2014年10月14日

ショパン/ノクターン第2番のハーモニーを味わう

先日チェルニー30番で、
ハーモニーを味わう記事を書きましたが、
今日は大人の生徒さん。
ノクターン第2番でハーモニーを味わいました。

カラフルなハーモニーとはどういう響きをいうのか?
楽譜通りに弾いているのに、
ハーモニックに聴こえてこないとは、
一体どういうことなのか?
これはもう、耳で体験していくしかないことなんですよね。

私は10年ほど前、
重要と思われる和音の第3音、
属七の限定進行音である導音と第七音、
その楽曲の調にない響きなど、
ハーモニックに響かせるためのカギとなる音を丸で囲み、
それらの音をきちんと響かせることができるよう、
訓練した時期がありました。

ということで、生徒さんにも同じアプローチを。
まずは、重要と思われる響きを耳にすると、
それまで接してきた響きが、
よりカラフルになるということを体感してもらうことにしました。
下の動画は、
大切な響きを抜き出して弾いています。




次に、大切な響きを単音で弾くことなく、
和音だけで弾いたものを聴いてもらいました。





ここにはアップしませんでしたが、
上の動画のようにハーモニーを弾きながら、
メロディを歌うところも見せました。

ハーモニーがどのようなエネルギー、
どのような方向性で響いているのか。
それさえわかれば、歌は自由になれます。
それがわからないから、
1拍ずつ、どれもこれも長い音価に出会うたび、
その音をためて歌い、重たい音楽にしてしまう。
もしくは、どこが大切なのかがわからず、
淡々とした演奏になってしまったり。

この練習はとても気持ちがよい練習方法です。
耳がどんどん開いていくのがわかる上、
ハーモニーの美しさに酔いしれることができるのだもの♪
特に、この曲の色合いの変化は本当に美しい!
ずっと、ハーモニーだけ弾いていたくなるほど。

響きを味わう。
弾くことにだけ精いっぱいになってしまうと、
響きと耳の距離感がなくなってしまうものですね。
響きというのは空間全体に関わってくること。
楽器にかじりついていたのでは、
ハーモニーの豊かな響きに気づくことはできないので、
耳と楽器の距離感って、大切なんですよね。

こういう練習をしていると、
心が落ち着いてきて癒されます。
このところちょっと忙しかったので、
レッスンで癒されました♪


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emksan at 16:57│TrackBack(0) ピアノ/レッスン 

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