぁり大きい。
でね、私は思うのです。
どんなバロックの曲を演奏するにしろ、
原点の雰囲気を知っておく必要はあるだろうって。
その楽曲にふさわしい楽器で奏でられることによってでしか得られない、
空気感や雰囲気って絶対あるんだもの。
だから、それを知っておくっていうのは、
モダン楽器で演奏する際に、絶対必要なことだと思うのです。
私の言う「イメージ」とは、そういう経緯を踏まえての「イメージ」。
で、私はクープランを通じて、
その「イメージ」を膨らませることができるようになってきたんだなぁと思うのです。
これは、ここ何年か古楽器の演奏会へ
足しげく通っている効果もあるんだろうなぁ〜と思います。
趣味が思わぬところで生きてきたって感じです。
やっぱり音楽は、自分の好きなところから、
少しずつ枝葉を伸ばしていくのが自然でいいですネ。
ああ、それにしてもちょっとはまりすぎ感があります。(^_^;)
新築の家のことも考えなきゃだし、
主婦的なこともやらなきゃだし。
でもね、一度はまっちゃうと抜け出せない性分なんですヨ。
レッスン以外、一日中頭の中はクープランです。
クープランが頭からはなれんっ!
昨日は頭痛がしました。考えすぎです。(_ _;)
忙しいから小品を・・・ってことで始めたのに、
こんなにはまっちゃったら、何も手がつかなくなっちゃうよ。とほほっ
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ラモー:クラヴサン曲全集@〔クラヴサン曲集(第1~第5組曲)/ラモー氏の小さなハンマー/新クラヴサン組曲集/王太子妃〕ルセ(hc)
「テティス」/クラヴサン曲集
恋の夜鳴きうぐいす~クープラン:クラヴサン名曲集
フランソワ・クープラン:クラヴサン曲集
クープラン:クラブサン名曲集
F. クープラン:クラヴサン曲全集 1(カミングス)
F.クープラン:クラヴサン名曲集@〔「クラヴサン奏法への追加/クラヴサン曲集第1巻/組曲イ長調 他〕センペ(hc)
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2006年08月23日
Airを弾く
今練習しているフランス組曲第2番には、
「Air」が入っています。
これって、アリアのこと。
でもね、ぜんっぜんアリアを感じることができなかったんです。
16分音符がたくさん出てくるし、
ゆったりしたテンポの曲でもないし。
どうもピンとこない・・・。(_ _;)
レッスンで「イタリア古典歌曲を思い出せばいいのよぉ〜。」
なぁんて言われたけれど・・・。
確かに歌いましたよ。大学時代に。
でも、考えてみるとただ楽譜どおりに歌っていただけ・・・。(^-^;
全く時代なんて考えずに歌っていマシタ。
バロックの歌曲って・・・・。
考えてみると聴いていない!(|||_|||)ガビーン
まったくイメージが湧かないのだから弾けるわけがない。とほほっ
で、早速購入したのがコレ。
何がいいのかさぁっぱりわからないので、
なるべく古典に近いような演奏っぽいのを買いました。
ヘンデル:アリア集~オンブラ・マイ・フ
ん〜〜。聴いてみるとだいぶ違う感じ。
大学時代は、一体何を歌ってたんだ?
今更何故「イタリア古典歌曲」を歌わされていたのかわかりました。(_ _;)
弦楽器の刻みや、拍の感じ方を意識して、
右手の「Air」の部分を演奏すればいいかな。
ちょっと見えてきた感あり。
でもでも、これ1枚ぢゃぁねぇ〜。(^-^;
もっと聴かなきゃですね。
ところで・・・私は声楽にはまぁったく詳しくないのですが・・・。
バロック時代の歌い方と、ルネサンス時代の歌い方は、
もうこの時点でかなり開きがあるのかな?
ルネサンス以前は、全くヴィブラートをかけないですよね。
私、その声がだぁいすきなのですが。
バロック時代は、そうでもないのかな・・・?
ピアノの歴史については、いろいろ興味があって調べたりしたけれど、
(当たり前ですね・・・ピアノのセンセなのだから・・・(^-^;)
声楽の歴史って知らない!!今更気づきました。
グレゴリオ聖歌やオルフェオから一気に現代に飛んでるなぁ。<(;~▽~)
イタリア古典歌曲に「古典」を感じていなかったのだから、救いようがない!(T_T)
ところで、パルティータ第6番のトッカータ、譜読み始めました。
バッハ・イヤーにするって決めたものの、結構辛いデス。(_ _;)
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