2021年02月02日

楽譜からの気づきに心が動かされるということ


🟠 今日のツイートより 🟠

一時期、曲に出てくる第3音全てに丸をつけて、その音をわざと目立たせて弾く練習をしていました。これがとてもよかった!『知っておきたいピアノ表現27のコツ』にも書いたけれど、第3音が意識できてるってとても大切。

分散和音は中の音が薄っぺらだと、モノクロなハーモニーに聴こえてしまう。5421とか、5321の指使いで弾く分散和音は、42、32の指が意識できているだけでハーモニーがカラフルになる。15指の鍵盤を弾いたまま4242や3232と弾く練習がお勧め♬

第3音以外に楽譜に丸をつけて練習した音ーそれはその楽曲の調にない音で、生徒さんには特別な音として見つけさせています。作曲家はここぞというときにそういう音を使うものですね。この特別な音への気づきがあるかないかで奏者の心の動きが違ってくる。

楽譜からの気づきというのは、奏者が心を動かされるかどうかが要で、頭で気づくだけじゃだめなんだよなぁと思ふ。


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emksan at 18:52│ ピアノ/練習&勉強 | ピアノ/How to