ピアノ/練習&勉強

2018年07月05日

小倉さんのご自宅で講座

先日、小倉さんのご自宅講座を受講してきました。FBに開設した《フォルテピアノ(ピアノ指導者限定)》グループで、小倉さんのご自宅で講座を開いていただきたい!という声が上がり、実現した講座です。私はそのとりまとめ役。

第1回となる今回は、導入編として3期全体を眺めました。題して「ピアノの歴史と奏法について 18世紀〜19世紀後半」です。使用楽器は5台という贅沢さ!
  
・チェンバロ
J.クリンクハマー製作(作者不明 アルザス地方)

・クラヴィコード
深町研太製作(Ch.G.Hubert1770年代 ドイツ)

・フォルテピアノ
Ch.マーネ製作(Anton Walter1795年 ウィーン)
J.B.シュトライヒャー製作(1845年 ウィーン)
プレイエル製作(1848年 パリ)

シュトライヒャーとプレイエルは復元ではなく、当時の楽器です。前半2時間は、小倉さんの演奏付きで3期のお話。なんと10曲も弾いてくださいました。(抜粋あり)お話を聞くだけではわからないことが、実際の演奏を耳にすると体感できます。

参加者の中には、まだ一度もフォルテピアノの演奏を生で聴いたことがないという方もいらしたのですが、みなさん一気にフォルテピアノの世界に惹き込まれたのではないでしょうか。私はシュトライヒャーのシューマンに涙してしまいました。でもね、涙したのは私だけではなかったようです♪

その後はそれぞれ担当を決めた楽器で、1人4分程度のミニレッスン。これがとてもよかった!「ああ、そうか。私もこうなのか。」と思うアドバイスを受けた人が、その場で見違えてよくなる瞬間があったり、その点について小倉さんが様々な角度からアドバイスしてくださるのを聞けたからです。これらは、1人でレッスンを受けていてもなかなか得られないこと。

この日の夜は興奮して寝つけないとわかっていたので、動画編集を明け方5時近くまでしました。寝不足になったとはいえ、とても良い復習に。やはり直後の復習はイイ。   

・小倉さんのアドバイスの声
・小倉さんの手の動き   

ミニレッスンとはいえ、全員に共通した小倉さんのアドバイスがあるはずなので、それが見えてくるような動画にしたいと、この2点に気をつけて録画していたのですが、これが功を奏して、13分程度の短い動画ながらも、全員のレッスンに共通していた「何か」が見えてくる動画になったように思います。




講座は大好評。今後継続していくことに決まりました。次回はバロックがテーマ。前半は小倉さんのお話(モダンピアノへの応用についても触れていただきます)、後半はクラヴィコードかチェンバロのどちらかで、一人4分程度のミニレッスンを受けます。継続メンバーの募集は終了したのですが、「単発でも受けてみたい!」という方のために、キャンセル枠を設けることにしました。詳細は、FB非公開グループ《フォルテピアノ(ピアノ指導者限定)》へどうぞ。

《フォルテピアノ(ピアノ指導者限定)》
FBに非公開グループを作成しています。小倉貴久子さんもメンバーに加わってくださっている、とても贅沢なグループです。フォルテピアノについてよく知らないという方も大歓迎。投稿を読むだけでも面白いグループなので、どうぞお気軽にメンバーリクエストしてくださいね♪
https://www.facebook.com/groups/189358371794097/

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emksan at 14:55|Permalink

2018年04月10日

Facebookフォルテピアノグループ(ピアノ指導者限定・非公開)

Facebookに《フォルテピアノ》というグループを作りました。ピアノ指導者限定のサークルのような雰囲気のグループで、気楽に語り合えるよう非公開にしています。先日フォルテピアノ第一人者の小倉貴久子さんがこのグループに加わってくださり、なんとも贅沢なグループとなりました♪

