2020年08月31日

参加者同士でディスカッション

知っておきたい幼児の特性シリーズ講座D。シリーズなので合わせる顔はいつも同じ。お互いに打ち解けてきて、今日の相談コーナーでは参加者から参加者への質問、参加者の使用教具や教材が出てきて、とても色鮮やかな時間となりました。

今日したようなディスカッションはZOOMならではですね。みなさんご自身のレッスン室で講座を受けているからこそ、教材や教具を出してきてお話ができる。ホストの私はZOOMのスポットライト機能を使用し、みなさんがその方の画面を大きく見られるように配慮。これなら楽譜も見やすい!

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講座Dでは、幼児の特性である中心化や視線の動きの実験についてお話したあと、指導したい焦点を一点に定めるため不必要な情報を省き、その焦点へ幼児の注意を誘導する方法を、指番号の指導を例にお話します。(9月3日にも開催します)

講座D以降はこのことを念頭に置いた上で、さらに様々な具体的アプローチについて話を進めていくことになるのですが、相談コーナーでは、受講者のみなさんが現在使用している教材や教具、アプローチ方法で「まだ不必要な情報はある?これで充分焦点を一点に定めているといえる?」と、自分だけの判断では不安が残るものを見せていただき、幼児を惑わす不必要な情報があるようであれば、それを具体的にお教えする、という内容が増えていくのではないかなと思いました。

(相談コーナーでは、私が使っていない使用教材やアプローチ方法が出てきて、そこにはそこならではの幼児の特性が表出していて、そんなお話を聞くのもとっても楽しい!どんな教具、教材を使ってもいいんですよね。幼児の特性は、教具や教材によって表出の仕方が異なりますが、根本的な視点は同じ!)

そしてさらに、「質問し忘れちゃった!」ことがあれば、参加者のグループLINEに投げかけていただく。これは講座の補足となり、さまざまなケースをみんなで共有できる機会となります。

シリーズならではの進展!1人ひとりのニーズに合わせた柔軟性と、さまざまなケースをみんなで共有するという、私が求めていた講座になってきたのがとても嬉しい!


emksan at 16:04│ ZOOM講座