クープラン

2010年12月16日

アップライトピアノとグランドピアノ

久々に1年前録音したラモーを聴きました。




これがいい。
自分で言うのもなんだけれど、本当にいい。
今この演奏をしろといわれて、果たしてできるだろうか?と思うほどに。
ちょっと切なくなってしまいました。

当時私が弾いていたピアノはアップライト。
クープランやラモーの響きをアップライトで表現していたのです。
これがね、いいんだなぁ。
グランドピアノでこのような乾燥した音を表現するのはとても難しい。

この1年グランドピアノに慣れてきて、
いつの間にかこの時代の音楽に求めていた響きから
自分が遠ざかっていることに気づきました。
ずいぶんとピアニスティックに弾くようになってしまったなぁと。
私はどちらかというとチェンバロっぽくピアノで表現したい人間なんですよ。
それなのに、グランドピアノで弾くと気持ち良くなっちゃって、
ピアニスティックに弾きがち。


あれ?なんか違うじゃん。


わかる。今ならわかる。
グランドピアノはシビアなんです。(^_^;)
グランドピアノだって、このような乾燥した響きを求めようと思えば、
求められるハズ、と今なら思えます。
(ちなみに、1年前の私はそう思えなかった・・・。)

要するに、タッチのシビアさをどれくらい追求できるか、なんですよね~。
それがグランドピアノの豊かな響きに耳が慣れてしまい、
シビアに追求できなくなっている。
それが今の私のクープランなんだろうと。
面倒くさがちゃぁいけない。

ということで、ベートーヴェンはちょっと置いておいて、
もう一度クープランと向き合ってみようかな、と思い始めています。
ラモーの楽譜も取り寄せたいなぁ。

ベートーヴェンは楽曲が大きすぎるんですよね、今の私にとって。
譜読みするのに1週間みっちりとした時間が必要。
でも、今はそのようなまとまった時間を作ることができないのですヨ。
こういうときはクープランがちょうどいい。
グランドピアノでクープランを表現する。
初心に立ち返って、クープランともう一回向き合ってみようと思います。

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2010年12月01日

久々のクープラン再録音

ずっと気になってたんですよねぇ。
あの録音、気に入らなくなっちゃって。
で、やっとこさ再録しましタ。
クープランの「神秘の障壁」です。
あぁ、やっぱりクープランはいいなぁ~♪





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2009年11月05日

クープラン〜その家系と芸術〜

クープラン。好き好き・・・と言いながら、
何も知らないじゃん!ということで、
こんな本を買いました。


クープラン―その家系と芸術
著者:松前 紀男
販売元:音楽之友社
発売日:1985-11
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中古しか売っていなかったのですが、買ってよかった!!!
この本のお陰で、かなぁり立体的なイメージになってきました。
これまではルイ14世の晩年に活躍した人・・・程度のもの。

私にとってのルイ14世時代は、
ルイ14世が若かりし頃のものでリュリの時代なんですよねぇ。
バロックダンス全盛の時期というか。
でもね、クープランは違う。
時代背景が随分違ってくるのだと認識させられました。
特に、クープランのクラヴサン曲集はルイ15世の時代のもの。
ロココ趣味の時代なんですねぇ。

また、私がクープランクープランと言っているのは、
いわゆる大クープランのこと。
その前に、ルイ・クープランなる人もいるわけで。
この人の曲を全然知らない。
この本を読むと、ルイ・クープランはすっごい天才だったみたい。
文章を読む限り、対位法の扱い方など私が好きそうな感じ。
こりゃぁ、聴いてみなければ!なのデス。

また、フランス音楽の素地となっているリュート音楽。
リュート音楽をクラヴサンに置き換えたシャンボニエールという作曲家の存在。

クープランを演奏していると、
リュートっぽいなぁと思わされる部分と、
ソナタ(器楽合奏)っぽいなぁと思わされるところがあって、それが面白い。
でも、そんな感じがする・・・程度のもので、
リュートにしてもソナタにしても、
クープランの作品をもっと聴かなきゃなんだな、を実感です。

ところで歌曲!
クープランの歌曲は、どうやら私好みっぽそうです。
というのは、あまり合唱など大編成のものは作っておらず、
3声程度のものが多いらしいのですよ。
で、クープランにはすっごいソプラノが美しいいとこがいたらしく。
そりゃぁ美しい響きを想像させられる楽譜の一部が本には載っていて、
聴きたいぃ〜〜〜〜!!と強く思った次第。

また、クープランは宗教曲をたくさん作曲しているということもわかりました。
ルイ14世の晩年の過ごし方と深い関わりがあるようです。
この曲素敵ですネ♪
↓↓↓





それにしてもクープラン家ってのは複雑です。
だってね、おじいさんの名前を孫につけていたりするわけですよ。
同じ名前だらけで、ルイ・クープランにしたって、
どのルイ・クープランなのか頭が混乱しちゃいマス。(^^ゞ
家系図を見ても、あれ?私の好きなクープランはどこ?みたいな。(笑)

