2018年02月21日
大槌町、宮古市、石巻への旅:2日目/宮古市
岩手県の大槌町と宮古、宮城県石巻へ行ってきました。電子ピアノ支援は終了しましたが、今回は未来に繋がる交流を深めてくることができ、とても充実した感謝の3日間となりました!
【2日目/宮古市】
午前中は電子ピアノ支援でお世話になった、小成楽器店の向口さんとドライブ。何度かお会いし、お付き合いも長くなってきているので、お互い気遣いし過ぎることなく何でも話せる旧知の仲のよう。10時から13時までがあっという間でした。
こちらは海がものすごくきれい!私は神奈川県横浜市川崎近辺の海しかみていないので、湾岸の海がこんなに透明だなんて、本当にびっくり。主人と義父がこの海を見たら、釣りがしたくなるだろうなぁと思いつつ、復興の進み具合を録画してきました。
宮古市は仮設住宅から復興住宅に移ったり、新しく家を建てられる人が増えてきて、仮設住宅の取り壊しが始まっているとのことでした。それでも、生活資金が国民保険の6万5千円だけというお年寄りは、ローンが組めるわけでも仕事ができるわけでもないので、家賃が発生する復興住宅では生活が成り立たず、仮設から出られないとのことでした。また、宮古市、大槌町、山田町など、復興の進み具合に地域格差が生まれているらしく、大槌町などはまだ40%の人が仮設に残っているそうです。
このように問題はまだまだありますが、以前来たときよりは復興が進み、あちらこちらにコンビニやスーパー、薬局を見かけました。車がなければ住みづらいことに変わりはありませんが、店が増えたことでずいぶん住みやすくなってきている様子。また、動画にあるように、新しい船や、海産物を加工するの工場など、活気が出てきているのを感じました。

向口さんとのランチ。宮古の駅前にはお寿司屋さんが何軒もあるんです。宮古のお刺身はやっぱり美味しい!
宮古市魚市場の魚カレンダー
以前、生ウニを送っていただいたとき、めちゃくちゃ美味しかったので買って帰りたかったのですが、残念ながら時期外れ。ウニが食べたい人はぜひ7、8月にどうぞ。ちょうど夏休みの時期ですね♪
びっくりしたのは、私の大好物のはらこ飯がこの近辺の料理だったということ!このあたりは北海道に次ぐ全国第2位の鮭の産地なんだそうです。向口さんのお勧めは新巻鮭。とにかく旨い!とのこと。ランチは出来立てのはらこ飯をと思ったのですが、これまた時期外れ。はらこ飯は12月が時期で、この時期のいくらはプチプチとして食感がまるで違うそうです。駅弁ではない、出来たてのぷちぷちはらこ飯が食べたい〜!いつか絶対12月に来るぞ!
ランチの後はN先生と。電子ピアノ支援を始めるきっかけとなったM先生は残念ながらインフルエンザ。N先生と二人でのお茶会となりました。喫茶店へ行く前に、震災前そこでピアノを教えていたという、N先生とM先生のご実家があった場所へ連れて行ってくださいました。目の前が海。今は工場だけが立ち、住宅はありません。以前たくさんの人でにぎわっていたというメイン通りも、津波で流され、商店もなくなりました。以前あった自分の家がどのあたりなのか悩むほど、住宅街は工場に代わり、区画整理で道路も変わりました。
そんな故郷の景色が様変わりしてゆく寂しさを伺いながら、異人館という海の傍にある喫茶店へ。雰囲気抜群の洋風の建物。ここは1階部分が津波に襲われました。今では目の前に壁のような高い堤防が立ち、海が見えなくなってしまいましたが、「堤防の上が歩けるようになり、そこから海が見えるから」と、同じ場所で再起した素敵なマスターのいる喫茶店です。美味しい珈琲をいただいていたら、マスターがアップルパイをご馳走してくださいました。これがとぉ〜っても美味しかった!
今回の旅行をブログ記事にして、みなさんにご報告したいと思っているのだけれど、一体何を報告したらよいのか、どういうブログ記事にしたらよいのか悩んでいたので、N先生に相談させていただいたところ、
「来てください。そして、美味しいものをたくさん食べて帰ってください!」
とお話しくださいました。気持ちがすっきりして、相談させていただいてよかったと心から思いました。3日目の記事の後に、たくさんの美味しいものを改めてご紹介させていただきますね♪
その後、高速バスで盛岡へ。一度山田線にも乗ってみたいのですが、本数が少なく、ちょうどよい時間の電車がなかったので高速バスにしました。この時期の高速バスは2回目なのですが、車窓から見える川の雪景色が最高なんです。この川を見るための観光バスがあってもおかしくないと思うほど。バスの運転手さんは雪道に慣れているので安心! 期待通りの景色に大満足でした♪ 録画してきたので見てみてください。いいでしょ?!
