音楽/本・CD

2017年07月29日

7冊目の読み継いでいきたい音楽本

新サイト「読み継いでいきたい音楽本」が軌道に乗り始め、今日の更新で7冊となりました。これまでに寄稿してくださった方々をご紹介しましょう♪


塚田 聡(つかだ さとし)さん
古典派音楽をこよなく愛するホルン奏者。フラウト・トラヴェルソを愛奏。
ラ・バンド・サンパ 
http://kikuko-mdf.com/sympa.html
古典派シンフォニー百花繚乱 http://www.ab.auone-net.jp/~symcla/18/biao_zhi.html
シューベルト研究所 http://schubertinstitut.com/index.html

金田 陽子(かねだ ようこ)さん
ピアノ指導者。感じとる力や感動する心を育てる金田音楽教室主宰。
金田音楽教室 
http://www.kaneda-piano.com/index.html
クリスタリーヌ http://kaneda-piano.cocolog-nifty.com/

辻 有里香(つじ ゆりか)さん
東京でユリカミュージック(バイオリン)スクール主催。バイオリン、ビオラ指導者。古楽好きでバロックバイオリンとビオラ・ダ・ガンバを教室に置く。合奏を通して、「人との協調」「音楽」を教えるレッスンを続けている。
ユリカミュージックスクール  
http://www.yurikaviolinschool.jp/

  
音楽の専門書はどんな良書でも絶版になることが多く、手に入れたいと思ったときには時すでに遅し・・・ということがよくあります。私たちの目に留まりやすいのは、発売当初の広告が主だからでしょう。そういった絶版になりがちな音楽本の良書を広め、読み継いでいくことを目的に立ち上げたサイトです。今後も、このサイトの主旨に共感してくださる方々とともに、意義ある充実したサイトに育んでいきたいと思います♪


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emksan at 09:23|Permalink

2017年07月21日

聴きながら読む本

読み継いでいきたい音楽本に、ホルン奏者の 塚田 聡 さんが寄稿してくださった「バッハ=魂のエヴァンゲリスト/礒山雅著」、さっそく購入して読み始めています。この本は読む本ではなく聴く本なのですね。読んでいると、とにかく聴きたくてたまらなくなります。

クラシック音楽はオーディオで聴きたい派なのですが、読書は布団の中が好き。寝室にオーディオはないのでスマホで聴くことにしました。スマホでもイヤホンを付ければ、読みながら聴くにはちょうど良いですね♪ 読んだその場で検索できる上、「こんなに素晴らしい演奏家がいたのか!」という発見にもつながり、世界が広がる気がします。

この本のために、YouTubeが聴きやすくなる無料アプリをダウンロード♪
  
IMG_0387

プレイリスト名は本の題名♪ こういうのって大好き! 宝箱ができたみたいでワクワクしちゃう。本を読んでいて聴きたい曲が出てきたら「検索→聴く」、聴き終えたら再び読み進め、また聴きたい曲が出てきたら検索・・・の繰り返し。聴いているときは読まずに聴くだけ。

今朝も、起きてすぐこのリストを聴きました。昨日読んだ文面を思い出しながら、バッハの若かりし頃に思いを馳せて。「深い淵から、主よ、私はあなたに呼びかけます」BWV.131など、作曲された背景がわかると当時の人々の「深い淵」に胸が痛み、この音楽の美しさに心奪われます。当時の人々は、礼拝で涙しながら聴いたことでしょう。

こんな風に音楽とともにある本っていいですね! 聴きながらゆっくりと読み進めたい本なので、まだまだしばらく楽しめそう♪

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emksan at 10:41|Permalink

2017年07月14日

読み継いでいきたい音楽本

新しくブログを立ち上げました。
  
こういう内容の本が読みたいと調べたときには、時すでに遅し。絶版で手に入らないという憂き目を多く見てきた私は、良書の絶版を防ぐ手立てはないものかと長年思い続けてきました。

出版社や広告媒体が本を宣伝するのは、発売当初だけ。時間が経つと宣伝されなくなり、その本は読者の目に留まりにくくなります。結果、それ以上売れずに絶版になってしまう。この悪循環をなんとか断ち切れないものかと願い、立ち上げたのが今回のブログです。

5年以上前に刊行された、本当にお勧めしたい音楽本だけを紹介するサイトで、もうすでに読み継がれている本だけでなく、再刊してもらいたい本なども取り上げていきます。専門書籍は絶版になりやすいものですが、専門書籍だからこその奥深さ、読み継がれていくべき内容が詰め込まれているわけで、絶版になってしまうのは本当に惜しい!

