ソルフェージュ

2011年08月17日

私のソルフェージュレッスン

すべての生徒さんに、
本格的なソルフェージュレッスンができたらいいのですが、
そうもいきませんよね。
本格的にレッスンしようとしたら、
ピアノレッスン以外にソルフェージュのためのレッスン時間を設けなきゃなので。

私の生徒さんは、ほとんどが発達障碍の子で、
こういった子たちへのソルフェージュは、
それぞれの子に応じたものとなります。
譜読みへ挑戦できる子であれば譜読み中心に。
楽典がスイスイ入っていくタイプの子には楽典からのアプローチ。
理解より音感覚で覚えてしまう子には自由な作曲へのアプローチ。
ほんとイロイロ。

数少ない定型発達の生徒さんには、
ピアノとは別枠でソルフェージュレッスンを受けるようお勧めしているのですが、
それを受け入れてくださる生徒さんはほとんどいません。
みなさん趣味だし、他にも習いごとがあるし仕方がないんですよね〜。
そこで、ピアノレッスンにスケールやカデンツを加えたり、
呉暁さんの教材を使ったり・・・という程度にとどまってしまうのデス。

しかし、なかには別枠でソルフェージュレッスンを受けている子もいます。
今日はそのレッスン内容のご紹介。
是非みなさんの工夫も伺いたいところですが、
ブログは一方通行の発信手段なので、
一方的に私のレッスンの紹介になっちゃいますネ。(^-^;
機会があったらみなさんのソルフェージュレッスンも聞かせてください〜。


〜環乾好院璽襪肇デンツ
 まずは1オクターブだけで全調を目指します。
 記広気離デンツに慣れたら、記賢広気離デンツに挑戦。

移調奏その1
 これは早い段階から取り入れています。
 ,料阿5指の型で白鍵からの長調短調を覚えてもらうのですが、
 導入期は、この5指の型だけで移調できる曲を使います。

0楪漢佞修裡
 1オクターブで弾けるようになった調を使い、
 オルガン・ピアノ1巻程度の楽曲を移調します。

っ渦擦猟阿取り
 ドレミが全く聴き取れない子は、ドレミファソラシドシラソファミレドと、
 音の高さを覚えながら、音程に合わせて歌ってもらう訓練をします。
 この訓練をしているうちに、単音が聴き取れるようになってきます。
 最初は中間部の1オクターブ。
 それから高音部、低音部と範囲を広げていき、
 最終的に黒鍵も取り入れていきます。

ソ轍擦猟阿取り その1
 3度か5度かを聴き分けてもらいます。
 音名は答えなくてOK。

重音の聴き取り その2
 長3度か短3度か聴き分けてもらいます。
 聴き取りに挑戦する前に、長3度や短3度を全て弾いて歌います。
 このとき「ド、レの♯」では3度にならないことを説明。
 3度の音名で歌えるようになってもらいます。
 その後、聴き取りですが、ここでは音名で答える必要はなく、
 長短の聴き分けだけをやってもらいます。

Ы轍擦猟阿取り その3
 長3度、短3度の重音を、音名で答えてもらいます。

┘デンツの聴き取り
 弾けるようになったカデンツを聴き取ってもらいます。
 何調のカデンツなのかを答えるだけです。

呉暁さんの教材(リズムとふよみ)
 必ず拍子打ちしながら歌ってもらっています。
 (拍子打ちの方法は
こちら

  リズムとソルフェージュ(1) (6~8歳向け)リズムとソルフェージュ(1) (6~8歳向け)
著者:呉 暁
音楽之友社(1998-12-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


単旋律の聴き取り

 子供のための旋律聴音 メロディーのかきとり子供のための旋律聴音 メロディーのかきとり
著者:子供のための音楽教室
音楽之友社(2010-04-07)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


新曲視唱
 1分間楽譜を読んでもらい、その後1人で歌ってもらいます。
 1人で歌った後に、伴奏をつけて歌います。

きれいに歌いましょうソルフェージュ入門きれいに歌いましょうソルフェージュ入門
ヤマハミュージックメディア(1998-12-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


単旋律とカデンツの聴き取り
 両手でカデンツを弾きながらルルルで歌ったものを、聴き取ってもらいます。
 単旋律で歌を聴き取った後、カデンツを記賢垢能颪取ります。
 その後、家でカデンツを弾きながら歌ってきてもらいます。
 さらに、移調の宿題も出します。

