2014年12月08日

発達障碍児相談(6)の方からいただいたその後のご報告

嬉しいご報告♪ 発達障碍児へのレッスンで相談があると、みなさんいつも、その後の経過についてご報告くださいます。それは1,2カ月後かもしれないし、直後かもしれないし、時期については様々なのですが、「今はこんな感じです」とご報告くださるのです。それがとても嬉しくて。 

今日は、『発達障碍児レッスン相談(6)』の方からご報告をいただきました。アプローチ前の動画と、アプローチ後の動画を見せてくださったのですが、この短期間にリズムの難しい『ルパン三世』が安定していることにビックリ!次の文章は、その方からいただいたメッセージの一部です。


先生のいう通り「一定の時間軸」ということが全然分かりませんでした。有効だったと感じたのは、先生が大事だと言っていた「1234と指で音符を追う」を、息子に見せることだったと思います。

ずっと同じ間隔で、1234の繰り返しだということが、分かるまで繰り返し見せました。分かっても再現できるようになるのには、繰り返し、見ること、言うこと、指で追うこと、が必要でした。



この短期間に身につけることができたのは、アプローチが効果的だったというだけでなく、お母さんと息子さんが一生懸命取り組んだからこそと思います。息子さんがこの曲を大好きだったため、頑張れたとのことでした。「何かおかしい」というのは本人も気づいていること。それが解消されてスッキリ、息子さんは気持ちの良い達成感を味わえたのではと感じました。おかしい、できない・・・でもそれが何故なのかがわからない。そう思い続けることほど苦しいことはないですよね。

新しい曲は2拍子で16分音符が入ってくるとのこと。また振り出しに戻り、2拍子の曲がワルツに聴こえるそうです。(笑)そのため、改めてこのアプローチ方法で取り組んでいるとのこと。新しい曲に出会うたび、このアプローチで取り組んでいくことが、とても大切なんですよね。その積み重ねで、どの楽曲の中でも、「一定の時間軸」を捉えられるようになってくる。

ちなみに、16分音符は「タタタタ」と唱えると、タを何回言ったのかわからなくなるので、(これは定型発達の幼児にも言えることですが)「タカタカ」もしくは「タトトト」という唱え方がお薦めです。タトトトよりタカタカの方がわかりやすいかな。

その際、声だけでなく、必ず一度、音符と読み方が一致するよう、下図を提示してあげてください。声だけではなかなか理解してもらえないのではと思います。

16分音符





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やりとりはFBメッセージとさせていただき、メールでのやりとりは不可とさせてください。メールチェックが2,3日おきになっているということが理由です。 (頻繁に使用しているパソコンではメールチェックができないので・・・。)

みなさんが抱える悩みは、発達障碍児、もしくは発達障碍児かもしれないという生徒さんを抱える、多くの先生方と共通した悩みと思います。悩みやアドバイスを多くの方と共有していくことで、これらのアプローチを誰もが知るようになり、知らない人も知りたいと思ったとき、気軽に当たり前に手に入る情報になったならと願っています。

相談には勇気がいる場合もあるのではと思いますが、ブログでは匿名記載となります。私が「あの相談は誰それからのものだよ」と、第三者に語るということも決してありません。どうぞお気軽にメッセージをください。

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emksan at 12:54│ 発達障碍児レッスン相談