2013年04月19日

(1)読譜の準備 〜音の並び〜

これからシリーズで自分の頭を整理する意味合いも含め、読譜について考えてみようと思っています。また、文章最後に私が普段生徒さんに指導している方法をまとめた、読譜教材を添付していけたらと考えています。

今構想中の内容は以下の通りです。

(1)読譜の準備 〜音の並び〜
(2)読譜の準備 〜音の高低〜
(3)読譜 〜図形の把握〜
(4)読譜 〜リズムと拍子感〜
(5)読譜と演奏 〜鍵盤把握と読譜の一致〜
(6)読譜と演奏 〜奏法と読譜の一致〜 

読譜教材の添付は、 銑い發靴はイ泙任鮃佑┐討い泙后E喘罎芭れが変わってしまったらごめんなさい。(^_^;)


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(1)読譜の準備 〜音の並び〜

ドレミの符頭位置は、音の並びの概念に沿って決められています。そのため私は、読譜の指導以前に、音の並びへのアプローチが必要と考えています。特に、子どもは7歳頃まで非可逆的な思考しか持っていません。これは可逆的な発想がないということです。私たち大人は、ドレミファソという並びを教えられれば、ソファミレドと可逆的に並びの概念を理解することができますが、子どもにはそういう発想がないのです。

ドレミファソラシドはすぐ覚えたのに、ドシラソファミレドはなかなか覚えない子。ヘ音記号のドシラを何度教えてもドレミと読んでしまう子。これらはすべて非可逆的な思考のため起きる現象です。このような子は、ミの下はレ、ラの下はソということをなかなか理解できません。シの音符が目の前にあったとき、上のドから数えれば「ド→シ」と早く読めるのに、わざわざ下のドから「ドレミファソラ・・・シ」と数える子は、可逆的な思考ができていないからです。

楽譜に「ドレミ」という音符の並びがあり、その音符の流れはすぐ歌えるようになったのに、次にくる「ミレド」という音符の並びがなかなか歌えるようにならない。可逆的な発想がない子どもは、楽譜に書かれた音符を左から右に読んでいくとき、音符の並びは常に「ドレミファソ〜」という一方通行で進むと思い込んでいることがあるのです。

音の並びの概念というそもそもの土台を理解していない上、左から右に進む音符の流れは、常にドレミファソという一方通行のはず!という勘違い。「なんで?どうして?」こういう子はわけがわからなくなり混乱し、苦手意識だけがどんどん募り、読譜に挑戦する意欲がなくなってしまいます。

そのため、私は五線に書かれた符頭の位置という、「見た目」の読譜アプローチをする前に、音の並びを反射で答えられるようになるためのアプローチを先にすることにしています。


読譜教材 【音の並び】
http://musestown.livedoor.biz/dokuhu-otononarabi.pdf


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emksan at 22:28│ 読譜 | ピアノ/How to