才能を育てる子供のソルフェージュ(上)才能を育てる子供のソルフェージュ(上)
著者:呉 暁
音楽之友社(1998-12-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


2声の聴き取り
 聴き取った後、私とソプラノとアルトに分かれて歌います。

初歩から受験まで段階的に使える聴音問題集(3)和声聴音627問初歩から受験まで段階的に使える聴音問題集(3)和声聴音627問
著者:糀場 富美子
全音楽譜出版社(2008-11-12)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


ソルフェージュは幅が広いですよね。
舞曲の知識、構成の知識、時代様式の感覚、
楽譜からフレーズ(まとまり)を見つけたり・・・イロイロです。
これらはソルフェージュのレッスンだけで身につくわけではなく、
ピアノを弾くことで身につくことも多々あります。
そのため、音楽史についても楽典についても、
私はソルフェージュレッスンと連携をとりながら、
ピアノレッスンでも取り入れています。

1人の先生がソルフェもピアノも教えることの利点が、
ここにはあるような気がします。
ピアノの進み具合、ソルフェージュの進み具合を見ながら、
その生徒さんに応じたソルフェージュレッスンが可能だからです。
ピアノだけ進んでいてもバランスがとれないですし、
ソルフェだけ進んでいてもバランスがとれない・・・ですもんネ。

それにしてもソルフェージュは幅が広い!
1時間のソルフェージュレッスンじゃ足りないくらい、
あれもこれもやりたい!だらけ。(^-^;
クラシック音楽の世界は奥が深いヨ。


クリックで応援してネ♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ  Twitter「つぶやく」ボタン


emksan at 16:28|PermalinkTrackBack(0)

2011年01月13日

新たなソルフェージュ指導法に、またひとつ加えちゃいました♪

以前新たなソルフェージュ方法を見つけたとブログに書きましたが・・・。
http://musestown.livedoor.biz/archives/51896880.html

先日、この方法にもうひとつ要素を付け加えました。
前回出した宿題は、書きとったカデンツとメロディを、
弾きながら歌ってくる・・・ということでしたが、
これだけじゃつまらないなぁ~と。(笑)

そこで、今度は

「この曲ト長調にしてやってきてね。」

が宿題です。
普段からⅠⅣⅤⅠのカデンツは弾いているので、
やろうと思えばできるハズ、です。
一瞬メロディが何の音になるのか悩むのですが、
弾いている和音から派生している音だということがわかればラクチン。
えへへ、これでいろぉんな調を宿題に出しちゃおうっと。


クリックで応援してネ♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ


【ソルフェージュ---Amazon
5才のリズムとソルフェージュ<呉暁>(新版)
クチコミを見る
誤解されているソルフェージュ―感性・感覚を呼び覚ましイメージを音にする
クチコミを見る
ピアノの上達はソルフェージュから
クチコミを見る
ソルフェージュからピアノへ―4・5歳児の指導
クチコミを見る




emksan at 09:00|PermalinkTrackBack(0)

2010年12月22日

ソルフェージュ指導法新たに発見しちゃった♪

昨日に引き続き今日もソルフェの話題です。
先日こんな方法があったのか!という指導法を発見したのですよ♪
これは私が気に入って使用している教材です。↓


才能を育てる子供のソルフェージュ(上)才能を育てる子供のソルフェージュ(上)
著者:呉 暁
音楽之友社(1998-12-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


メロディにハーモニー(カデンツ)をつけるという教材なのですヨ。
つけるカデンツはとても単純な基本的なものなので、
それほど難しいものではありません。
両手でカデンツを弾いてもらい、メロディラインは歌ってもらう、
というのが普段の私のやり方です。

でね、先日発見した指導法はこの教材を違う方法で使うんです。
カデンツを弾きながら歌うのは私。
生徒さんには、私が歌うメロディラインの書き取りをしてもらいます。
メロディを書き取ったら、
今度はハーモニーを小節ごとにⅠⅣⅤという形で書き取ってもらいます。
最後に、書き取った楽譜をカデンツを弾きながら歌ってもらいます。

私が気に入っているのは、ハーモニーをカデンツとして書き取るということです。
昔受けてこなかった指導で、私に一番足りないと実感したもの。
それが機能和声です。
ドミソとして音を取るんじゃない。
Ⅰとして音をとるということ。
同じドミソだって、へ長調であればⅤになるのだから。
音楽する上で大切なのは、ドミソとして感じるよりⅠなのかⅤなのかというコト。
ところが私が受けてきた教育は生きたソルフェージュではなく、
ただただ単純に音を取る・・・という意味合いでのものだったのですよ。
まぁなんと機械的な!です。