そこで、十分に読者の目に留まりやすい新刊は取り扱わず、「5年以上前に刊行された本」という条件を設け、私に限らず、ほかの方からの推薦書も取り上げていくことにしました。

できれば各出版社の編集の方から、「この本をぜひ読み継いでいってもらいたい!」という熱い思いを語っていただけたならと願っているのですが、これは可能かどうか? それぞれの会社の思惑やご都合もあると思うので、私の願いむなしく叶わないかもしれません。

音楽書籍を出版している編集の方で、このサイトの主旨にご賛同いただき、推薦書とその本の推薦文を書いてくださる方がいらっしゃいましたら、私までご連絡いただけましたら幸いです。その際には、個人的サイトのため、お礼代はお支払いできないことをどうぞご了承ください。
 ※FBにてメッセージをください
  https://www.facebook.com/emikopiano

また、演奏家、研究者、作曲家の方からもご自身に影響を与えてくれた本とその本の推薦文をいただけたならと願っています。「たくさんの人に読んでもらいたい」「絶版になったけれど再刊して多くの人に読んでもらいたい」といった熱い思いを語っていただけましたら嬉しく思います。

こちらもまた、お礼代はお支払いできないことをどうぞご了承ください。ご賛同くださる方は、上記FBにて私までご連絡ください。多くの専門家の方からご協力をいただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

読み継いでいきたい本トップ画像
http://blog.livedoor.jp/emksan-book/


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emksan at 11:12|Permalink

2016年04月05日

教会カンタータ

バッハの教会カンタータ。
アーノンクールとレオンハルトの共作。
2人とも亡くなってしまったけれど、
こんなにも素晴らしい演奏を遺していってくれたんですよね。

 

J.S. Bach: The Sacred Cantatas
Warner Classics
2015-09-24



何年もかけて録音した60枚組が、
14000円ちょっとだなんて申し訳なく思うけれど、
とってもありがたい。


s-DSCF0001


勉強不足で未熟な私は、
こういった資料がなければ右も左もわからない状態。
もちろんすばらしい演奏なので、
聴くだけでも楽しいのですが、
もっとバッハを知りたいと思うと、
どうしてもこういう資料が必要になってきます。

聖書は私にとってそれほど遠いものではなく、
身近なものではあるのですが。
母がクリスチャンだったので、
小さい頃から日曜教会に通っていたのです。
私はクリスチャンにはなりませんでしたが、
聖書の中身はなんとなく体の中に入っているんですよね。

でも、外国語はからきしダメ。
教会カンタータを聴いただけでは、
何が歌われているのかわかりません。
そこで購入したのがこの本でした。




クリスチャンの方が読んだら、
なんだこれ?と思う訳もあると思いますが、
この訳の本意は聖書をひも解くことではないんですよね。


音楽は時間と共に流れていくものですから、
「その時々に歌われている言葉の意味を即時的に理解する」
ことの助けとなることが望ましいと思います。

純粋な日本語からすると
文章や語順が前後しているところが多々ありますが、
原語と見比べ、考えながら読むことで、
原語とそれに作曲された音楽の理解の助けになると確信しています。



こう序文に書かれている通りの訳で、
音楽と言葉が同時進行で入ってきやすく、
韻を踏んだ言葉やその意味、
それらに応じた音楽に
耳が届きやすくなる気がしています。

下の2枚の写真は同じ訳の部分です。
上側の写真はこの本。
下側の写真は岩波文庫の福音書です。


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未熟な私にとって、
これだけでは理解するのに足りないので、
下の本も手元に置いています。




教会カンタータ全曲を網羅しているわけではないのですが、
歌詞が聖書のどこからきているのかが書かれていますし、
意味も対訳本よりわかりやすいんですよね。

Eテレ音楽白熱教室の第1回放送で、
当時は毎週日曜日朝10時から3時間の礼拝があり、
説教のあとにカンタータを聴いたとありました。
説教の内容に応じたカンタータが演奏されたのです。

