2012年02月01日

『湖面に揺らぐ月』を作曲してみて

これまで作曲した曲をブログ記事にするとき、
ブログカテゴリは「ピアノ/練習&勉強」でした。
私にとって作曲とは、
演奏する上でのなんらかのヒントになるだろうという、
勉強だったからです。

でも、今回の作品は違う気がしています。
ようやく「趣味」と言える作曲ができたのかな、と。

ピアノ曲1作品目の『Uneasiness』。
これ、作品名は後付けなんですよね。(^_^;)
まずは対位法を使った作曲をしてみたくて、
それがこの作品の目的だったのです。
イメージは後付け。

ピアノ曲2作品目の『Op.2』は、
展開というものを体験してみたくて作った曲です。
なので、無理やり展開させている感じがします。(笑)
とにかく自分に思いつく限りの展開をさせてみた・・みたいな曲。
具体的なイメージはなく、
ただピアノの響きだけを追求した曲でもありました。
なので、作品名が思いつかなくて・・・。

こうしてみると『Uneasiness』も『op.2』も、
勉強のための試作品だったのだなぁと思います。

ところが、今回の『湖面に揺らぐ月』は、
イメージ先行型の曲なんです。
確かに旋法を使ってみたいという目的意識はありました。
でも、この旋法も、イメージと合致したからこそ使えたんですよね。
対位法にしても展開にしても、
無理やりな感じからは抜け出られたかな、と思います。
自然な成り行きで作れるようになってきたというか。

感情を音楽に込める作曲家と、
純音楽として感情を音楽に込めない作曲家とがいるとしたら、
私は後者のタイプだろうと思います。
これは自分が好んで弾く曲にも通じることで、
感情を表出させなければならない楽曲というのは、
どうも弾いていて疲れるのです。(^_^;)

ピアノの純粋な響きを堪能したい。
作曲するときも、おのずとそうなるようです。
『湖面に揺らぐ月』は、草枕でいう非人情の景色。
私はそんな非人情な感覚でピアノを弾きたいのかな・・・。


クリックで応援してネ♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ  Twitter「つぶやく」ボタン



emksan at 13:50│TrackBack(0) ピアノ/練習&勉強 

トラックバックURL