ピアノ/How to

2020年08月20日

リズム譜と五線譜を一致させるアプローチ

シリーズ講座のLINEグループに、鈴木友恵先生がご紹介くださったアプローチです。講座を受けての発案!この講座は根本的なところをやるので、この子にはコレ!とピンポイントのアプローチが発案できるようになるんですよね。目の前の子一人ひとりに応じた臨機応変なレッスン。

リズム譜は読める。カードで1音ずつの音符も読める。それなのに楽曲の五線譜になると読めなくなってしまう生徒さん。このアプローチをすれば即座に「そういうことだったのね!」と目を輝かせてくれることでしょう!

これを発展させて、自分で作ったリズム譜を使って作曲もできますね。適当に五線に音符を置いていくだけで、自分が作ったリズムに音の高低がついていく。そうしたら「弾いてみようよ!」と、どんな音の並びでどんなメロディになったのかを確認。楽譜が身近になり、面倒なものではなくなっていくのではないでしょうか♬ご紹介くださった鈴木先生に感謝です!


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山形県山形市にある鈴木先生のお教室サイトはこちら



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2020年08月14日

両手で左右異なる音量を弾くコツ

本では伝わりきらないこともあるかと、本に書いたことを動画にしてみました♬





emksan at 14:02|Permalink

2017年05月09日

第5回表現のコツ(ムジカノーヴァ連載)

ムジカノーヴァ連載『表現のコツ』も早いもので第5回。
来月号が最終回となります。

この連載を書くことにしたのは、
「私にはセンスがない」と諦めている人が、
思いのほか多いと知ったからでした。

実は私もその1人。
今はそこから抜け出し、
楽しく楽曲と向き合えるようになっています。

ここに至るまで、
さまざまな試行錯誤がありましたが、
こうした試行錯誤は実感を伴っているので、
指導にものすごく活かせるんですよね。


テクニックと表現は表裏一体であり、
漠然と練習に取り組むよう勧めるのではなく、
生徒さんに納得してもらえる情報を提供できる

理論と体感の一致



これらをテーマに連載を書き進めてきましたが、
感覚を文章にすることは、
私にとってひとつの挑戦。
みなさんに伝わる文章になっているでしょうか?

第1回余韻をコントロールする は、
”ピアノにできる音楽表現の基本”をテーマに、
以下の内容を、
ピアノという楽器の仕組みから考えていきました。

・美しく歌うために必要な感覚
・鍵盤の深さを知る
・切る音の長さを意識する
・ペダルで余韻をコントロールする


この連載では、
テクニックと表現の表裏一体をお伝えするため、
比較実験のほか、練習方法の提案もしていますが、
第1回は「空中でイメージトレーニング」という、
私が普段生徒さんにしている、
脱力へのアプローチをご紹介しました。

第2回から第4回は、
”拍子と呼吸を感じるだけで表現は変わる”をテーマにし、
第2回拍子を感じるってどういうこと? 
第3回同音連打に表情を
第4回ブレスの位置を大切に という
3つの項目に分けて書きました。

第3回以降は
拍子感が伴っていることを前提とするため、
第2回で拍子を体感していただけるよう、
比較実験を中心に書きました。
体感を通して拍子を理解するには、
比較実験がよいと感じているからです。

第3回の同音連打は、
拍子感を基本とした応用編。
第4回は拍子感を伴った上での呼吸についてでした。

音楽に呼吸が上手く乗らないと
「しっくりこない」という違和感を抱いてしまいます。
センスがないと諦めている人の原因は、
拍子感と呼吸が80%以上を占めているのではと思うほどで、
これが解消されると、
無駄な力が抜けて脱力しやすくなり、
弾けなかった箇所が弾けるようになることも多いんですよね。

そんな生徒さんたちを目の当たりにすると、
テクニックと表現は表裏一体なのだと、
つくづく実感させられます。


s-IMG_0253


第5回となる今月号は、
音量に幅を持たせるための工夫、でした。
これは「そう聴こえるということ」がテーマとなっています。

楽譜にフォルテと書かれていたら、
ただやみくもに

強く弾く

のではなく、

フォルテに聴こえるように弾く

ということです。
これは、クレッシェンドにも言えることで、
だんだん音を強くしていったところで、
聴き手がクレッシェンドに感じなければ、
体感としてはクレッシェンドになっていないということですよね。
大切なのは「クレッシェンドに聴こえるように弾く」ということ。

第5回連載で書いたのは、
このような「そう聴こえる」ための工夫です。
楽譜の指示通りに弾くとはどういうことなのか?
そこに書かれているのは、
「そう聴こえるように」という指示なんですよね。

