2013年07月30日

ショパンの親友アルカン

YouTubeでアルカンの作品を聴いてまわりました。
ショパンと親友だったアルカンは、
ショパンの死後多くの弟子を引き取ったそうです。
でも、実際にアルカンの音楽を聴いていると、
ショパンのものとは全く違います。
お弟子さんたち、混乱しなかったのかな?と思うほどに。

アルカンの作品は超絶技法で有名なようです。
19世紀のヴィルトゥオーソというとリストが真っ先に思い浮かびますが、
当時ヴィルトゥオーソはリストだけじゃなかったんですよね。
アルカン、カルクブレンナー、タールベルク。

海外ではアルカンのコアなファンが多くいるようです。
この超絶技巧に挑戦したくなるのかもしれません。
YouTubeにたくさんの演奏が投稿されていました。

ところで、このYouTubeでアルカンの面白い動画を見つけました。
アルカンが使用していたエラールのピアノの写真が載っているのですが、
ペダル・キーボードがついているんですよね。
これ、どういう仕組みになっているんだろう?
ペダルの音は何によって音がでるのか?

一見オルガンのペダルのように見えるけれど、
仕組みが同じなのかな・・・。
でも、電子で音がでるはずはないので、
その場合空気を送り込む何かがあるはず。
写真ではそれがわからないんですよね・・・。
音の出る仕組みが知りたい・・・。
というか、どういう場面でこのペダル・キーボードを使うのか?
どういう楽曲でといった方がよいかな。

それにしても、つくづくアルカンってすごい人ですね。
6歳でパリ音楽院に入学、
7歳にして、オルガンでプルミエ・プリ(一等賞)を得て、
7歳半でヴァイオリニストとして演奏会デビュー。
でもって、リストに並ぶピアニスト。
一体どうなってるんだろう?ってくらいにスゴイ。


【アルカンの使用ピアノと作品】



【アルカンの超絶技巧作品『イソップの饗宴』】



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emksan at 11:37│TrackBack(0) ピアノ/練習&勉強 

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