フォルテピアノ1

よく知らないけれど興味があるという人から、コアなフォルテピアノファンまで。かしこまることなく楽しくやりとりできる、和気あいあいとしたグループです。

こんな素敵な写真付きでコンサートの感想が投稿されたり・・・

フォルテピアノ4

こんなコアな情報が投稿されたり・・・
  
フォルテピアノ5

ブッフホルツって?ですよね。ショパンがポーランド時代に使っていたピアノの製作者です。これはショパン研究所がこの楽器を復刻したというニュースで、こういった興味深い情報が「何それ?」「知らない」「教えて!」と気軽に言い合える空気感の中で交わされているのが、このグループ♪
  
ご紹介した投稿は佐野安子先生のもの。(公開のご了承をいただいています)こういうニュースは佐野先生のお得意分野!一体どこから仕入れてくるのやら?!情報通がグループにいてくれることのありがたさったら♪

これ ↓ は指をくわえながら「行きたいねぇ」「ため息がでちゃうねぇ」「ため息どころかよだれが出ちゃうよ」なんてやりとりをした投稿。ほんとポーランドに行きたくなっちゃう。

フォルテピアノ2

極めつけはコレ!グループを立ち上げてすぐに「小倉さんのご自宅で講座を受けたい!」という話が持ち上がり、ものすごぉい勢いで決まった企画。
 
フォルテピアノ3

参加者は現在14名。残り3名の募集となっていますので、ご興味のある方はお気軽にグループへメンバーリクエストしてくださいね。ピアノ指導者であれば、どなたでもご参加いただけます。

もちろん講座に参加しなくてもメンバーリクエスト大歓迎♪ フォルテピアノについて知らなくても、読んでいるだけで「へぇ〜」と自然にフォルテピアノが身近になる、そんなグループです。

Facebookフォルテピアノグループ
https://www.facebook.com/groups/189358371794097/


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emksan at 11:53|Permalink

2018年04月09日

フォルテピアノ・アカデミーSACLA

フォルテピアノ第一人者小倉貴久子さんプロデュース
《知っておきたい!トレンド古典派音楽》塚田さんが代表のメヌエット・デア・フリューゲル主催のアカデミー!

フォルテピアノ・アカデミーSACLA

今後、日本ピアノ界を先導するアカデミーになるだろうという予感と期待感、フォルテピアノにどっぷり3日間も浸れるというワクワク感から、動画を作成してしまいました。作成後、お二人にご相談させていただいたところ、なんと公式採用されることに! ファン冥利に尽きます♪ 




この動画を観ると、BGMのトルコ行進曲が気になるでしょう? 


  
このトルコ行進曲は上のCDに入っているのですが、私も初めて聴いたとき「どうして?」と思ったんです。何がなんでも理由が知りたくなり、ムジカノーヴァ編集部に相談。小倉さんにインタビューさせていただく機会を得たのでした。4年前のことです。気になる冒頭の「シラソラド」の演奏について、ムジカノーヴァの了承を得てインタビュー記事をこちらに公開しています。
  
次に気になるのは、16分音符が連なる箇所のリピート後の演奏ではないでしょうか。当時はリピート後に即興を加えるという習慣がありました。モーツァルトは即興が得意だったんですよね。では、モーツァルトが求めた即興とはどういうものだったのでしょう? もちろんこのことについてもインタビューで小倉さんにお伺いしています♪ こちらをご覧ください。
  
FBでは、私が小倉さんの大ファンだというのは周知のこと。自分がこぉんなに誰かのファンになるだなんて思いもしませんでした。私ってそういうタイプじゃないんです。なので人生初のこと。インタビュー後FBで小倉さんと繋がらせていただき、今年から小倉さんのレッスンを受けています。まるで夢のよう!

そして、このアカデミー! 会場が家から少し遠いのと、合宿気分を味わいたいのとで、3日間会場近辺のホテルに泊まることにしました。行く気満々なので、すでにホテル予約完了済み♪ 受講生として参加したいと考えているのですが、受講生は定員8名の先着順。受付開始の4月20日は朝9時前にパソコンを準備万端整えて申し込みするつもりですが、もちろん受講生の枠に入れなかったとしても、3日間どっぷり聴講生として参加します。今からワクワクが止まらない♪ (*‘∀‘)