この本のお陰で時代背景やクープランの背景は、
随分と立体的になってきたので、
あとは「耳」ですネ。
リュート、ソナタ、モテットたくさん聴きたいな♪


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2009年11月04日

う〜ん・・・違うなぁ。

う〜ん。違うんですねぇ。違うんだなぁ。
先日アップしたクープランの『娯楽』。
後半が違う。
私のイメージはもっとテンポが速いんだな。
この演奏は、安全圏に入り過ぎちゃってスリルがない。
う〜〜む。
ホームコンサートが終わったら、練習しなおそう。

ちなみに、私が落ち着いたらもう一度練習しなおして、
録音しなおしたいと思っているクープランの曲。


・神秘の障壁


欲を言えば修道女モニクもなんだけれど、
これは自分のレパートリーとして残していないのですヨ。
本当に気に入った曲だけ、弾き続けているので。(^^ゞ

神秘の障壁は、耐えられないくらいになっている上、
「あ、これか!!」がちょいと見えてきた気もするので、
もう一度録音しなおしたいなぁと。

やっぱり時間って必要なんですねぇ。
なんとなぁく、それとなぁく、弾いている期間が、
結構重要だったりするんではなかろうかと、最近思い始めています。
体の中に楽曲が取り込まれていくのには、
1日8時間練習したとしても手に入らない何かがあるんだろうなぁと。
特に、私のように不器用な人間にはね。

それがこの年になってやっとこさわかりかけてきたので、
今回発表会で弾く曲(ドビュッシー『野を渡る風』)も、
結構熟成させてきたハズ?!
とはいえ、自分の思った通りに弾けるかどうか。
私は本番安全圏に入りたがるクセがあるので。
録音でそうなんだから、本番ならなおさら。

でもねぇ、この曲スリルが欲しいんだなぁ。
風がサササ〜と駆け抜けていくスリルが欲しい。
ところが、どうしても安全運転しちゃう私がいて・・・。
これ、意外とっていうか、かなぁり大きく分厚い壁な気がしています。
今後なんとかして乗り越えたい壁のひとつ。

若かりし頃のリヒテルだったら、
ミスタッチよりインスピレーションを取って演奏するんだろうなぁ、みたいな。
こういう人の演奏には、ググッと人の心を掴む何かがあるんですよねぇ。
ミスタッチなんて気にならないくらいの大きな大きな影響力が。
その楽曲の持つ本来の姿が見えてくるというか。

私にはまだまだ足りないもの。
それはね、ほんと、一生手が届かないほどに程遠いものなんですねぇ。
でも、あきらめちゃぁいないですヨ。
生きているうちは、なんとか掴もうと必死でいたいもんです。


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2009年10月30日

クープランMP3

クープランの『娯楽』をYouTubeにアップしました。
後半ガラリと雰囲気が変わる面白い曲です。
楽譜を見た感じは、『娯楽』という感じがしなくって、
どういう娯楽なのかな?と思った次第。
楽譜から受けたインスピレーションに正直に弾くことにしました。

前半は、貴族の優雅な昼間の娯楽。
後半は、夜の身を崩しかねない娯楽。
そんなイメージがあります。
貴族の表と裏を皮肉ったようにも感じて・・・。
まぁ、本当のところはこの楽曲に関する情報が
一切私の手元にないのでわからないのですが。(^_^;)

この楽曲に関する資料が手に入ったら、
まぁったく印象が変わってしまうかもしれません。
模範に聴いたチェンバロの演奏もなく、
どんな曲なのか楽譜という情報しか手元になかったので。
果たして私が受けた楽譜からのインスピレーションは、
一般的なものなのでせうか??ふあんだっ

この際強気で私は私よ!と言えりゃぁかっこいいのですが・・・。
まだまだ未熟者なので、そう言い切れない自分がいます。





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2009年10月29日

クープランに出会えてよかった

flo-102最近のピアノの練習はドビュッシー。
大方仕上がっていて、
あとは一発勝負でいい演奏ができるか否か
ってところにいます。
本番いつでもいい指で弾けるように
コルトーで準備を整え、
演奏が雑にならないための練習を少しして・・・。
あとは、突然でもいい演奏ができるように、
突然弾く機会を多く設けています。

これは大人の生徒さんみなさんに言うことなのですが。
練習をたっぷしりた後に通しの練習をしても、
本番それで弾けるかというと、そんなことないんですよね。
本番は練習をじっくりしてから弾けるわけではないので。

なので、お茶を飲んだりテレビをみたり、レッスンをしたりという合間合間に、
突然の機会を設けて弾いています。
特に発表会の講師演奏は、
イスや足台の出し入れなど雑用だらけなので、
気付くと自分の番!なのですよね〜。
気持ちの準備を整える・・・なぁんて余裕のないままに、
自分の番なのデス。(^^ゞ
だから、ホント、この練習が欠かせません。