・・・3日目/石巻に続く
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【2日目/宮古市】
午前中は電子ピアノ支援でお世話になった、小成楽器店の向口さんとドライブ。何度かお会いし、お付き合いも長くなってきているので、お互い気遣いし過ぎることなく何でも話せる旧知の仲のよう。10時から13時までがあっという間でした。
こちらは海がものすごくきれい!私は神奈川県横浜市川崎近辺の海しかみていないので、湾岸の海がこんなに透明だなんて、本当にびっくり。主人と義父がこの海を見たら、釣りがしたくなるだろうなぁと思いつつ、復興の進み具合を録画してきました。
宮古市は仮設住宅から復興住宅に移ったり、新しく家を建てられる人が増えてきて、仮設住宅の取り壊しが始まっているとのことでした。それでも、生活資金が国民保険の6万5千円だけというお年寄りは、ローンが組めるわけでも仕事ができるわけでもないので、家賃が発生する復興住宅では生活が成り立たず、仮設から出られないとのことでした。また、宮古市、大槌町、山田町など、復興の進み具合に地域格差が生まれているらしく、大槌町などはまだ40%の人が仮設に残っているそうです。
このように問題はまだまだありますが、以前来たときよりは復興が進み、あちらこちらにコンビニやスーパー、薬局を見かけました。車がなければ住みづらいことに変わりはありませんが、店が増えたことでずいぶん住みやすくなってきている様子。また、動画にあるように、新しい船や、海産物を加工するの工場など、活気が出てきているのを感じました。

向口さんとのランチ。宮古の駅前にはお寿司屋さんが何軒もあるんです。宮古のお刺身はやっぱり美味しい!
宮古市魚市場の魚カレンダー
以前、生ウニを送っていただいたとき、めちゃくちゃ美味しかったので買って帰りたかったのですが、残念ながら時期外れ。ウニが食べたい人はぜひ7、8月にどうぞ。ちょうど夏休みの時期ですね♪
びっくりしたのは、私の大好物のはらこ飯がこの近辺の料理だったということ!このあたりは北海道に次ぐ全国第2位の鮭の産地なんだそうです。向口さんのお勧めは新巻鮭。とにかく旨い!とのこと。ランチは出来立てのはらこ飯をと思ったのですが、これまた時期外れ。はらこ飯は12月が時期で、この時期のいくらはプチプチとして食感がまるで違うそうです。駅弁ではない、出来たてのぷちぷちはらこ飯が食べたい〜!いつか絶対12月に来るぞ!
ランチの後はN先生と。電子ピアノ支援を始めるきっかけとなったM先生は残念ながらインフルエンザ。N先生と二人でのお茶会となりました。喫茶店へ行く前に、震災前そこでピアノを教えていたという、N先生とM先生のご実家があった場所へ連れて行ってくださいました。目の前が海。今は工場だけが立ち、住宅はありません。以前たくさんの人でにぎわっていたというメイン通りも、津波で流され、商店もなくなりました。以前あった自分の家がどのあたりなのか悩むほど、住宅街は工場に代わり、区画整理で道路も変わりました。
そんな故郷の景色が様変わりしてゆく寂しさを伺いながら、異人館という海の傍にある喫茶店へ。雰囲気抜群の洋風の建物。ここは1階部分が津波に襲われました。今では目の前に壁のような高い堤防が立ち、海が見えなくなってしまいましたが、「堤防の上が歩けるようになり、そこから海が見えるから」と、同じ場所で再起した素敵なマスターのいる喫茶店です。美味しい珈琲をいただいていたら、マスターがアップルパイをご馳走してくださいました。これがとぉ〜っても美味しかった!
今回の旅行をブログ記事にして、みなさんにご報告したいと思っているのだけれど、一体何を報告したらよいのか、どういうブログ記事にしたらよいのか悩んでいたので、N先生に相談させていただいたところ、
「来てください。そして、美味しいものをたくさん食べて帰ってください!」
とお話しくださいました。気持ちがすっきりして、相談させていただいてよかったと心から思いました。3日目の記事の後に、たくさんの美味しいものを改めてご紹介させていただきますね♪
その後、高速バスで盛岡へ。一度山田線にも乗ってみたいのですが、本数が少なく、ちょうどよい時間の電車がなかったので高速バスにしました。この時期の高速バスは2回目なのですが、車窓から見える川の雪景色が最高なんです。この川を見るための観光バスがあってもおかしくないと思うほど。バスの運転手さんは雪道に慣れているので安心! 期待通りの景色に大満足でした♪ 録画してきたので見てみてください。いいでしょ?!
・・・3日目/石巻に続く
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emksan at 13:58│
│東日本大震災支援