音楽/その他

2021年06月01日

轟千尋作曲『目をとじて』



副交感神経が優位になるような、優しい曲。轟先生の作品を弾くと、轟先生ってと〜っても暖かな方なんだろうなと思います。轟先生のピアノへの愛情を感じる一曲です。



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emksan at 21:22|Permalink

2021年05月28日

小さい秋見つけた


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季節外れだけれど、大好きな曲をアップロードしました♬ イヤホンで聴いていただけたら嬉しいです。


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emksan at 13:50|Permalink

2021年01月28日

轟千尋先生の『きせつものがたり』より

音楽之友社から出版されているこの曲集、限られた音でこんなにも美しい、私が大好きな曲集のひとつです。

この曲は、小川のほとりをフンフン鼻歌を歌いながらお散歩している感じ。弾いていてとても気持ちがいい♬

大人の初心者の生徒さんにお勧めの曲集です。〜 講座 〜 
なんでも聞きたい!少人数制質問会 
http://musestown.livedoor.biz/archives/52256219.html 
「知っておきたい幼児の特性」シリーズ講座 
http://musestown.livedoor.biz/archives/52249060.html 


〜 書籍 〜




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2020年09月19日

久々の調律

コロナで家への人の出入りを制限していたため、調律も我慢していたのですが、とうとう耐えられず本日調律♬ 

歪みまくっていたせいで、調律を2度してくれたとのこと。かなりピッチが下がっていたので、狂うのもいつもより早いかもしれないと言われました。

弾くとビヨよよーんと、いやぁな歪みがあったのでスッキリして嬉しい〜!!!





emksan at 15:38|Permalink

2015年09月01日

朗読 アンデルセン作 ヒナギク

久々に趣味の朗読を楽しみました。
ここ数年はホームページにリンクせず、FBに投稿しています。
ミューズスタジオの更新は手つかず状態。
リンクすればよいだけなのですが、
FBがあまりに手軽なものだから、
ホームページの更新が面倒になってしまい・・・。(^_^;)

これまでの朗読録音はどれも作品の一部分でしたが、
今回は、アンデルセン作『ヒナギク』の全てを録音しました。
この作品は、アンデルセンの中でも特に好きな作品で、
以前、この物語に捧げる曲を作曲したことがありました。

朗読するならこの曲を使いたいと思い、
早速、多重音声で編集できる無料ソフトをダウンロード。
今はすごい時代ですね〜!
こんな機能の高いソフトを、
営利目的でなければ無料で使わせてもらえるのですから。

使用楽曲は、以前作曲録音したものです。

『陽だまり』
『忘れられた小さな歌』
『異国の風』
『ヒナギク』

ヒナギクだけはカットなしで使いました。
この作品を読んですぐに作曲した曲なので、
私の読後感がそのまま曲になっている感じ。

久々の朗読。
本当に楽しかった!
昨日は丸一日、遊園地で思う存分に遊んだような気分でした。(笑)
たまにはこうやって、伸び伸びと自由に遊ばないとですね♪


【朗読 アンデルセン作 ヒナギク(前篇)】

朗読/音楽/演奏 中嶋恵美子
写真 eflon


https://www.facebook.com/emikopiano/videos/464760233706962


【朗読 アンデルセン作 ヒナギク(後篇)】

朗読/音楽/演奏 中嶋恵美子
写真 eflon


https://www.facebook.com/emikopiano/videos/464889253694060


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2014年07月20日

あの頃聴いた曲

今でこそクラシックばかりを話題にしていますが、
この私がクラシックを聴くようになったのは、
大学を卒業してからだと言ったら、
ブログを読んでくださっている方々は、
驚かれるかもしれません。(笑)

ピアノ指導者なりたての頃、
「何も聴いてない!何も知らない!」ということに気づきました。
クラシックを聴き始めたきっかけは、
義務感だったのです。
自分を育むためにはもっと聴かなきゃと、
かなり焦った気持ちで聴き始めました。

小さい頃からピアノが大嫌いになるほど練習して、
そのくせ全然聴いていなかった私。
子どもの頃は、先生から与えられた課題だけをこなし、
自分が弾く曲すら聴いていませんでした。

さすがに大学時代は、
自分が弾く作曲家の曲くらいは聴くようにしていましたが、
それも楽しみではなく義務。
いい演奏だなぁ・・・とか、思うには思うんですよ。
でも、それ以上でもそれ以下でもなく、
夢中にはなりませんでした。
あくまでも練習中の曲の
参考程度でしかなかったのです。

