ギリシャ神話
2010年07月23日
ロミオとジュリエット
体調がいいなんてブログに書いたら、
体調が悪くなってしまいましタ。(^_^;)
久々のダウンです。
いつ以来だろう、本当に久々のダウン。
今日なんとなぁく復活の兆しが見えてきましたが、
咳が出てきているんですよね。
ふうっ。夏バテでせうか?
そういや昨年もこの時期バテてたなぁ・・・。
ところで、今日はロミオとジュリエットなのです。
ギリシャ神話、オウィディウスが書いた変身物語。
神話伝説の変身に関する話を集めたもので、
先日朗読したのもここからのピックアップでした。
オウィディウス 変身物語〈上〉 (岩波文庫)
著者:オウィディウス
販売元:岩波書店
発売日:1981-09-16
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でね、まるでロミオとジュリエットじゃん!という物語があったのですよ。
もちろんあそこまで複雑ではないですが、
認められない恋愛、真夜中の落ち合い、
すれ違った勘違いによる死。
ここいら辺が、ロミオとジュリエットそっくりなのです。
そこで、シェイクスピアはこの伝説を知っていて、
ロミオとジュリエットを書いたのかな?と不思議に思い、
ネットで調べてみることにしました。
ウィキペディアです。ウィキペディアって便利♪
ありました、ありました!
『ピュラモスとティスベ』の文字。
やっぱりこれを元にしてたのね〜〜〜!!です。
なんか原型に触れることができて嬉しい♪
でもね元があるとはいえ、やっぱりロミオとジュリエットは現代的。
ピュラモスとティスベには、もっと古典的で素朴な味わいがあります。
ところで、最近ヒストリーチャンネルで
『神話の世界』〜神々の戦い という特集がありました。
全10話。ぜぇんぶ録画。
面白かった〜。
http://www.historychannel.co.jp/cgi-bin/time_t/epg370_title_list.cgi?title_year_date=20100717&title_time=110000&year=2010&month=7
特にオデュッセウスは、ホメロスの本を読んでいたので面白さ倍増でした。
ギリシャの神々以外に、北欧の神々も扱われていて、
それが事実上の歴史とどのように関わりがあるのかといった視点も、
興味を惹かれましたヨ。
また、当時の人々の価値観などが垣間見えてくるようなアプローチも、
面白かった理由のひとつかも。
そのほか、映画にもなった「指輪物語」も扱われていました。
映画は見ていたものの、それがどういう本なのか全く知らなかったので、
この特集をみて読んでみたくなっちゃった。
現代の人間が作り出した神話。面白いですネ。
あぁ、それにしてもメデューサが
こんなに悲しい性を持っていたなんて、知りませんでした。
当時の神々は時に不条理で、人間にもたらされる運命も不条理なものです。
メデューサという存在がこんなに知れ渡っているのは、
見た目やその特性だけによらず、
こういう悲しさを背負っていたからなのかもしれないですね〜。
突然ですが、『ピグマリオ』という漫画を思い出してしまいました。(^_^;)
ピグマリオ (1) (MFコミックス)
著者:和田 慎二
販売元:メディアファクトリー
発売日:2001-06
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ここに出てきたメデューサに、こういう背景って描かれてましたっけ?
思い出そうとしても全く思い出せません。(^_^;)
とにかくめちゃくちゃ面白かったという記憶だけが残っています。
なんだかまた読みたくなってきちゃいました。
買うと本棚がとんでもないことになりそうなので、漫画喫茶か?!
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2010年07月09日
まだまだ朗読
相変わらず、私って落ち着きがないなぁ〜。(^_^;)
でも、早口なのが気になって気になって。
やっぱりやり直そう!と思い立ったのですヨ。
朗読もピアノと一緒。
練習を重ねないとだめなんですね〜。
なんとなぁく読んだものを録音するから、こうなっちゃうんだなぁ。
でもね、いくら趣味とはいえ、
ここで適当なまま終わらせたら、
朗読している意味がないなぁと思って。
気づいた点があるなら、
同じ素材で練習して身に付けた方が、
きっとピアノ演奏にも生きてくるだろう、と思った次第。
ということで、前半の一部分を練習して録音しなおしました。
真面目に取り組むと、いろいろ考えさせられますね〜。
まず、声の質感とトーン。
一体この物語には、どんなナレーションの声質が合うのか?!
透明感のある声だと、なんだか浮きだってしまって、
ギリシャ神話が軽くなってしまうというか、
せっかくの素材が安っぽくなってしまうというか・・・。
で、トーンを低くして声質をかすれさせすぎても、
どうもいまいち違うんですよね。
最終的に、適度に落ち着いたトーンで、
声質はかすれぎみながらも、発声はしっかりしてて・・・
みたいなあたりに落ち着きました。
私の希望は、一定の重みを作品から感じる、
そういう朗読なのだけれど。。。
あとは、雰囲気なんだなぁ。
雰囲気のある朗読がしたいです。
正直アナウンサーの朗読は、あまり好きになれないのですよ。
それよりも熟練の俳優さんによる朗読が好き。
もうね、醸し出される雰囲気が違うんですよね〜。
私の目指す朗読はソレ。
これがなかなか・・・・。(^_^;)
そりゃ当り前だって。(笑)
でも、目指すものがある方がいいですよネ♪
楽しさが倍増するもん。
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2009年02月04日
読書熱復活
最近読書熱が復活してイマス。
ヘロドトスの『歴史』も読み終わりました。
最後の解説も面白かったナ♪
本当はね、音楽本で読みたい本があってすでに購入済みなのですヨ。
知り合いの先生が「面白かった!」と絶賛していたので。
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著者:青柳 いづみこ
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発売日:2005-06-10
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Amazonって1500円以上購入すると、送料無料でしょう?