それにね、この方法だと私の声を聴きとることになるんですよね。
これがまたイイ!!
実は私、ピアノ以外の楽器の音取りがとっても苦手だったんですよ。
特に声は難しくて。
ピアノだとすぐにわかるのに、人の声になると「?」になってしまう。
大学受験のとき、すっごくすっごく簡単な問題で拍子抜けしてしまったのに、
テープに録音された音だったものだから、最初書き取れず焦った私がいました。
耳が慣れるのに2回くらい聴かなきゃだったのですヨ。
キーボードの音源もそう。
ピアノ以外の音になるとどうも聴きとりづらい。

今はずいぶん慣れましたが、昔はそれができなかったんですよね~。
なぁんて不便な耳だこと!と情なくなったもんです。
基本、私は不器用なのですよネ。(^_^;) とほほっ
ということで、この方法すっごく気に入っています。
これから頻繁に使っちゃおう♪♪♪
効果的な指導法を見つけるとワクワクしちゃいますネ!


クリックで応援してネ♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ



【ソルフェージュ---Amazon

5才のリズムとソルフェージュ<呉暁>(新版)
クチコミを見る
誤解されているソルフェージュ―感性・感覚を呼び覚ましイメージを音にする
クチコミを見る
ピアノの上達はソルフェージュから
クチコミを見る
ソルフェージュからピアノへ―4・5歳児の指導
クチコミを見る


 


emksan at 09:00|PermalinkTrackBack(0)

2008年12月11日

《続》調性を感じるソルフェージュ指導

先日の記事の続編です。
今教えている生徒さんは小学1年生なのですが、
すっごく頭がいいんですヨ。
で、簡単なカデンツの理解にまで踏み込むことにしたのデシタ。
45分みっちりピアノと5線譜に向かい合って、
眠たそうにすることなくがんばってくれマシタ。スゴイッ


sol4

これは、先日話題にした長三和音聴き取りのためのもので、
レッスンでこの和音を5線譜に書いてもらっています。
ほとんど迷うことなく弾けるようになっていたので、
今度は5指の型のスケールにこの和音を取り込んでもらうことにしました。


sol1

ただの長三和音にしか聴こえてこなかったものが、
これだけで主和音に聴こえてくるのだから不思議。
そして、こういう形にすると響きそのものが変わって聴こえてきて、
響きそのものが覚えやすくなる気がします。面白いですネ。
これを白い鍵盤の音を主音とする、すべての長調で試しました。
 ・・・・この記事最後には、この形が変形しています。
    面白いコトがあったのですヨ♪



次にやったのは、記広気離デンツを弾けるようになるということ。
この日の生徒さんは、集中力とやる気にとても満ち溢れていたので、
小難しいことを説明してもついてきてくれそうな予感。
ということで、きっちり説明することにしたのでした。

3waon

ハ長調のスケールは知っていたので、
そこに3度3度の音を載せて、和音を作っていこうとお話しました。
「ドミソ」「レファラ」くらいまでは私が言って、
その後は答えてもらいました。
”3度の音程”についてはミュージック・ツリーというピアノ導入教材で、
すでに聞き慣れた身近なものだったので、わかりやすかったようです。
そしてその後、「ドミソ→ソシレ→ドミソ」を弾いて聴かせました。


「これじゃさぁ、ポンポン飛んで変でしょう?」


こくりと頷く生徒さん。


「だからね、ドミソに一番近いソシレに行くんだよ。」


この生徒さんは何にでも興味を持つ知識欲の高い生徒さん。
即行この話題に飛びつき、


「どこ?どこ?どこ?」


と自分で私の手を見ながら探し始めちゃいました。(笑)
そりゃ〜、すぐにわかるわけがないので、


「ソはさ、ドミソにもあったからここでいいでしょ〜。
だから、ここのソシレになるんだよ。」



と、シレソの和音を弾いて聴かせました。
生徒さんがスラスラと記広気鮹討韻襪茲Δ砲覆辰燭里鮓計らい、
今度はこう弾いてみようと提案。


sol6

ちなみに、この時点ではまだ導音の説明はしていません。
 ・・・・のちに、このことを指導する面白いきっかけが出てくるのですヨ。


弾けるようになったところで、5線譜に書いてもらうことに。
このときの生徒さん、とってもかわいかったんですよぉ。
子どもにとって和音を書くって難しいですよねぇ。
ドを書くとミを書く余白がなくなって、ドミという重なりの音が書けなくなっちゃったり、
ドミソと書けたと思ったら、倒れかけのビルのように斜めになってしまったり。
この子は音符が斜めにならないようにと、
音符が傾きがちな方向と逆方向に、
体全体を倒して書き始めたのですよ。
もうおかしくておかしくて!!
こういうところは、やっぱり小学1年生なのですぬぇ〜。

