2014年08月01日

穴のあいたホースでは効率が悪い

中学生のレッスンでのこと。
ハノンのレッスンをしていて・・・


「先生さぁ、最近穴のあいたホースを思い浮かべるんだよねぇ。」

「?」


「肩のところに蛇口があって、
そこからホースを鍵盤まで引いてきて、
鍵盤のところにバケツがあるとするでしょ?」

「こんな風に折れ曲がってたら、
水はここで止まっちゃうよね。」


s-DSCF0001
※青丸のところで水の流れは止まる


「でさ、こんな風にホースに穴があいてたらさ・・・」


s-DSCF0002

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※穴があいて水がこぼれていく


「この穴から水が落ちちゃって、
バケツにはちょっとしか水が入っていかないよね。」

「エネルギーの流れって、この水と同じなんだよね。
穴がたくさんあいていて、
エネルギーが無駄になっちゃうと、
鍵盤にエネルギーが伝わらないよね。」



s-DSCF0004

「100%のエネルギーを鍵盤に伝えることができたら、
すっごくラクに弾けるんだよ。
効率の良さっていうのがあるんだよね。」


もちろんこの図ほどひどい状態ではなく、
手の形や第一関節、
手首の位置などが安定している子です。
でも、どこかでエネルギーが停滞している、
スムーズに流れていないと感じ、
「効率の良さ」ということを強調するために、
この説明をしました。
すっごくわかりやすかったみたい。
その場でいい具合に弾いてくれました♪


「でさ、これ、レッスンノートになんて書いたらいいかな?(笑)」


私は大人の生徒さんにしろ、
子どもの生徒さんにしろ、
何故できたのか?
何を意識したらできたのか?という確認をすることにしています。
というのも、レッスンではできたのに、
家に帰ったらコツがわからなくなって、
できなくなってしまった・・・ということがよくあるからです。


「この話、すっごく印象に残ったから、
穴のあいたホースにならないで大丈夫♪」



なんだかとっても楽しい話だったみたいで、
気に入ってくれたようです。
よかった〜♪


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emksan at 15:48│TrackBack(0) ピアノ/レッスン | ピアノ/How to

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