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emksan at 10:03|Permalink

2018年03月09日

これからの時代はフォルテピアノとモダンピアノ分け隔てなく

ショパン国際ピアノコンクールを開催している国立ショパン研究所が、今年《第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール》を開催します。今後5年ごとに開催されるというこのコンクールで使用される楽器は以下の通り♪ 

【使用楽器】 
1838年、1849年、1858年製のエラール
1846年、1854年製のプレイエル
1843年製のブロードウッド
ヨーロッパの修復家やコレクターから持ち込まれたオリジナル楽器やグラーフやブッフホルツのコピー


このコンクールがめざす主な目的はピリオド楽器による演奏を普及させること。というか、これだけのコンクールが開催されるほど、フォルテピアノが普及してきた、という逆の見方もできますね。 『知っておきたい!トレンド古典派音楽』の連載で話題になったように、世界はフォルテピアノに限らず、あらゆる楽器においてピリオド楽器とモダン楽器の垣根がなくなってきているようです。

ピリオド楽器(作曲家が作曲した当時使用していた楽器)を知ると、作曲家の意図が見えてきたり、当時の演奏スタイルが体感できたり、モダン楽器との向き合い方が変わってきますが、世界では「作曲家が作曲した当時の楽器や演奏スタイルを尊重して演奏しよう」という波が起きているのですね。

このコンクールのガイダンスが、今月13日トッパンホールで行われます。世界の動きに興味があるのと、フォルテピアノによるコンクールへの期待感とで、このガイダンスを聞きにいくつもり。当日は、日本のフォルテピアノ第一人者である小倉貴久子さんによるアドバイス、ダン・タイ・ソンによるトークとデモンストレーションがあり、もうそれだけで十分贅沢な企画ですが、なんと無料なのですヨ。 (このガイダンスのチケット入手はこちら)  

世界がこのような流れになっているのに、日本はどうなっているの?と不安になりますが、日本には世界に誇るフォルテピアノ奏者小倉貴久子さんがいらっしゃいます。塚田さんが主宰するメヌエット・デア・フリューゲルが、この夏《第1回フォルテピアノ・アカデミーSACLA》を開催。小倉貴久子さんがプロデュースする、3日間どっぷりフォルテピアノに浸かれる贅沢なアカデミーです。  

使用楽器を見ると、なんでこんな企画が実現できたの?!というほどすごい。なんと、タンゲンテンフリューゲルまであるじゃぁないですか。タンゲンテンフリューゲルなんて、見ることすらままならないのに、それが弾けるなんてあり得ないほど貴重な機会!   

【使用楽器】
Anton Walter(1795年製の復元楽器 C.マーネ製作)
Johan Lodewijk Dulcken(1795年製の復元楽器 太田垣至製作)
Bartolomeo Cristofori(1726年の復元楽器 久保田彰製作)
Tangentenflugel(Ch.G.Schroter考案のアクションによる復元楽器 久保田彰製作)
J.Broadwood製作のスクエア・ピアノ1814年製 
Ch.G.Hubert(1770年代製の復元楽器 深町研太製作)
打弦タイプのクラヴィシンバルム(久保田彰製作)


なんと聴講生は体験コーナーの時間に多目的ルームに並ぶ5台の鍵盤楽器を小倉貴久子さんのアドバイスのもと体験できるのですよ。(体験コーナー参加希望者は事前申し込みが必要。各日先着10名)   

濃密な3日間のスケジュールは以下の通り。  
スケジュール
 
詳細を知りたい方はこちらをどうぞ。申込受付開始は4月20日午前9時です。私は受講生としてレッスンを受けたいのですが、なにせ受講生は先着8名なのでどうなることやら。先着にもれたとしても、聴講生として3日間どっぷりフォルテピアノの世界に浸かろうと思います。   

日本は小倉さんのおかげで、世界から後れを取らずに済んでいるのかもしれませんね。いや、ピリオド楽器の演奏会が身近なヨーロッパに比べると、「身近さ」という点ではかなり後れているのだろうと思いますが、ピアノ教育においてはまだそこまで後れてはいない・・・と思いたい。   

