チェンバロ

2008年04月27日

チェンバロってなぁに?〜チェンバロ事始め

チェンバロの講座を受けてきました。
ギタルラ社という古楽器専門店(クラシックギター専門店)主催のものです。
いろんなチェンバロに触れると書いていたので、
こりゃ面白そうダ!と思って♪

illust-haruiro-1

実際、たくさんチェンバロに触ることができたんですヨ。
2段チェンバロと1段チェンバロ。
それからスピネット。
小規模の講座で、15名ほどしかいなかったので、
気軽に質問できるのも◎デシタ。
だから、この規模の講座って大好き。

これまで本を読んだり、講座を聴いたりと、
構造的なことはある程度把握していたのですが、
奏法となるとよくわからなくて。
その点が今回面白かったところです。

チェンバロにはダンパーペダルがないため、
指で音を繋げます。
この指での操作が、ピアノ以上にストイックなんだなぁと実感。
どういう音色が欲しいかで、
音の繋がりをかなぁり計算して弾くんですねぇ。

例えば、アルベルティバスなどは、
ピアノで演奏する際もフィンガーペダルを用いますが、
チェンバロの場合、このようなハーモニーだけでなく、
2音間のスラーなども、響きが欲しい場合は音を重ねるようです。
 ・・・・・ドソミソドソミソという形の伴奏型をアルベルティバスといいます。
    ある音を指で押さえたまま弾くことを、フィンガーペダルといいます。
    アルベルティバスの場合、ドソミソであれば「ド」の音を押さえたまま弾きます。


隣り合った音を重ねても汚く感じないのがイイですね〜。
ピアノで同じくらい隣り合った音同士を重ねてしまったら、
にごって汚くなるトコロ。
でも、チェンバロだと心地いいんですよね〜。

音をどの程度切るのか、
音をどの程度繋げるのか、
音をどの程度重ねるのか・・・。
これによってアーティキュレーションが変わってくるので、
それで変化をつけるそうです。
ピアノ以上に音を重ねられるだけあって、
そこいら辺の追求は、かなりストイックな気がしたんですヨ。
でも、面白そうっ!

ピアノでインベンションなどを演奏する際、
どの程度ピアノにその感覚を生かせるものか、
ちょっとやってみたくなっちゃったのデシタ。

それからそれから、通奏低音のお話もアリマシタ。
もちろん詳しい楽譜の読み方などを、
この短い時間で教えていただくことは不可能ですが、
ちょっと体験・・・みたいなのができたんです。

バスにドシラソドシラソというものがあって、
それにそれぞれ「ソドミ」「ソシレ」「ミラド」「ミソシ」という
ハーモニーを付けます。
あとは、先生が弾いているメロディに合わせて、
それらの伴奏をその場で即興的に弾きます。

難しい数字を読む必要もないので、
感覚的にアンサンブルの醍醐味を味わうことができました。
すっごく楽しかった!
こりゃ、通奏低音譜が読めるようになったら楽しいだろうなぁ・・・。
でね、通奏低音の1レッスンだけを受けるってことがね、
できるんですヨ。
6月まではちょっと忙しくて無理だけれど、
7月くらいに一度受けてみるのもいいな〜なんて思いマシタ。

で、もうひとつ。
ずっとずっと気になってたコトを質問してみました。
フランスとイタリアの違いです。
特に装飾音符の違いに興味があったのですが、
弾き比べをしてもらっちゃったんですヨ。

ta-tatemy37.jpgイタリアでよく使われる装飾音符。
フランスでよく使われる装飾音符、
というものを教わりました。
実際に先生の演奏を聴いて思ったこと。
とにかく、イタリアもの、フランスもの、
それぞれをたくさん聴いて、
たくさん弾いてみることなんですね〜。
実際に弾いてみないと
感じられないこともあるだろうと思いました。
まずは、経験を積むこと。
その経験によって、フランスっぽいとか、
イタリアっぽいとか、
感覚的に感じることができるようになるんだろうな〜と。
ってことで、もう少しフランスものを
弾いてみたいなぁと思ったのでした。


とぉっても充実した講座デシタ♪楽しかった〜!!


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2007年03月04日

ピアノの歴史5【ハープシコード供

ピアノの歴史 攜鞍廚領鮖法曚こちら
ピアノの歴史◆撻ラヴィコード機曚こちら
ピアノの歴史【クラヴィコード供曚こちら
ピアノの歴史ぁ撻蓮璽廛轡魁璽畢機曚こちら


【ハープシコード供

ハープシコードには大型のものと小型のものがあります。
大型のものは、きっとみなさんが想像している楽器。
グランドピアノに似た形のもの。
今日は小型のハープシコードについてのお話です。
小型のハープシコードは見た目にはクラヴィコードに似ているかも。
横長で鍵盤に対して弦が平行に張られています。

Spinet.jpg

これら小型の楽器をどう呼ぶかについては、
いろいろあるようで・・・。(^-^;
私もチンプンカンプンです。(笑)

例えば、17世紀イギリスでは撥弦鍵盤楽器すべてを
ヴァージナルと呼んだとか。
前回触れたようにハープシコードは英語の呼び方で、
国によって様々な呼ばれ方をしています。
最近では形や機構による再分類がされているそうですが、
ここまでくると頭がぐるんぐるんしてきちゃう私。

かといって、この話題に触れないわけにもいかないので、
小型のハープシコードがあったんだ〜
         ・・・・・
程度に触れたいと思います。(笑)