でもね、これだけだとね・・・やっぱりね・・・。
気分転換が欲しい。
そこで、クープランなのデス。
本当はドビュッシーの前奏曲集第1巻を勉強中なんだから、
次の曲を譜読みすべきなんだろうけれど、
どうしてもクープランが弾きたくなっちゃって。

「娯楽」という曲を見つけて譜読みを始めています。
時間があっという間に過ぎます。
しかもこの時間がこの上なく心地よい!!
クープランの練習って、本当に心地がいいのですヨ。
音作りの作業が、私に合ってるんだろうなぁと思います。

ペダルに頼れないクープラン。
私好みの音色は、フィンガーペダルによる響きと
音と音の間に隙間を少し作る音色の2色。
音の長さを徹底して追求するだけで、音色が全然違うのデスヨ。
で、それがたまらなく面白くて気持ちよい!!

これに加えて、装飾音符の速さやタッチの違いで、
ソフトな音色になったりクリアな音色になったり。
ここいら辺はクープラン以外でも使うことなのですが、
クープランはこれらもかなぁり多用します。

クープランに出会ったばかりの頃は、
フランスバロック様式というものがよくわかっていなかったので、
とにかくチェンバロの模範演奏があっての譜読みでした。
でもね、今回の曲はCDを持っていないんですよ。
模範がない、という初の体験。
これまで培ってきたものがどう生きてくるのか・・・。
なんだか新種のテストを受けているみたい。(笑)

クープランはピアノのCDもさほど出てない上、
ピアノ寄りなのかチェンバロ寄りなのか、
崩して弾くのか全く崩さないで真面目一本で弾くのか、
とにかく解釈がさまざまなので、あまりあてにできないところがあります。
バッハ以上に答えが見えないというか。
なので逆に、様式さえはずしていなければ、結構自由に弾ける。

私、クープランに出会ったことで、
すごくすごく自由になれた気がしているのですヨ。
クープランの勉強は、
これまで出会ったことがないほどに暗中模索の勉強だったので、
そこで学んだことは、これまで以上に大きい。
クープランで自由になれた・・・というのは、
それだけ暗中模索したからなのかもしれません。

全く指示の書かれていない楽譜との出会いも大きかったかな。
楽曲の構成がどうなっているのかとかネ。
楽譜にはフレージングなんて何も書かれていないし、
そこら中に装飾音符だらけだし。
自分で終始のカデンツを見つけて、
どういうスタイルの装飾音符、どういう意味合いの装飾音符なのかを
はっきりと認識しないと弾けない。
どこからどこまでがひとつのフレーズなのか、
ハーモニーの流れをよくよく検証してみないとわからなかったり。
 ・・・・・あ、こと細かに和音記号で分析したわけじゃぁないですヨ。
     ハーモニーの動きに敏感になった、ということです。


また、これらの楽曲の中にはゆったりとした楽曲で、
左手の伴奏が安定していないと、
右手のメロディが美しく流れていかない曲もあったのですが、
これって私がとぉっても苦手な分野だったんですよね。
それが随分克服できた気がしています。
左手と右手を分断することができるようになったというか・・・。
左の伴奏が安定していても、右が自由に歌えるようになった。
今さら・・・なんですけれどね。(^^ゞ
これができているようでできていなかったんですねぇ。
ゆったりした曲は、それがもろバレになってごまかせないんですヨ。

これが克服できたのは、音作りにこだわって練習したため、
ソルフェージュ力が増したからなのかもしれないデス。
とにかくどんな弱音で、どんなに隠れた音でも、
全部の音がはっきりくっきり聞こえてくるんですよ。
そりゃぁ気持ちいいくらいに。
今までこんなにすべての音に意識がまわったことってなかった。
意識しているようで、意識できていなかった音の多かったことったら!!

なんで今まで聞こえてきていなかったんだろうって不思議になるくらいに、
表だった音以外の裏の響きが響いてきます。
そっか、全体の印象を形作っているのは、
実はこういう裏の裏に隠れた音だったのね!なのです。

クープランはモーツァルト以上にごまかしがきかない・・・と感じています。
だから訓練されたのかな。
クープランでは音作りにこだわればこだわるほど、
1音1音の音の長さを調節しなきゃいけなくなるわけで、
そのためにはどんな細かな音でも見逃せなくなるんだもの。
pmhusi56必然的にソルフェージュ力がつく。(笑)

それにしてもクープラン!やっぱり私はクープラン!!
いいんだなぁ〜〜〜。
ほんっとこの上なくクープランが好き。
こぉんなにも弾いていて楽しい、心地がいい、
気持ちがいい作曲家に出会ったのは、
初めてのことなので、もうたまんないデス。
弾いていてα波が出てくる作曲家って
あんまりいないでしょう?
私、クープランを弾いているとき
α波が出てると思います。
譜読み中、練習中なのにα波が出てくるなんて!
今日もクープラン練習して、癒されよう♪


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