2011年08月17日

私のソルフェージュレッスン

すべての生徒さんに、
本格的なソルフェージュレッスンができたらいいのですが、
そうもいきませんよね。
本格的にレッスンしようとしたら、
ピアノレッスン以外にソルフェージュのためのレッスン時間を設けなきゃなので。

私の生徒さんは、ほとんどが発達障碍の子で、
こういった子たちへのソルフェージュは、
それぞれの子に応じたものとなります。
譜読みへ挑戦できる子であれば譜読み中心に。
楽典がスイスイ入っていくタイプの子には楽典からのアプローチ。
理解より音感覚で覚えてしまう子には自由な作曲へのアプローチ。
ほんとイロイロ。

数少ない定型発達の生徒さんには、
ピアノとは別枠でソルフェージュレッスンを受けるようお勧めしているのですが、
それを受け入れてくださる生徒さんはほとんどいません。
みなさん趣味だし、他にも習いごとがあるし仕方がないんですよね〜。
そこで、ピアノレッスンにスケールやカデンツを加えたり、
呉暁さんの教材を使ったり・・・という程度にとどまってしまうのデス。

しかし、なかには別枠でソルフェージュレッスンを受けている子もいます。
今日はそのレッスン内容のご紹介。
是非みなさんの工夫も伺いたいところですが、
ブログは一方通行の発信手段なので、
一方的に私のレッスンの紹介になっちゃいますネ。(^-^;
機会があったらみなさんのソルフェージュレッスンも聞かせてください〜。


〜環乾好院璽襪肇デンツ
 まずは1オクターブだけで全調を目指します。
 記広気離デンツに慣れたら、記賢広気離デンツに挑戦。

移調奏その1
 これは早い段階から取り入れています。
 ,料阿5指の型で白鍵からの長調短調を覚えてもらうのですが、
 導入期は、この5指の型だけで移調できる曲を使います。

0楪漢佞修裡
 1オクターブで弾けるようになった調を使い、
 オルガン・ピアノ1巻程度の楽曲を移調します。

っ渦擦猟阿取り
 ドレミが全く聴き取れない子は、ドレミファソラシドシラソファミレドと、
 音の高さを覚えながら、音程に合わせて歌ってもらう訓練をします。
 この訓練をしているうちに、単音が聴き取れるようになってきます。
 最初は中間部の1オクターブ。
 それから高音部、低音部と範囲を広げていき、
 最終的に黒鍵も取り入れていきます。

ソ轍擦猟阿取り その1
 3度か5度かを聴き分けてもらいます。
 音名は答えなくてOK。

重音の聴き取り その2
 長3度か短3度か聴き分けてもらいます。
 聴き取りに挑戦する前に、長3度や短3度を全て弾いて歌います。
 このとき「ド、レの♯」では3度にならないことを説明。
 3度の音名で歌えるようになってもらいます。
 その後、聴き取りですが、ここでは音名で答える必要はなく、
 長短の聴き分けだけをやってもらいます。

Ы轍擦猟阿取り その3
 長3度、短3度の重音を、音名で答えてもらいます。

┘デンツの聴き取り
 弾けるようになったカデンツを聴き取ってもらいます。
 何調のカデンツなのかを答えるだけです。

呉暁さんの教材(リズムとふよみ)
 必ず拍子打ちしながら歌ってもらっています。
 (拍子打ちの方法は
こちら

  リズムとソルフェージュ(1) (6~8歳向け)リズムとソルフェージュ(1) (6~8歳向け)
著者:呉 暁
音楽之友社(1998-12-10)
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単旋律の聴き取り

 子供のための旋律聴音 メロディーのかきとり子供のための旋律聴音 メロディーのかきとり
著者:子供のための音楽教室
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新曲視唱
 1分間楽譜を読んでもらい、その後1人で歌ってもらいます。
 1人で歌った後に、伴奏をつけて歌います。

きれいに歌いましょうソルフェージュ入門きれいに歌いましょうソルフェージュ入門
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単旋律とカデンツの聴き取り
 両手でカデンツを弾きながらルルルで歌ったものを、聴き取ってもらいます。
 単旋律で歌を聴き取った後、カデンツを記賢垢能颪取ります。
 その後、家でカデンツを弾きながら歌ってきてもらいます。
 さらに、移調の宿題も出します。

才能を育てる子供のソルフェージュ(上)才能を育てる子供のソルフェージュ(上)
著者:呉 暁
音楽之友社(1998-12-10)
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2声の聴き取り
 聴き取った後、私とソプラノとアルトに分かれて歌います。

初歩から受験まで段階的に使える聴音問題集(3)和声聴音627問初歩から受験まで段階的に使える聴音問題集(3)和声聴音627問
著者:糀場 富美子
全音楽譜出版社(2008-11-12)
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ソルフェージュは幅が広いですよね。
舞曲の知識、構成の知識、時代様式の感覚、
楽譜からフレーズ(まとまり)を見つけたり・・・イロイロです。
これらはソルフェージュのレッスンだけで身につくわけではなく、
ピアノを弾くことで身につくことも多々あります。
そのため、音楽史についても楽典についても、
私はソルフェージュレッスンと連携をとりながら、
ピアノレッスンでも取り入れています。

1人の先生がソルフェもピアノも教えることの利点が、
ここにはあるような気がします。
ピアノの進み具合、ソルフェージュの進み具合を見ながら、
その生徒さんに応じたソルフェージュレッスンが可能だからです。
ピアノだけ進んでいてもバランスがとれないですし、
ソルフェだけ進んでいてもバランスがとれない・・・ですもんネ。

それにしてもソルフェージュは幅が広い!
1時間のソルフェージュレッスンじゃ足りないくらい、
あれもこれもやりたい!だらけ。(^-^;
クラシック音楽の世界は奥が深いヨ。


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emksan at 16:28│TrackBack(0) ピアノ/レッスン 

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この記事へのコメント

1. Posted by ももぴっぴっ   2011年08月26日 20:19
こんばんは。
私も、最初に習った先生は、ソルフェージュから、習いました。
でも、ほとんど駄目でしたけど。調音苦手なんです。
ただ、それのおかげでしょうか?
どんなに、調が変わっても、歌えます笑
カラオケでは、便利です。
移動ド効果で、音程が合わなかったら、キーをどんどん下げて歌います。
ピアノを再開したとき、、譜面のドは、二長調でも、へ長調でも、ドと呼んでいいと知り、びっくりしました。昔は、全部読み変えて言ってましたから。(^_^;)
調音は×ですが、音を外したのは、すぐにわかります。ヽ(^。^)ノ
2. Posted by 中嶋   2011年08月28日 14:44
移動ドなんですね〜。私は固定ドなので、移調が得意な移動ドの能力も欲しかったなぁと思ったり、です。(笑)両方できたらお得ですよね〜