2012年04月17日

ミリオン楽器南浦和店でのセミナー

今日は、南浦和でセミナーをしてきました。
会場はほぼ満席。
楽器店さん曰く、3分の2がインターネットを通じての方とのこと。
今回は親御さんが多かったのも印象的でした。

これでセミナーをして8回目くらいなのですが、
会場によっていろんな雰囲気があります。
今日の会場は、みなさん積極的だったのが印象的でした。
通常は質問がなかなか出てこなくて、
セミナー後個人的に私のところに質問に来てくださいます。
ところが、今日は違う。

あちらこちらから質問が飛び交い、
結局12時半にお話しを終えてから、
13時半まで質問コーナーが盛り上がりました。
親御さんからのご質問もあったりして、
すごく有意義な時間でした。

また、今回はピティナ支部の主催ということで、
セミナーレポートというものをみなさんが書いてくださいました。
アンケートのようなものなのですが、
たくさんの感想をいただいて感激です。

その感想で多く見られたのが、
細分化してアプローチする、ということでした。
3つの視点と、分析して細分化したものをアプローチするという方法が、
講座を聞いてくださった方々みなさんに伝わったと思うと、
嬉しくてたまりません。

また、障碍のない定型発達の子にも、
通用するヒントがたくさんあったと書いてくださった方も多くいらっしゃいました。
そうなんです!本当に。
定型発達の子へのアプローチが障碍のある子に通用するとは限りませんが、
発達障碍児へのアプローチは、
大人子ども、障碍のあるなしにかかわらず、全ての生徒さんに通用するんですよね。
それがみなさんに伝わったということも、嬉しかったことのひとつです。

レッスンアプローチには、障碍のあるなしなんて関係ない!ということ。
個性を知る、理解力を知る、身体能力を知るという、
ピアノ指導における3つの視点は、
全ての生徒さんに必要な視点であり、
ひとつのことを分析して細分化してアプローチするという方法も、
全ての生徒さんにわかりやすいレッスンを提供するため必要な視点です。

私は、発達障碍の生徒さんに出会ったことで、
指導力をすごく鍛えられたと実感しています。
発達障碍の子たちは、音楽の本質というものに私を目覚めさせてくれ、
指導者としての力量も育ててくれました。
発達障碍の子へのレッスンは、
私たちに多くの実りをもたらしてくれるんです。
それが、少しでも多くの方に伝わったならと願いながら、
いつもお話しさせていただいています。

今日の質問コーナーは、本当に楽しかった!
質問してくださったみなさん、どうもありがとうございました♪
みなさんのたくさんの文字で埋め尽くされたセミナーレポート、
私も心を込めてお一人お一人にお返事を書かせていただきました!
真摯なまなざしと、明るい笑顔でお話しを聞いてくださったみなさんに感謝です。


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emksan at 21:30│TrackBack(0) ピアノ/レッスン | 本の出版

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この記事へのコメント

1. Posted by 荒木 安子   2012年04月17日 21:55
中嶋先生、こんばんは!
今日は南浦和でセミナーが行われたのですよね。
私の家から近いので、是非うかがいたいと思っていましたが、娘の都合でうかがえませんでした。
昨日のツイ―トでも、「まだ空席があります。」と書いていらっしゃったので、「行きたい!」とうずうずしましたが、家の事情で断念しました。
また次回、先生のお話しを直接聞かせていただきたいです。
楽しみにしています。
夜分に失礼いたしました。

      埼玉県戸田市   荒木 安子
2. Posted by 中嶋   2012年04月18日 12:16
> 荒木先生

コメントありがとうございます♪楽器店の方に、火曜日ということで行きたいのに行けないという方が、たくさんいらしたと伺いました。いつか、また機会があったら〜と願っています♪