その後、ト長調でも同じことを説明し、
同じように弾き、それを5線譜に書いてもらいました。
そして、


「これがスケールっていうんだよ。
ここにスケールって書こうね。」


「そして、このハーモニーの動きのところは、カデンツっていうの。
カデンツにはいろんなカデンツがあって、
記広気世韻犬磴覆て、記賢広気箸ね、
これからいろんなカデンツが出てくるんだよ。」


と簡単な説明をしました。
で、フッと思ったのです。
これがスケールだと言われても、ピンとくるかなぁ〜と。

というのも、私がピンとこないタイプの子だったからなんですよねぇ。
半音と全音の並びがあって、
スケールの練習をひたすらさせられて、
ハノンの4オクターブのスケールを弾いていた時期ですら、
そのスケールと実際の楽曲の繋がりがどこにあるのか、
さっぱりわかっていなかったんですヨ。
私って、ホント頭が固くて融通の利かない子だったのです。


「でもさ、このままだとスケールってなにさ?だよね。
だから、これからスケールって何なのかをピアノでやってみよう。」


「そうだなぁ、ハ長調だとわかりづらいから、ト長調でやってみよう。
ト長調のスケールっていうのはね、このスケールにある音を使って曲を作ると、
ト長調の曲ができるってことなんだよ。
ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・#ファの7つの音だね。
ここで#のついていないファを鳴らしちゃったら、ト長調じゃない音だから、
ト長調の音楽に聞こえなくなっちゃうんだよ。」



あくまでも基本!のお話ですヨ。
ここに借用和音の音だったり、刺繍音の音だったりを加えてしまったら、
もう説明してられないっ!ってくらい複雑になっちゃうので。
ここでの説明は、単純な意味での説明なのデス。


「これからト長調のメロディを適当に作ってみようよ!
ルールは簡単だよ。ト長調の音だけを使って、ピアノを弾くこと。」



そしてしばらくの間、ト長調の記垢離蓮璽皀法爾髻
ループして何回も鳴らして聞かせました。
なにかきっかけがないと、ピアノを鳴らしづらいものですものネ。
このハーモニーにつられて、少しずつ音を鳴らしては考え、
鳴らしては考え・・・と思考錯誤していた生徒さん。
とうとう、素敵なメロディを思いついて、


「今のいいね〜!!そのメロディとっておこう。
で、その続きを考えてみようよ!」



何度かこの子が思いついたメロディをハーモニーをつけながら歌ってあげ、
続きのメロディが思い浮かぶのを待ちました。
そして、とうとう4拍子4小節程度の曲ができたのです。


「いい曲だったじゃ〜ん!今のはト長調だったよね。
じゃ、今度はハ長調で作ってみよう!」



このとき2人で大ウケしちゃったのが、
この子が弾いたハ長調のメロディが、
ト長調で弾いた曲だったということ。


「あははははっ!移調じゃないんだよぉ。
違う曲を作ろうね〜!」


「つられちゃう〜〜っ!」



移調じゃなかったんだということを認識し、
改めてハ長調の曲を思い浮かべる生徒さん。
メロディが思いつくまで大変そうでしたが、無事終了。


「じゃぁさ、ト長調とハ長調の曲を作ってくること。
これを宿題にしようよ。
楽譜にしてくるんだよ。」



これは、楽譜を書くいい訓練になるなぁ、という理由から出した宿題です。


このように、笑いの耐えない楽しい時間を過ごした後、
生徒さんが突然こんなことを言い出しました。


「あのね(ドレミファソファミレドと弾きながら)、
これさぁ、こう弾きたいんだよねぇ〜。」



sol2


この子は、○○○音楽教室に通っていた時期があり、
そこでのこれを思い出して、これで弾きたいと申し出てくれたのデス。
こりゃ〜いい!!と即行飛びついた私。


「いいね〜!じゃぁさ、こう弾いておいでよ。」


sol3


そして、ここでの導音に飛びついたんですヨ。
いい機会だ、この際導音についての説明をして、
それを演奏に生かしてもらおうじゃぁないの!と。(笑)