連載最後とのなる第6回は、
”楽曲を知る”をテーマとした『音楽の句点』です。
みなさんご存知のトニックやドミナントが出てきますが、
理論と感覚を一致させるための比較実験や練習方法、
D→Tに聴こえるためのコツを書いています。
キーワードは限定進行音。

連載に書いてきた、
さまざまな実験を通して、
理論を体で感じていただけたら嬉しく思います。


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2016年02月03日

ピアノをオーバーホールしました

ピアノをオーバーホールしました。
とても貴重な機会となったため、
写真に説明を加えて、
生徒さんにメールで添付させていただきました。
それをこのままこちらにご紹介させていただこうと思います。


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4日かけてピアノをオーバーホールし、
全ての弦を張り替えました。
そのときの写真と説明を添付しています。
雑音がなくなり、このピアノの本領発揮です。
レッスンを楽しみにしていてください♪

中古でピアノを購入なさっている方。
オーバーホール、とってもお勧めです。
オーバーホールは期間を要するので、
個人調律師の方は、時間が取れなくて無理だろうと思います。

スター楽器タカギクラヴィア
お願いするのがよいのではと思います。

今回、私のオーバーホールは弦の張り替えで、
ハンマーは以前のものを使用しています。
数年以内には、
ハンマーも取り換えなければならなくなるだろうと想像しています。

ピアノは音響板や箱そのものが響きのよいものであれば、
中身を取り換えることで、
こうしてずっと付き合っていける楽器なのですよ♪

 〜 お願い 〜

弦の張り替えたては半年ほど音が下がりやすくなります。
弦が安定するのに期間を要するので、
半年の間に数回調律してもらう予定でいますが、
それでも気になることがあるかもしれません。
どうぞご了承ください。



【弦をすべて取り外した状態のピアノ】

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【弦の震えを止めているダンパー】
ダンパーは新しくしていませんが、弦を取り外した関係で取り外しています。

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【作業中のピアノ】
傷がつかないように新聞にくるまれています。

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【8時間後のピアノ】
ピカピカに磨き上げられました。
弦折り返し地点のピンは、3段階に分けて磨いてくださいました。


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【弦が触れる部分をやすりにかけました】
ここにガタつきが出ていたせいで、音に雑音が出ていました。
弦と触れる部分すべてを滑らかにしていただいたおかげで、
雑音が消えました。


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【鍵盤ではなくジャッキを取り付け】
弦を巻くピンを取り付けるのに、
ガンガンッと打ちつけて取りつけなければなりません。
衝撃でピアノが折れてしまわないように、
ジャッキで支えています。


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【新品のピン】
ピンを全て新しいものに取り換えました。ピッカピカです。

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【タカギクラヴィアさんに依頼しました】
1、2日目の作業は10時から夜8時まで。
昼食は20分程度で済ませ、
作業に集中するタカギクラヴィアの女性3名。
誇り高き職人さんたちです。
3人がピアノを取り囲む姿は壮観!

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【弦を張っているところ】
改めて、ピアノは箱次第なのだと思いました。
ピアノという入れ物自体がホール。
弦を叩かなくても箱そのものに響きがあります。
作業中の雑音が洞窟の中のように響き渡り、
このピアノの素質の良さを実感させられました。
弦やハンマーがよくなれば、
必然的によいピアノに生まれ変わります。


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【レッスンをお楽しみに!】
4日かけて新品同様になったピアノでのレッスン。
きっと素晴らしい響きに感動してくれることと思います。
どうぞお楽しみに!



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emksan at 14:59|PermalinkTrackBack(0)

2016年01月21日

譜読みがラクになる?!

大人の初心者の生徒さん。
初心者とはいっても2年経つので、
基本的なことはできるようになっている生徒さんです。
単純な楽曲は卒業し、
複雑な曲に挑戦してくださっているのですが・・・。


楽譜も読める。
リズムもわかる。
なのに何度練習しても身につかない。



こんなとき、私は耳へのアプローチをすることにしています。
指が覚えてくれない原因は、
指が動かないというテクニックにあるのではなく、
耳で感じ取れていないことにあるからです。

習い始めて2年。
指はもう、音の高低に反射的に反応してくれます。
鍵盤は高い音が右側、低い音が左側ですね。
高い音を想像すれば右側に、
低い音を想像すれば左側に、
さほど考え込まなくても、
指は反射的に動いてくれます。

ところが和音になったとたん、
指が路頭に迷い始めるのです。
和音は情報量が多いので、
その箇所を練習するたびに、
音名・使う指・鍵盤の位置を確認することになり、
反芻しても反芻しても覚えてくれません。
どの鍵盤まで移動して、どの指を動かせばいいのか?
毎回考えてしまうのです。