先日ふと、昔聴いていたような曲を
好んで聴かなくなったなぁと思いました。
気付けば、聴いている曲はクラシックばかり。

ピアノが苦痛でしかなく、
「ピアノをやめる!」とボイコットした中学時代。
映画『スタンド・バイ・ミー』の影響で、
60年代アメリカンポップスのカセットBOXを購入し、
よく聴いていました。

中学時代聴いていた音楽は、
このほかに、オフコース、安全地帯、久保田利伸。
吹奏楽部でパーカッションをしていたので、
T-SQUAREやカシオペアのバンド譜を買ったり、
耳コピーをしたりして、
よくドラムを叩いていました。

高校時代はバンドを組み、ドラムを担当。
高校3年のとき、高校にいる意味が見出せず中退。
大検を受け、大学を受験するまでの数年間は、
インド料理店でバイトをしたのがきっかけで、
エスニックな雰囲気に惹かれました。
知り合いにタブラを叩かせてもらったり、
ワールド・ミュジックをよく聴くようになりました。
サンバ、ボサノバ、レゲエetc.
あの頃の私に合っていたのだろうと思います。

その後、今の主人の影響でジャズ。
主人が聴いていたのはビックバンドだったので、
それ一辺倒でしたが、
私にとっては新鮮な世界でした。
この時期、ミニマルミュージックの存在を教えてくれたのも主人。

大学に入ってからは、
友人の影響で、ドリカムにはまりました。
生まれて初めてカラオケを経験したのも大学時代。
それまではカラオケで歌える曲なんてなかったですし、
カラオケには全く興味を持っていませんでした。
友人が歌っているのを見て、
歌えたら楽しそうと思うようになり、
ドリカムを歌うようになりました。

「クラシック」の「ク」の字すら出てこない、私の音楽歴。
私にとってクラシックは弾くためのもので、
聴くための音楽ではなかったのかもしれません。

クラシックっていいなと思うきっかけになった曲は、
フォーレのレクイエムでした。
大学を卒業して仙台へ帰り、
某音楽教室でピアノを教え始めた頃のこと。
フォーレのノクターンを弾いたときに購入したCDでしたが、
久々に聴いたら、はまりました。

このCDはいつも車の中にあり、
ドライブをしながら聴いていました。
仙台は緑が多く、こういう曲が似合う。
この頃から1人でいるときは、
こういう静かな曲を聴くことが多くなりました。

結婚し、東京でピアノを教え始めた頃、
CDではなく、生の演奏を聴かなければと思うようになりました。
せめて月に1回はコンサートへ行こう。
義務として自分に課したコンサート通い。
最初は、どういうコンサートがよいのかわからなくて、
手当たりしだい行きましたが、
そのうち「感動できそう」という演奏会がわかるようになり、
選んで行くようになりました。

コンサートでの感動体験が、
義務から私を救ってくれました。
心が震えるという悦びを知ったからです。
また、ピアノ音楽だけでは勉強にならない、
もっといろんな音楽を聴かなければと、
ピアノ以外のコンサートに、
足を多く運んだのも功を奏しました。

その後、ピアノの歴史を勉強しているうちに、
古楽に出会いました。
バロックダンスを観る愉しさ、
古楽を聴く愉しさに芽生えました。
そこに「学び」という義務は一切ありませんでした。

古楽が趣味になったことで、
音楽史が義務から趣味に生まれ変わりました。
そこにはタイムトリップできる楽しさがありました。
どんな服を着ていたんだろう?
どんな食べ物を食べていたんだろう?
どんな乗り物に乗っていたんだろう?
どんな生活習慣があったんだろう?
どんな化粧をしていたんだろう?
生活の中にどんな音があり、
どんなにおいがあり、
どんな明かりがあったのだろう?

そんな興味から、
HPに「ピアノ史メモ年表」を作成することにしました。
文学、美術、科学の歴史がピアノ音楽史と一体となった、
一目でわかる年表が欲しくて。
ないなら自分で作るしかないと作り始めました。
結局自分が好きな時代に留まっており、
そこから先へ進めていないのですが。(笑)

あんなに遠かったクラシック音楽が、
今はこんなに近い。
一口にクラシックといっても、
好んで聴く曲にはかなりの偏りがありますが、
義務ではなく、好んで聴けるようになった自分が、
嬉しくもあります。

あんなに嫌いで、
苦しいだけだったピアノの練習も、
いつの間にか心地良いものになっているのだから、
人生わからないものですね。


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