先ほど5線譜に書いたスケールの、
ドの前にあるシを色鉛筆で囲み、導音について説明しました。
そして簡単なハーモニーをつけながら、
適当にハ長調のメロディを弾いて聴かせ、
曲の途中で、ドミナントの和音を何度も鳴らしながら、
「シーーーシーーーシーーーシーーーシーーー」を連発。


「ねぇ、ずっとこの音聴いてると、
もうドに行きたくてたまらなくなると思わない?」



生徒さんがこくりと頷いてくれたので、


「導音っていうのはね、
主音に行きたくて行きたくてたまらなくなる音なの。
でね、主音に行くとホッとするんだよね〜。」



と、わざと緊張感のある音でシとドミナントの和音を鳴らし、
その後のドとトニックの和音を、
そりゃぁ、ホッとするような音で弾いて聞かせたのでした。


「でね、この導音ね、
この記広気力族擦涼罎砲發△襪鵑世茲諭繊
見つけられるかな?」



ここでシレソのシに色鉛筆で色をつけてもらい、

sol5


「このシは導音だから、すごくドに行きたい音なんだよね。
そう思って弾いてみようよ。」



と声をかけました。
この説明をしたのはこの生徒さんが始めてではなかったので、
説明の効力をすでに実感していた私。
でもね、改めて理解するってすごいなぁと思ったのですヨ。
ただジャンジャンジャンッと鳴らしていただけの記広気、
音楽になるんです。
このときもそうでした。
そりゃぁ、心を込めて楽しそうに記広気鮹討んですヨ。
でね、ドミソでホッとしたように弾いてくれて、それがかわいいんだなぁ〜。(笑)


今回のレッスンはここまで。
聴き取りや視唱、ワークブックなどは一切やらずに、
これだけで45分過ごしてしまいましたが、
生徒さんのとっつきの良さと集中力のお陰で、
とても密度の濃いレッスンになったのでしタ。
さぁ、今度はこれまでやってきたハーモニーの聴き取りですよん。
まずは、長三和音の聴き取り、定着すべくがんばってもらいましょぉ。(笑)



ランキングに参加してます。クリックで応援して♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 



【楽典/本---
Amazon.co.jp
新版 楽典―音楽家を志す人のための
クチコミを見る
音符と鍵盤でおぼえるわかりやすい楽典
クチコミを見る
絶対わかる! 曲作りのための音楽理論 [新装版]
クチコミを見る
演奏のための楽典―正しく解釈するために
クチコミを見る
ドラえもんの音楽おもしろ攻略 楽ふがよめる (ドラえもんの学習シリーズ)
クチコミを見る
青島広志の楽典ノススメ
クチコミを見る

楽天楽譜ランキング  楽天クラシックCDランキング  Amazonトップセラークラシック


 


emksan at 14:48|PermalinkTrackBack(0)

2008年12月04日

調性を感じるソルフェージュ指導

私は4歳からピアノを習い始め、
同時にソルフェージュのレッスンも受けてきましたが、
ソルフェージュを楽しいと思ったことがありませんでしタ。
だから、生徒さんに「ソルフェ楽しい!」と言われると、
すごく嬉しい反面、羨ましかったりもし・・・。(^_^;)

最初からわけがわからなかったんですヨ。
和音表が母親に渡され、
それを毎日音当てするという宿題。
1音ずつの音当てはとても得意で、
いくらでもやれるのですが、和音は別。
本当にわけがわからない。
でね、大人になってからわかったのですヨ。
何故あの頃、わけがわからなかったのか。


「ツェーゲ」

「ツェッファ」

「ハデゲ」



変な響きでしょう?(笑)
これ、上から順にドミソ・ドファラ・シレソ・・・です。
私はそれぞれの和音をこう言うように、
何の説明も受けずに教わったのです。
私にはこの言葉の意味がさっぱりわからなかった。
その上記憶力の悪い私は、
言葉が覚えられなくて言葉と和音が一致しない。
CDEFGAHというドイツ音名を知っていたにも関わらず!