慣れ親しんできている和音であれば、
それほど苦労せずに指は覚えてくれるのですが、
慣れない和音には時間がかかります。
慣れていないのは指ではなく耳なのです。


s-DSCF0005


上写真の左手部分。
生徒さんはファソシの和音で毎回悩むとのことでした。

耳慣れしてもらうため、
左部分を弾く私のピアノに合わせながら、
パートごとに歌ってもらいます。

 .鼻璽蕁璽掘
◆.蕁璽侫 璽宗

,呂垢阿鵬里┐泙垢、
△浪残がなかなかとれないので、
最初は単音で「ラーファーソー」と弾いてあげ、
音程を確認しながら歌ってもらいました。
その後、ピアノの和音に合わせて
「ラーファーソー」と歌ってもらいます。

何度か歌ったことで、
和音の中の音を確実に感じ取れるようになったようなので、

「左手を弾いてごらんよ。もう弾けると思うよ。」

と言いました。
そして案の定、生徒さんの指はスムーズにファソシへ移動したのです。
本人もびっくりな様子。(笑)

「ぼやけていたところが、はっきりした感じ!」

そうなんですよね。
今まで聞こえていなかった音が聞こえてくる。
次に弾く音が想像できているのと、
想像できていないのとでは大きく違います。

楽譜に書かれている音楽を、
音程を一切感じずに音名だけで弾くなんて、
私にはとても無理。
これだけ大量の情報を指や頭で処理できるのは、
音の高低があるからなんですよね。
音名を羅列されたところで、
記憶には限界があります。


s-DSCF0006


次は上写真の右手部分。
このちょっとした変化も、
慣れていない人にとっては混乱のもと。
右手部分をパート分けし、
以下のように歌ってもらいました。

 .蕁璽蕁璽侫
◆.侫 璽漾璽侫
 ドードーレ

いずれも私が弾く和音に合わせて歌ってもらいます。
和音の中でこれらの音を感じることが大切だからです。
確実に歌えるようになったところで、
再び右手を弾いてもらいました。
こちらもスムーズに指が反応してくれ、
悩まず弾けるようになりました。

一体この生徒さんに何が起こったのか?
何故スムーズに弾けるようになったのか?
その理由を体感で理解してもらうため、
下の楽譜を用いて、
4声体を歌ってもらうことにしました。

 
初歩から受験まで段階的に使える聴音問題集(3)和声聴音627問



s-DSCF0013


まずは、歌わずに私が弾くのを聴いてもらいました。
(響き自体を味わってもらうため、ペダルを踏んで弾きました。)

その後、私が弾くピアノに合わせて、
ソプラノとアルトを歌ってもらったのですが、
このとき生徒さんはソプラノ、私はアルト、
生徒さんはアルト、私はソプラノ、
というハモリも体験してもらいました。

確実に音が取れるようになり、
気持ちよく歌えるようになったところで、
再び私のピアノを聴いてもらうことに。

「今度は歌わないで私のピアノを聴くだけ。聴いていてね。」

最初に弾いたのと同じように、
ペダルを踏みながらピアノを弾きました。

「どう?最初に聴いたのと聴こえ方が違ったんじゃない?」

「ひとつひとつの音がはっきり聴こえてきました!
両方のパートがはっきり聴こえてきたというか。」

この聴こえ方の違いが、
何度反芻しても弾けないのか、
スムーズに弾けるかの違いなんですよね。
意識できていない音を弾くのか、
意識できている音を弾くのかの違い。

なかなか指が覚えてくれない箇所に出会ったら、
弾いて練習するより、
その箇所を歌う方が効果的かもしれません♪


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2015年11月09日

操作性のないタッチ

久しぶりにブログカテゴリ「HowTo」への投稿です。
ピアノを弾こうと思うだけで、
思わずあれこれやってしまう。
もしくは、弾こうという意識が腕を固めてしまう。

タッチするときに操作してしまうというのは、
幼児にも見られる現象で、
これは指の安定感、手のバランスなど、
基礎的な技術が伴うものだからなのでしょう。
そのため、これらが身についていない導入期の子に、
操作性のないタッチを指導するのは、
時期尚早なのではと感じます。

ということで、この動画は、
指の安定感と手のバランスが
身についている人向けとなります。
(指の安定感=第1関節・第2関節・付け根の安定)

特に、大人の経験者の方で、

・今以上難しい曲が弾けない
・オクターブが弾けない
・美しい音色にならない
・指が速く動かない(または音抜けしてしまう)

といった悩みを抱えている方に向いているのではと思います♪
動画はFBに投稿したものです。
https://www.facebook.com/emikopiano/videos/484827911700194/?permPage=1



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emksan at 13:52|PermalinkTrackBack(0)