2013年10月29日

なっちゃん(軽度知的障碍)高校2年生当時の演奏

高校2年生のときの、なっちゃんの演奏です。
21歳のレッスン風景は、
読譜中心のレッスンになっているため、
なっちゃんの音楽的側面が伝わらないと感じました。

指が楽曲に慣れるまでの間は、
読譜や指の動き中心のレッスンになり、
表現についてのレッスンはできません。
この時点であれこれ行ってしまうと、
意識をどこに定めたらよいのかがわからなくなり、
なっちゃんが混乱に陥ってしまうからです。

前回の動画は、
楽曲をレッスンする最初の2,3ケ月における内容ですが、
今回は発表会当日、
楽曲を仕上げたときのなっちゃんの演奏です。

なっちゃんの素晴らしいところは、
純粋な響きにあります。
教室にはなっちゃんの演奏のファンがたくさんいるんですヨ。
それくらいひたむきで美しい音色を奏でるのがなっちゃんです。

この動画でどこまでその響きが伝わるかわかりませんが、
生でしかわからない彼女の純粋な響きというものがあるのです。
私がどんなにこのような響きを求めようとも、
決して真似のできない、
ひたむきで純粋な響きがここにはあります。

https://www.facebook.com/photo.php?v=208208912695430
 ※セミナー用に編集してあるため、演奏は途中までとなります。


なっちゃん(21歳)のレッスン風景動画はこちら


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emksan at 20:16│TrackBack(0) ピアノ/レッスン | 障碍&幼児

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