2014年11月09日

発達障碍児レッスンの嬉しいご報告

時々、発達障碍児にピアノを指導なさっている先生から、
嬉しいご報告をいただくことがあります。
初となる発達障碍の生徒さんとの出会いや、
レッスン経過のご報告。
みなさんとても明るく前向きに、

・本があると思うと不安にならずにすむ
・わからなくなったら相談すればいいと思えるので気がラク

と言ってくださいます。
みなさんFBで繋がっている先生方です。

※私のFBは私的な繋がりではなく、
 ピアノ指導者の方々と繋がることを目的としているので、
 発達障碍児にピアノを教えていらっしゃる先生、
 どうぞお気軽に声をかけてください。
 https://www.facebook.com/emikopiano


あきらめないで! ピアノ・レッスン ~発達障害児に学ぶ効果的レッスンアプローチ~







今日も嬉しいメッセージをいただきました。
ご承諾をいただくことができたので、
ここにご紹介させていただこうと思います。





私の教室に、また特別支援学級の二年生の女の子が入会しました。
自閉症かもしれないと、紹介してくださった方からきいておりましたが、
初顔合わせの日 彼女のは服、バック、靴下、ぜ〜んぶアナ雪のこだわりガール。
お母様がフィリピンの方で、英語との二重言語で混乱しているようです。

レッスンを進めていくと楽々いけるのです。
幼児用のバスティンのプリマーを選択したのを、ちょっと後悔しました。
以前でしたら、ハーフでお母様があまり日本語ができず、自閉症、
私も不安でお断りしたかもしれません。
今は中嶋先生という経験豊富な相談できる方がいらっしゃる、
資料も公開してくださったので、
明るい前向きな気持ちで受け入れることができました。

「一緒に音楽を楽しみましょう!」
4才になった言葉の遅れのある幼児も、
10月にはいってから進歩がありました。
先生に見せていただいた動画の『アヴィニョンの橋』が効果絶大。

親御さんからリトミックのご要望があったので、
それらしきことをイロイロして、
最後に鍵盤に赤と青のシールをはり、
ドドド〜レレレ〜を赤赤赤〜青青青〜と歌うと、
嬉々として弾いてくれます。

先々週のレッスンで、他のメニューに時間かかり、
『アヴィニョンの橋』を一回で終わろうとしたら、
彼女の目から涙がポロポロ。
「どうしたの?」と聞くと、言葉がでないので鍵盤を指差すのです。
「もっと弾きたいの?」「うん」
その後2回弾いて、やっと落ち着いてくれました。

うしろで聞いていたお父様も、ビックリなさっていました。
先週は左手で、今週は両手。
そして右、左という私の声かけで、ちゃんと弾きわけられるようになりました。
以前は数も「1、2、いっぱい〜」と2までしかわからなかったのが、
3、4、5と進みました。
まだ数字には発展させず、紙コップで作ったカエルを、
「いっこ、にこ、さんこ」とマレットでたたいて体感しています。
本人もたのしそうに得意げに数えています。
アヴィニョン効果で、3に発展していったようです。

気にいったことには、
脳がどんどん前向きになっていくのを実感しました。
数字、鍵盤にいきたいところですが、
言葉の理解を優先させ、ゆっくり進めていこうと思っております。
私も嬉しかったです。
中嶋先生に伝えずにはいられません。


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emksan at 18:31│TrackBack(0) 障碍&幼児 

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