大人になって、
ふと思い出したこれらの単語。


「そういうことだったの〜〜〜?!」


・・・なのです。
”ツェーゲ”は”C(ツェー)E(エー)G(ゲー)”ってことだったのね!と。
今さらにもほどがあります。(^_^;)
説明を受けていない私は、
頭が固いことも手伝って、ずっとわからずにやらされていたんですねぇ。とほほっ

このような音取りのほか、
私が通っていた音大付属の教室では、
単旋律の聴音、4声体の聴音、視唱などが主な内容でした。
小学低学年まで苦手だと感じていたソルフェージュも、
中学生の頃には、その附属教室で一番上のクラス。
テストでトップを取るまでになっていました。

でもね、最高クラスにおいてトップをとったからと言って、
大してすごくないのですヨ。
地方という狭い地域におけるトップ。
しかもその地域全体におけるトップではなく、
そこの音大付属という小さな世界でのトップなのですから。

ピアノもそうでした。
あそこではトップクラスでも、東京では私程度なんてゴロゴロいる。
ソルフェージュにしたって、
桐朋の付属を出ている人に聞くと、内容がもっと濃い!
もっと音楽的というか・・・。
それは、私と同じくらいの年齢の人でもそうなのです。
私がいた音楽教室のソルフェージュは、
桐朋の付属より何年が遅れた内容の指導がなされていたのでしょう。

で、今さらながらに何度も振り返ることになるわけです。
私が受けてきたソルフェージュは何だったんだろう?と。
ただ音取りしてただけじゃないか・・・と。
音取りは得意だったんですよ。
単旋律なんかいくらだって解けた。
でもね、それが本当の力となったかどうかは疑問。


高校にいる意味がわからなくなり中退、
それから何年か引きこもりに似た日々を過ごし、
○○○音楽教室に勤めたくて大検を受け合格。
その直後師事していた先生の生徒さんの面倒を見て、
自分のふがいなさに気づき、
大検合格した年の秋、音大受検を決心。

このとき再び取り組んだのは聴音ではなく、楽典でした。
 ・・・・当時、国立音大の聴音・視唱はとても簡単だったので、
    ほとんど勉強する必要がなかったのデス。
高校時代音楽の授業を専攻で取っていたので、
楽典は当時の復習をすればよかっただけ。
数年のブランクがあるとはいえ2回ほど繰り返して楽典をやっていたので、
3回目のこの時はかなりラクチンな状態でした。

でもね、苦手なものがひとつだけあったのです。
それは、調性判断。
昔からそうだった。
調性がわからなかった。
この曲は何調でしょう?と聞かれてもチンプンカンプン。
 ・・・・・今思うと、何故調性がチンプンカンプンで、
     他の楽典の問題が解けたんだ?と思うのですが。(^_^;)
     かなり遠回りな問題の解き方をしてたんでしょぉねぇ。。。


ピアノでスケールは弾いていましたよ。
付属音楽教室では毎年テストがあって、
練習曲以外にスケールを弾かなきゃいけなかったのです。
だから、イヤイヤ弾かされてました。
でも、スケールとはなんぞや?がよくわかってなかったんじゃないかと思うんですヨ。
ただ指を動かしていただけ・・・というか。

楽典でスケールについて教わりはしますが、
それが楽曲にどう関わっているのか・・・というところに繋がっていなかったんですねぇ。
ただ音が並んでいる、こういう並びだと長調で、こういう並びだと短調だと覚えただけ。
音楽的に理解できてなかったんだと思います。
難しい聴音ができれば調性判断ができる、
・・・とはいえないのですね〜。(^_^;)
事実、私は聴音はできていたのに、調性への理解がこんなんだったんですから。
いかに機械的に音をとっていたかってことですネ。

調性が体に染み込んだと感じたのは、
大学在学中○○○音楽教室に勤めるため、
グレード試験を受けたのがきっかけでした。
伴奏付けをしなければならなかったので、
簡単なカデンツを全調練習したのです。

これがよかった。
そして、実感したのです。
ハーモニーで調性を感じることの重要さを。
スケールだけじゃぁ足りない。
ハーモニーがあるから、調性を実感することができるんぢゃぁないの?と。
事実、私はこのとき以降それまでのことがうそのように、
様々な楽曲の調性を感じ取ることができるようになったのデス。

ピアノ講師になり、遅ればせながら改めてスケールの練習をしなおしました。
弾けるためのスケールではなく、感じるためのスケールです。
そして、やっとこさ音程というものを実感するようになりました。
中学・高校時代のピアノの先生に言われたこと。