この小型ハープシコード、呼び名は2種類ほどあるようです。
スピネットとヴァージナル。
私はスピネットという言葉の方をよく耳にします。
でも分類でいうとこの2つの楽器、ちょっと違うようです。

ヴァージナル:鍵盤に近いほうに低音弦
スピネット:鍵盤から遠いほうに低音弦


これも絶対というわけではなく、
そういう弦の張られ方が多い程度のようですが。

新しい分類法によるスピネットでは、
ジャックが左の手前から右の奥へと斜めに並ぶヴァージナルと異なり、
鍵盤とほぼ平行に置かれ、
すべての弦が左から右奥斜めに張られています。
上記写真は国立音楽大学楽器学資料館に収められているスピネット。
短い高音弦はケースの手前。
長い低音弦は左から右奥に伸びています。

この弦の張り方、ジャックの位置だと、
ヴァージナルは長方形で作れますが、
スピネットは三角形にならざる得ません。

これら分類となるとチンプンカンプンになってしまう、
小型ハープシコードですが、
古くは15世紀中頃の文献に記されているそうです。
その後16世紀末から17世紀初頭にイギリスで大流行。
音楽史でいうと、ルネサンス後期からバロック初期にかけてですね。

ヴァージナルやスピネットは、
クラヴィコードのように小型で持ち運びしやすかったため、
卓上に置いて弾く家庭用として人気があったようです。


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2006年10月24日

ピアノの歴史

今日はお勧めのレクチャーコンサートシリーズをご紹介!!
フォルテピアノチェンバロの演奏会って、
どうしてこんなにワクワクするんだろっ♪

ピアノの歴史
2006年12月16日〜2007年3月24日 全4回
横浜みなとみらいホール 小ホール

・・・・・日時の詳細はピアノ情報をご覧ください。

嬉しいのが小ホールってコト。
もっと狭いスペースでもいいくらい。
でも、そんな贅沢言っちゃダメですね。

でね、楽器がすごいんですよ〜。
第1回「ピアノの誕生」では、
クリストフォリ1726年のレプリカが聴けます。
これはクリストフォリが最後に製作したと言われるフォルテ・ピアノで、
ライプチヒのカール・マルクス大学に保存されているもののレプリカ。

残念ながら、この日はお教室のクリスマス会で行けません。(T_T)
これは、ほんっとに残念。
だってね、「ピアノの歴史を考える」というレクチャーがあった後、
1時間ほど休憩。
その間、これらの楽器がホワイエに展示されるんです。
お茶やお菓子も出るらしく、
チラシを見る限りでは楽器に触れそうな雰囲気。
・・・・・触れると断言はできませんが。

休憩後18時から「ピアノの誕生」というレクチャーコンサート。
第1回とあって、凝ってるんですよね〜。

そして、私がチケットを購入した第2回!
興味深げなタイトル「謀略家としてのハイドン」です。
楽器も豊富!!

1782年ヴァルターのレプリカ(フォルテピアノ)
1755年ルフェーヴルのレプリカ(チェンバロ)
1730年頃ハスのレプリカ(クラヴィコード)


クラヴィコードがすごくすごくす〜〜っごく楽しみ!!
だってね、指でヴィブラートがかけられるんですヨ。
バッハはチェンバロよりこの楽器が好きだったと言われています。
でもね、音がすっごくすっごく小さいらしいのです。
当日ちゃんと私の耳にまで届くかな・・・。聴きたいよ〜〜!

そして、第3回。
これはねぇ〜、贅沢ですよ。ホント
まだチケット購入していないのですが、行きたい!!
「モーツァルト クラヴィーアの音の深層」
講師が海老澤敏先生なのです。
しかも、楽器がレプリカじゃない!

1790年頃ホフマン作 音域5オクターブのピアノ
1795年頃ホフマン作 音域5オクターブ半のピアノ


これね個人蔵らしいのです。
修理や調整を繰り返して普段から弾き込まれているピアノとのこと。
こういう弾き込まれ続けている楽器って博物館にはないらしく、
博物館の楽器とは違う、十分に弾き込まれたよい音がするのだろうなぁ〜と。
そういうのって、なかなか聴く機会がないですよね。

この2台のピアノで、
「2台のピアノのためのソナタ」が聴けます。
あぁ〜〜、もう買っちゃおうかなぁチケット!!
そうすれば、予定入れずに済むんだし。

最後の第4回は、
「ベートーヴェンとシュトライヒャー」
こちらもね、楽器が贅沢ですよ〜!
どちらもレプリカではありません。

1795年頃ホフマン作 音域5オクターブ半のピアノ
1818年シュトライヒャー作 音域6オクターブのピアノ


演奏は渡邊順生氏。
チェロソナタの特別演奏も聴けちゃう。
これも行きたい!!
あぁ、でもこれは3月・・・・。ソレイユ次第か・・・(_ _;)

ということで、講師陣も、演奏者も、楽器も!!
なんとも贅沢なレクチャーコンサートです。
早く行きたいなぁ〜o(^ー^)o

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即興するモーツァルト  
モーツァルト:フォルテピアノデュオ クラヴィーアの歴史と名器II
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チェンバロの歴史と名器(2)  チェンバロの歴史と名器
幻想のフォルテピアノ《月光》-クラヴィーアの歴史と名器
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【海老澤敏】
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