クリスチャンではない現代人の私は、
3時間もの礼拝には耐えられそうにありませんが、
せめてカンタータを聴く前に、
その箇所の聖書を読んでから聴きたいと思いました。
そうすれば当時の空気を感じることができるでしょうし、
カンタータを聴く耳も、
演奏会で聴くのとは全く違って聞こえてくるのではと思って。

教会カンタータを聴くようになって、
ここで使われているコラールの原曲を
知りたいと思うようになりました。
でも、私が持っている讃美歌集には入っていないものが多くて。
そこで見つけたのがこの本です。




バッハが教会カンタータなどに使用したコラール集。
歌詞の対訳だけでなく楽譜もあるというので、
購入することにしました。
今日Amazonで購入したばかりなので、
まだ手元には届いていません。

楽譜は4声ではなく旋律だけのようですが、
ルターの楽譜はもともと旋律だけだったでしょうし、
16世紀半ばくらいから4声になったといっても、
現代歌われている讃美歌では
バッハのハーモニーが使われていることもあるようなので、
旋律だけでもよいのかもしれないと思いました。

これらの旋律に、
バッハがどのようなハーモニーを創造したのか、
という目線で聴くのも面白そう。

ミサ曲に比べると、
教会カンタータは規模が小さく短いですが、
さすがに60枚ともなるとなかなか聴き進みません。
でも、私が求めているのは頭での理解ではなく、
バッハを感じるという体感なので、
急いでも意味がないと自戒しつつ、
ゆっくり聴き進めていこうと思います♪


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emksan at 22:36|PermalinkTrackBack(0)

2016年02月09日

星の冠(小倉貴久子さんのCD)



聴き終えて、夢見心地。
小倉さんの演奏にはいつも、
息吹があります。
音楽って生き物なんだと実感できる。

素晴らしい。
本当に素晴らしい。
小倉さんはミューズに愛されている音楽家。

言葉にならないので・・・
2014年、このCDと同じプログラムの演奏会へ行ったとき、
FBに投稿した文章をこちらにもう一度と思います。

ライン


9月30日に聴いた小倉貴久子さんの、
1845年製のシュトライヒャー・ピアノによる
『クララ&ロベルト・シューマン 〜夢、そして愛〜』コンサートで、
忘れられない演奏があります。

それは、シューマン作曲のクライスレリアーナ。
全曲通して最後の音が鳴り終えた瞬間、
「ああ、この曲はこういう曲だったのか!」と思いました。
 2年前、シューマンについて勉強した時期があり、
中古でしか見つけることのできなかった、
ホフマンのクライスレリアーナを購入して読みました。

そのほかにもホフマンの作品を多数読んだのですが、
私の中ではシューマン作品とホフマンの小説が、
なかなか結びつかなかったんですよね。
ところが、小倉さんの演奏で繋がった気がしたのです。
とても感覚的なものですし、
まだ確実なものではないので、
言葉では上手く表現できないのですが、
手がかりがつかめたような気がしています。

これまでの私は視野が狭かったんだな、
もっと遠目で感じればよいのかもしれないと。
また、クララの作品を聴き、
そのあとにシューマンを聴くことで、
さらにシューマンの世界観が浮き彫りになってきている気がします。
これまた感覚的なことなので、
上手く言葉では表現できないのですが。
少なくとも、以前には見えなかった景色が見えてきた感覚があって、
ちょっと嬉しい。


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emksan at 15:01|PermalinkTrackBack(0)

2016年01月05日

年初めの音楽

大好きな小倉貴久子さんのCDが届きました。


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至福のひととき♪
1月7日にはもう一枚、
楽しみにしているCDが届きます。


星の冠(シュテルンビルト) 〜ロベルト&クララ シューマン〜
小倉貴久子
ALM RECORDS
2016-01-07



これは、私が持っている小倉さんのCD。

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このほかにも欲しいCDがたくさんあるんですよね〜。
今日聴いたCDは2枚組。
時間をかけて、ゆったりと音楽に身をゆだねることができました。
なんて贅沢な一日!
いい一年にしよう。

今年もどうぞよろしくお願いします♪


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emksan at 21:51|PermalinkTrackBack(0)