「ここの跳躍を感じて。」

「ここは増音程だからそれを感じて。」



その意味がやっとこさわかったのです。
私の人生ってホント遠回り。(_ _;)
不器用にもほどがありますねぇ。
もっと物分りのよい頭に生まれていれば、
こんな苦労をせずに済んだものをとも思うのですが、
今さらですぬぇ。とほほっ


で、話はこの記事のタイトルに戻るのです。
自分に足りなかったソルフェージュとは何ぞや?
生徒さんたちに指導すべきソルフェージュとはなんぞや?と。
ソルフェージュレッスンを選択する生徒さんは少ないものの、
皆無なわけではないので、やはり研究しなければ!と思うのデス。

最近ある生徒さんに始めている音取り。
私が苦手としていたハーモニーです。
生きたハーモニーとして聴音できるようになってもらいたい。
そういう思いから始めていることがあります。


ヾ蔽韻淵デンツの調性を当てる。

記賢広気離デンツを弾き、
それが何調なのかを当ててもらいます。
思いのほかスラスラと聴音してくれるので、
次のステージへ。


⊆舅族擦鯆阿取る。

ハ長調の主和音「ドミソ」
ニ長調の主和音「レ♯ファラ」

といった具合に、白鍵からの全調主和音の音取りです。
まずは、すべてを弾けるようになってもらいます。
響きを覚えようね、とペダルを踏みながら、
融和した響きそのものを感じとってもらいます。
聴き慣れたところで音取りです。


実は、まだこの△涼奮です。
今後は、これらの主和音を転回させようと考えています。

ドミソ→ミソド→ソドミ

すべて”ドミソ”というハ長調主和音の響きです。
ヘ長調であれば5度の和音になる”ドミソ”ですが、
それはまだ先のこととして、
まずはこれら長三和音、短三和音のそれぞれを、
”融和した響き”として聴き取れるようになってもらいたいなぁと思っています。

”融和した響き”とは、
ミソドもソドミも”ドミソの和音”として聴き取れるということ。
これらができるようになってきたら、

ハ長調:ドレミファソファミレド、ドミソ、ミソド、ソドミ〜
ニ長調:レミ♯ファソラソ♯ファミレ、レ#ファラ、#ファラレ、ラレ#ファ

と弾いてもらおうと考えています。

そして、これらと同時進行しながら進めていくのが、
1オクターブのスケールです。
このスケールの最後に記賢広気離デンツを加えます。

この生徒さんはまだ小学1年生なので、
トニック、ドミナントなどの説明はしていないのですが、
ある程度理解力が増してきたら、それも伝えていく予定でいます。
これがわかってくると、カデンツがさらに面白く弾けるので・・・。
この指導は、もうすでに経験している生徒さんがいて、
ソナチネなどの楽曲内で、
重要なD→Tを説明しなくても感じ取れるまでになってくれています。

「ここはD→Tだよね。」

と伝えるだけで演奏が見違えるので、
いい方法なのだろうな、と感じているんですヨ。
 ・・・・・詳しくは2007.10.16の記事、
     
機能和声を感じて/生きた楽典をご覧ください。

ここいら辺までくれば、イロイロな方法で指導可能かなと思っています。
様々なカデンツの聴き取りができるようになってくる。
喉気砲發い蹐い蹐△襪掘↓帰犬箸いδ芦擦發任る。
短いいろんなハーモニーの進行を様々な調で実体験し、
調性を実感できる聴音が目標かな。

ソルフェージュって、ピアノと一体化していないと意味がないんだろうなぁと感じています。
私はピアノはピアノ、ソルフェはソルフェとしてレッスンを受けてきました。
それらが交互に影響し合っていたかというと、あまり自分では感じていません。
ピアノはピアノで楽曲やスケールを弾き、
ソルフェはソルフェで淡々と問題を解き・・・みたいな。(^_^;)

だから、ピアノを教えている先生が、
その生徒さんのピアノの状況に応じて、
ソルフェージュをレッスンするって、
すごく有意義なことなんじゃないかな、と感じているのデス。
ソルフェでこの間やったよね、とピアノのレッスンに繋げることができる。
逆に、ピアノでやっている楽曲に触れながら、
ソルフェのレッスンをすることもできる。
そして、それらの知識をピアノ演奏にどのように生かせばいいのか、
といったところまで指導することができたら最高だなぁ、と思うのです。