そこで、先日購入した「愛の調べ」が500円だったので、
ついでにこれも購入しちゃったのデス♪
でもね、読書熱が復活したとはいえ、
今読みたい本は、どうやらギリシャ物らしく・・・。<(;~▽~)
なかなかこの本に手が伸びませぬ。
そこでヘロドトスの『歴史』後、読んだ本がこれ。
薄い本なので、あっという間デシタ。
ヘレネー誘拐・トロイア落城 (講談社学術文庫)
著者:コルートス
販売元:講談社
発売日:2003-02
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これは紀元後に書かれた本。
ヘロドトスよりずっと新しい文体です。
しかも書いたのはエジプト人らしい・・・。
当時エジプトではギリシャ文化が栄えていたらしく、
文体もギリシャ文学の伝統にのっとっているそうです。
とはいえ、ホメロスの「イリアス」や「オデュッセイア」とも違うんですよねぇ。
私はホメロスの文章の方が好きでした。
まぁ、訳にもよるのだろうけれど・・・でも雰囲気が全然違う。
ホメロスは紀元前、こちらは紀元後、何百年も違うのだから当然か。
ところで、この本を読もうと思った理由。
イリアスにはトロイア戦争の原因が書かれていないのですヨ。
この本は、そのきっかけとなった「ヘレネー誘拐」について書かれているのです。
ある程度内容は知っていたのですが、叙事詩で読みたかったので。
この本を読むまでは、ヘレネーを誘拐したパレスについて全くの無知だったのですが、
ここにはパレスの生い立ちなどについてかなり詳しく描かれていて、
ほうほう、そうだったのか!みたいな面白さがありましたヨ。
でも、イリアスに語られていたパレスとは、イメージが違うかも。
ヘレネーの描き方も、イリアスとは違っているような気がシマス。
トロイア落城にしても、ヘレネー誘拐にしても、
「こういう内容だったのね」という楽しみ方はできたのですが、
文学的に楽しめたかというと、
どうしてもイリアスとオデュッセイアの美しい文体が頭にこびりついていて、
なんだか物足りなさを感じてしまいましタ。
ところで、今読み始めてる本は、随分前に購入した本なのですが、
ギリシャ神話を羅列してる本です。
ギリシア神話 (岩波文庫)
著者:アポロドーロス
販売元:岩波書店
発売日:1978-06-16
おすすめ度:
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この本、まずびっくりするのは訳し方。
びっくりするというか笑っちゃうというか。
名前に「ー」が多すぎるんですよ。
発音はこっちの方が近いのかなぁ・・・。
でも、ほかの本とは違って多すぎる気が。(^_^;)
ヘパイストスはヘーパイストス。
ポセイドンはポセイドーン。
ヘラはヘーラー。
彼が目次を見て大爆笑したのは、オリオン→オーリーオーン。
さすがに、オリオンはやりすぎぢゃない??
あまりに読みにくいので、頭の中で「−」を削除して読んでいます。
ところでこの本。あまり文学的とはいえませぬ。
どちらかというと学術的な意味で書かれた本なのでせうか?
様々な逸話も、かなぁりドライに記述されており、
物語的な口調ではありません。
なので、全然頭に入ってこないぃぃぃ。<(;~▽~)
素人が手を出す本ではなかったのでせうか。
結構キツイかも。途中で断念か?!
なんか、もう一度イリアスとオデュッセイアを読みたくなっちゃってるしなぁ。(笑)
あぁ、だめだ!
キーボードを打ってるそばから、もうイリアスが読みたくてたまらなくなっちゃってる。
もう、この本断念決定ですネ。<(;~▽~)
ところで、紀元前に書かれた本で、
ギリシャ神話を叙事詩的な語り口で述べている本ってないかしらん?
どなたかご存知でしたらお教えくださいぃ。m(__)m
あ、それからトロイア落城についての叙事詩も、
紀元前に書かれたものってないでせうか?
どうにも、イリアスとオデュッセイアの文章がすばらしすぎて、
こういう語り口のトロイア落城が読みたいのですヨ。
それとも、松平千秋さんの翻訳が、それだけすばらしかったということなのでせうか。
今度「松平千秋」で検索してみよぉかな〜。
イリアス〈上〉 (岩波文庫)
著者:ホメロス
販売元:岩波書店
発売日:1992-09
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ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)
販売元:岩波書店
発売日:1994-09
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