2018年06月25日

もっと知りたい!フォルテピアノ・アカデミーSACLA(7)



今年の夏、歴史的な幕開けになるであろう第1回フォルテピアノ・アカデミーSACLAが開催されます。フォルテピアノの第一人者である小倉貴久子さんがプロデュースする、古典派時代のフォルテピアノにどっぷり浸れる贅沢な3日間です。主催は《知っておきたい!トレンド古典派音楽》の塚田聡さんが代表のメヌエット・デア・フリューゲル

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クラヴィシンバルムってご存知ですか? 私は今年1月《藝大130周年記念音楽祭 未来永劫》という企画で、初めてこの楽器を知りました。15世紀の楽器とのことですが、とにもかくにも情報がない!アカデミー公式サイトには、

打弦タイプのクラヴィシンバルム(久保田彰製作)c~c3

とあるのですが、ということは打弦タイプではないクラヴィシンバルムもあるということなのでしょうか? しかもアカデミーで使用するクラヴィシンバルムは、製作者である久保田彰氏の「想像と経験」から作られた楽器とのこと。本当に製作されていたとしたら、ピアノの最も古い祖先になるそうなのですが、私にはこれ以上この楽器について語る術がありません!
  
ということで、ここは塚田聡さんのミニコラムにすべてを託そうと思います。あとは、当日のお楽しみ!ですね♪ 

《塚田 聡さんのミニコラム》

1440年ごろにブルゴーニュ公国ツヴォレのアルノーさんが残した鍵盤楽器の平面図がありまして、これが実際に作られたものならばチェンバロの祖先!と近年注目が集まっています。
  
平面図の余白には3種の発音機構の図と説明文が。何が書かれているのか私には判読できませんが(なんでも暗号じみているという話)、どうもそこには撥弦システムだけでなく、打弦システムもあるようなのです。 世界中のチェンバロづくりがこの平面図に興味を示し、想像をふくらませながら復元に取り組んでいますが、我が国の誇るメーカーである久保田彰さんもその発明心をくすぐられたようです。
  
久保田さんは撥弦と打弦の2種類のクラヴィシンバルム(clavisimbalum)を復元させました。当アカデミーは、打弦にあくまでこだわっていますので、打弦システムのクラヴィシンバルムのみお持ちいただきます。 詳しいことは私にも分かりません。アカデミー期間中、7月21日の17:30からの久保田彰さんとともにお届けする小倉貴久子のコンサートで、どこまでその秘密が明かされるのか!私自身、楽しみにしているところです。


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《会期中のコンサート》
我こそがピアノの発明者!コンサート
2018年7月21日(土)17:30開演(1時間)
会場:さいたま市プラザウエスト内 多目的ルーム
入場料:2,000円
使用楽器:クリストーフォリ、タンゲンテンフリューゲル 、クラヴィシンバルム

  
アカデミーリンク用画像


《フォルテピアノ(ピアノ指導者限定)》
FBに非公開グループを作成しています。小倉貴久子さんもメンバーに加わってくださっている、とても贅沢なグループです。フォルテピアノについてよく知らないという方も大歓迎。投稿を読むだけでも面白いグループなので、どうぞお気軽にメンバーリクエストしてくださいね♪
https://www.facebook.com/groups/189358371794097/

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emksan at 11:13│ 第1回フォルテピアノ・アカデミーSACLA