2014年10月23日

発達障碍児レッスン相談 (5)

〜 発達障碍児レッスン相談 (5) 〜


<相談者>


息子が高機能自閉症です。(通級に通いつつ普通級に在籍している小2です。)ピアノが大好きですが、今、本が変わった事につまづいています。いつも3時間ほど練習するくらいピアノが好きなのですが、お気に入りのバイエルが終わり、ツェルニーに入ろうとしたところ、バイエルのないピアノに心がついていけません。 ネットでいろいろ検索していて先生にたどりつきました。友達がいなくてピアノが友達状態の息子を、助けて頂けませんか? もう一冊の曲集もあと一曲で終わります。重ねて新しい本に入るのは難しいかと思います。(こちらは1から2にはいるだけですが)とにかくバイエルが好きすぎでした。ツェルニーが嫌なのではなく、バイエルがない生活についていけないようです。


<中嶋>

お気に入りの教材を卒業できない。よくあることなんですよ。「卒業」という言葉を使ってみたことはありますか?この言葉、結構受け入れてもらいやすい言葉なんです。

 ・この曲集は「卒業」だよ。

それから、私がよく使うのは「レパートリー」という言葉です。

 ・弾けるようになった曲はレパートリーにして、お家で弾きます。
 ・レッスンでは弾けない曲をやります。


という説明です。弾ける曲=レパートリー、弾けない曲=レッスンという図式を文字で書いて説明し、理解してもらうことができると、受け入れてもらいやすくなるのではと思います。 とりあえず、現時点でツェルニーが無理なのであれば、しばらくはバイエルに付き合い、もう一冊の曲集の卒業について、

・この曲集はこの曲が終わったら卒業です。
・この曲集を卒業したら、次はこの楽譜をレッスンします。


ということを、事前に何度も説明し、理解を促しておくのがよいのではと思います。あと何曲で、この曲集は卒業だね・・・というように、かなり前から心の準備をさせておく、ということでしょうか。 バイエルについては、急にというのは無理なのではと思うので、この曲集と同じような方法を取り、

・あと何回レッスンしたら、バイエルは卒業です。
・バイエルを卒業したら、ツェルニーをレッスンします。


というのを1カ月くらい声かけしてみる。効果があるかはわからないのですが、私だったらそんな風に試してみるかな、と思います。 まだ小学2年生とのことで、こういう新しいものを受け入れるには、様々な「経験」を積む必要があるのだろうと思います。レッスンでは、ゆっくり本人の心の準備を促し、本人の心の準備が整うのを待ち、焦らずじっくりの気持ちで、卒業できるのを待つのがよいのではと思いますヨ♪


<相談者>

具体的に教えて頂いて、ありがとうございました。「終わり」という言葉に、永遠の終わりのような気持ちになってしまったのかもしれません。お気に入りの楽譜が卒業出来ない子はいると伺って、少しホッとしました。彼らには仕方ない事なんですね。教えて頂いた「卒業」「何度も予告」やってみます。一ヶ月位と、具体的に教えて頂き大変参考になりました。ありがとうございました。






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みなさんが抱える悩みは、発達障碍児、もしくは発達障碍児かもしれないという生徒さんを抱える、多くの先生方と共通した悩みと思います。悩みやアドバイスを多くの方と共有していくことで、これらのアプローチを誰もが知るようになり、知らない人も知りたいと思ったとき、気軽に当たり前に手に入る情報になったならと願っています。

相談には勇気がいる場合もあるのではと思いますが、ブログでは匿名記載となります。私が「あの相談は誰それからのものだよ」と、第三者に語るということも決してありません。どうぞお気軽にメッセージをください。

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emksan at 15:51│TrackBack(0) 発達障碍児レッスン相談 

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