2018年08月05日

行ってきたよ!フォルテピアノ・アカデミーSACLA(3)

今回はデュルケン。太田垣 至(おおたがき いたる)さんが製作したフォルテピアノで、下の写真では太田垣さんがデュルケンを調律中。
  
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デュルケンはオープニングコンサート後、すぐに練習室へ移動したので、(2)でご紹介したクラヴィコードほど写真は多くありません。なので、この写真はとっても貴重。小倉さんがオープニングコンサートで弾いてくださった音色は、繊細で軽やかな感じ。しなやかさも感じたのですが、それは色合いが多彩だったからかもしれません。

次の写真は、練習室に移動したデュルケン。受講生はこのデュルケンで毎日練習ができました♪
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1日目はこの環境に興奮して冷静さを失い、どうしたら効果的な練習時間になるのかがわからぬまま40分を過ごし、2日目は1時間練習できたので、1日目の反省点を生かし「とにかく冷静に!」と自分に言い聞かせながら練習。3日目は受講生コンサートを前にして、これまた冷静になるのが難しかったのですが、デュルケンの音色そのものが堪能できたのは慣れてきた3日目だったように思います。

次の写真は、受講生として参加した私の練習時間。1日目はクラヴィコード40分、デュルケン40分。2日目はそれぞれ1時間ずつ。3日目は1日目と同じ、それぞれ40分ずつ。

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毎日フォルテピアノとクラヴィコードで練習ができ、最終日には受講生コンサート。期間中ほとんどの時間がレッスンにあてられていることなどから<アカデミー>を実感してきました。魅力的なコンサートや充実した体験コーナーはありますが、その根幹はフェスティバルではなくアカデミーなのです。

アカデミーというと、プロを目指した人向けの敷居の高さを感じますが、このアカデミーの受講生は愛好家からピアニストまで、年齢もさまざま。フォルテピアノを学びたい人なら誰でも受講できます。聴講していた知人が、「聴講していると受講生が羨ましくなる!次回は受講したい!」と言っていましたが、聴講生が「私も弾きたい!私も習いたい!」と掻き立てられるのは、このアカデミーの特徴のひとつかもしれませんね!

アカデミーリンク用画像

《フォルテピアノ(ピアノ指導者限定)》
FBに非公開グループを作成しています。小倉貴久子さんもメンバーに加わってくださっている、とても贅沢なグループです。フォルテピアノについてよく知らないという方も大歓迎。投稿を読むだけでも面白いグループなので、どうぞお気軽にメンバーリクエストしてくださいね♪
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emksan at 11:21│ 行ってきたよ!第1回フォルテピアノ・アカデミーSACLA