特に、最近はピアノ指導者がピアノの歴史に興味を持ち、そういったことを生徒さんに伝えるのが当たり前になりましたし、このような内容がムジカノーヴァやピティナなどのセミナーで取り上げられるようにもなりました。 今は日本のピアノ教育界にとって、吸収の時期なのかもしれませんね。ということで、私もどんどん吸収して興味の赴くままに体験していきたいと思います♪   


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emksan at 19:25|Permalink

2018年01月12日

久々の作曲『憧憬』

冬休み中、作曲をして遊びました。作曲は楽しみでもあり、学びでもあり。今回もたくさんの学びがありました♪

それにしても、テーマを展開させるって難しい。私にはこれが精いっぱい。変奏曲を作った時にも思いましたが、変奏や展開というのは、クラシック音楽の基本なのかもしれません。

こうして作曲していると、作曲の限界は読譜の限界と比例しているようにも思われて。楽譜の読み込みとは、なんと奥が深い!未熟さの痛感はなかなか辛いものですが、学んだら学んだ分、楽しさも倍増するので、辛いばかりでもなくて。

今年は成長の年にしたい♪



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emksan at 15:14|Permalink

2017年12月25日

フォルテピアノのレッスン♪

興奮の1日。フォルテピアノ奏者小倉貴久子さんのレッスンを受けてきました!家の事情やら私の精神状態やらでなかなか余裕ができず、ようやく叶った念願のレッスン。

使用楽器はアントン・ヴァルター1795年のモデル。フォルテピアノを持っていない私は、モダンピアノで練習したものをレッスンしていただくわけですが、レッスンの間中ず〜っと四苦八苦しっぱなしでした。全く思い通りにいかない!(笑) 自分の指が自分の指ではないんじゃないかというくらいコントロールができず、とにもかくにも繊細な楽器でした。

鍵盤が軽いせいなのか、深さが浅いせいなのか、指が鍵盤に吸着する感覚が得られず、弾いているという実感が伴わないので、ものすごい違和感。こんなフガフガとした鍵盤と指の不安定な関係は、モダンピアノでは味わったことがないほど。もちろんこれは私が初心者だからで、小倉さんの指先は鍵盤に吸い付いているんですよ。

まず気がついたのは弱音の難しさでした。モダンピアノと同じタッチで弾いても弱音にならない。いや、まったく、思い通りの表情にならない!こんなはずじゃないんだけれどと思いつつ、実際に出てくる音はなんともかんとも、聴くに堪えないギクシャク感。

ようやく弱音が出せるようになってきたと思ったら、今度は響かせたい音、強音が出せない。出たとしても詰まった響きになってしまうのです。小倉さんのそれはポーンと箱全体が響いている感じ。私のは窒息しそうな詰まった音。たった1音の強音が出せないというこの感覚は、モダンピアノではあまりないかもしれません。多少汚い音とそうでない音の違いがあったとしても、ここまで明らかな違いにはならないでしょうから。

たとえるなら、初心者が弾くヴァイオリンと経験者が弾くヴァイオリンの音色くらい、明らかに違うんですよね。私の音は、初心者がヴァイオリンを弾くときに弦が響かずにギーギー鳴っているのと同じ。強音で弾こうとすると、弦が鳴らずに押さえつけられているような響きになってしまう。音色に解放感が一切ないのです。

今日学んだことは、学んだというより体験したといった方がいい程度。咀嚼しようにも、咀嚼できるだけのものを手に入れた実感がありません。家に帰ってきて復習しようにも、モダンピアノで練習しているうちに、きっとズレていってしまうだろうことが目に見えているので、またレッスンを受けることにしました。とにかく咀嚼できる程度にはなりたい。(笑) 今のままでは、この経験をモダンピアノの演奏に活かすこともできません。

来年は、何度かレッスンを受けに行きたいな♪ まだ垣間見ることすらできずにいる世界を見てみたい。その何かは、私の音楽観が求めているものに違いないという予感があります。今日は最高の1年の締めくくりになりました。いや、締めくくりというより、来年へ向けての第一歩だったのかもしれません。来年は成長するぞっ。

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emksan at 19:55|Permalink