ここで難しいのが、私にない知識や技能は、
薄っぺらにしか伝わらない・・・というコト。
これが一番厳しいことかも。<(;~▽~)
第一前述の通り、
私の受けてきたソルフェージュは古いのです。
この片手落ちだった部分を克服していないと、
いいレッスンができない。これはとても苦しいことなのですヨ。(笑)

だからね、続けにゃならんわけです。
コレを・・・。がんばろぉ。


《ソルフェに関する記事でご紹介したことのある、私が使用している教材》

● フレーズを大きくみる(2006年11月03日)より

才能を育てる子供のソルフェージュ




● 演奏に生かす楽典-第3音(2008年11月06日)より

ピアノ学習者のための ピアノソルフェージュ(1)
ピアノ学習者のための ピアノソルフェージュ(1)



● ピアノ導入教材を眺めて(5)調の導入(2007.年11月22日)より

ミュージックツリーテキストブックパートA (改訂版)
ミュージックツリーテキストブックパートA (改訂版)
クチコミを見る



ランキングに参加してます。クリックで応援して♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 


【ソルフェージュ/本---Amazon.co.jp
5才のリズムとソルフェージュ&l呉暁&新版)
クチコミを見る
4歳のリズムとソルフェージュ&l呉暁;
クチコミを見る
誤解されているソルフェージュ―感性・感覚を呼び覚ましイメージを音にする
クチコミを見る
ソルフェージュからピアノへ―4・5歳児の指導
クチコミを見る
楽典―理論と実習
クチコミを見る
実践で学ぶソルフェージュ―音程・音階・和音・調の理解と実習
クチコミを見る

楽天楽譜ランキング  楽天クラシックCDランキング  Amazonトップセラークラシック




emksan at 09:00|PermalinkTrackBack(0)

2007年07月20日

ソルフェージュって大切

ソルフェージュを習っている子。
うちには残念ながら2人しかいないのですが、
時間に余裕があるのであれば、
ピアノとセットでレッスンを受けることをお勧めします。

1週間に1回だけ、家での宿題はあまりせず・・・としても、
やはり専門でソルフェのレッスンを受けていると、
ピアノの演奏ががらりと変わる
ソルフェージュは音楽の基本なのだと実感させられます。

最近対位聴音を始めた子。
なかなか低音部の音聴き取れない。
低音部って耳につきにくいんですよね。
聴き取れていないということは、
左手をないがしろにした演奏になりやすい・・・ということ。

聴き取った8小節の楽曲で、
右手を弾きながら低音部を歌ったり、
左手を弾きながら高音部を歌ったり。
右手を弾きながら低音部を歌うって、
結構難しいんですよ〜。

この子はちょうどインベンションに入ったばかりなので、
ピアノとの兼ね合いもばっちり。
インベンションでも同じようなことをやっています。
あの曲で、右を弾きながら左を歌うのはムズイですが、
”面白い”と思えればしめたもの。(笑)

こうやって低音部への耳の意識がはっきりしてくれば、
バッハに限らず、どんな曲でも左手への意識が変わるでしょう。
特に古典派は、
アルベルティ・バスなど単純に思える伴奏を、
いかに美しく弾くかで楽曲の仕上がりが全然違ってきますものネ。
これは、聴き取れていないと無理なコト。

両声部を同時に聴き取るって、
ピアノを弾いている人間は当たり前のようにやっていることだけれど、
これは当たり前なのではなく、
子どもの頃からの訓練の賜物なのだなぁ〜なんて、
ソルフェのレッスンをしていると思います。

今私が譜読みしているクララ・シューマンの楽曲にしたって、
両声部が聴こえてくるから、弾いていて楽しいんですもの。
ソルフェージュ能力は演奏を倍楽しむためのものなのかも・・・。


♪ランキングに参加してます。クリックで応援してね♪
banner_03 にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ・鍵盤楽器へ



【ソルフェージュ/本・楽譜】
4歳のリズムとソルフェージュ&呉 暁
5歳のリズムとソルフェージュ&呉暁&(新版)
子供のためのソルフェージュ(1b)
才能を育てる子供のソルフェージュ(上)
才能を育てる子供のソルフェージュ 下
和声聴音627問
聴音と視唱 2声の練習
旋律聴音の練習問題555
スケールは音楽の扉を開ける―スケールっておもしろい
音階の曲集―調の理解を高め中級へのステップを確実にする


楽天楽譜ランキング  楽天クラシックCDランキング  Amazonトップセラークラシック




emksan at 19:17|PermalinkTrackBack(0)