2020年11月11日

充実のピティナオンラインセミナー

今日はピティナのオンラインセミナー。ピアノ指導者を対象とした発達障碍児レッスン相談でした。参加者の殆どが発達障碍児にレッスン中。事前のアンケートからは「目の前の生徒さんのことをもっと知りたい」「レッスンをよりよくしていきたい」という熱い真摯な思いが発せられていたので、私も全身全霊で!

アンケートに多かった内容から順に取り上げたのですが、ひと口に多動といっても事例はさまざま。


1.集中力がなく多動
2.親御さんが障碍を認識しているかわからずどう接したら良いかわからない
3.こだわりが強く、間違いの指摘をすると怒り出したりパニックになったりする
4.その他の質問事項への答え

ひとつのテーマにひとつの話ではなく、ひとつのテーマに無限の事例という、多角的な視点に立てるよう、テーマごとに複数の相談を取り上げました。

一人ひとりの生徒さんに応じるため、相談者と私の会話から、指導のヒントを見出していきます。習い始めてどれくらいなのか、どんな風に多動が見られるのか、教材のどういったところでつまづきを感じるのかなど、詳細を伺いながら話を進めていくことで、参加者全員が具体的にレッスン風景を想像し、その生徒さんを想像し、ときによっては自分の生徒さんと重ね合わせることができたのではないでしょうか。

「明日のレッスンのために今知りたい!」と喫緊に悩みから解放されたい方々のためにはどういうセミナーがよいのか、前回の指導者セミナーで、ピティナの方が参加者の指導への熱い思いをひしと感じとり、早々にこういう機会を設けてくださったことに本当に感謝です。

今後も2ヶ月に1回くらいのペースで開くことになりそう。ピアノの先生ってとても真面目。だからこそ一人で悩みがちです。こういう機会を持つことで、「どうしたらよいかわからない袋小路」という苦しい試行錯誤が「ああしてみよう!こうしてみよう!」という楽しい試行錯誤に様変わりするものですよ。

今後もこのような機会をこのブログで告知していきますので、どうぞ思い切って一歩踏み出してみてくださいね。共感できる仲間と出会い、悩んでいたことが嘘のようにほぐれていく心地よさをきっと味わっていただけるだろうと思います。

ということで早速お知らせです。参加は無料、参加したいときにだけ参加できる発達障碍ピアノレッスン情報交換会。

今回のテーマは・・・

片手ではスラスラ弾けるのに両手で弾けるようにならない。体のコントロールがうまくいかず、力んでしまったり、抜くというと全身が抜けてしまったりする。そんな生徒さんはいませんか?今回はレッスンの中での身体的な経験談を中心にみんなで話し合いましょう!

どうぞお気軽にお申込みくださいね。ZOOMでの開催なので、全国からご参加いただけます♬





emksan at 16:16│ 障碍&幼児 | 発達障碍児レッスン相談