2011年08月16日

宮城県楽器支援本格始動♪

岩手県宮古市への楽器支援がひと段落し、
(今後も需要があるたび対応していく予定です)
最近は宮城県の情報収集に努めていました。
宮城県の仮設入居は岩手県より少し遅れています。
このところ続々と仮設への入居が始まったようで、
楽器需要が高まってきました。

宮城県では3名のピアノの先生と連絡を取り合いながら、
マッチング作業を進めています。
最近仮設に入居した方々は、
電子ピアノの置き場所をどう確保するかで悩まれているようです。
仮設は狭いので、家族が多いと電子ピアノの置き場所に困るんですよね。
宮古市でも電子ピアノどころか、
キーボードの支援を受けることすら諦めてしまったご家族がいました。
現実はとても厳しいです。

先日どこかのワイドショーだったかニュースだったかで、
南三陸のピアノの先生のことが取り上げられていました。
かれきに埋もれた音の鳴らないグランドピアノ。
避難所でテント生活をするこの先生の表情をみているだけで、
胸が苦しくなりました。


「もう二度と音楽はできないと思った。」


ピアノが流され、楽譜が流され、レッスン室もない。
それどころか住みかもなく、避難所でテント生活。
避難所から出ることができたとしても仮設生活です。
あまりのショックに、ピアノが弾けなくなってしまったこの先生は、
ピアノが弾けなくては教えることもできないと、
固く暗い表情をなさっていました。

そんな精神状態の中、
生徒さんたちからレッスン再開を求める声が上がってきました。
私が一番最初に支援をした宮古市の先生もそうでした。
先生ご自身が被災なさっているので、レッスン室確保が難しい。
でも、知り合いにレッスン室を借りて、レッスンを再開していたのです。
今は内陸部に住み、これまでしたこともない音楽以外の仕事に就き、
隔週で片道3時間かけて借りているレッスン室でレッスンなさっています。

テレビで取り上げられていたピアノの先生は、
生徒さんのご自宅を借りてレッスンを再開なさいました。
使用している楽器は電子ピアノ。
レッスンが再開できるだけでもいい。
それが現実なのだと思います。

私が支援させていただいている方のほとんどは、生徒さんたちです。
家を流されながらも、レッスン再開を望む生徒さんたち。
楽器がなく家で練習できなくても、レッスンを受けたいという生徒さんがいます。
狭い仮設に無理やりなんとかかんとか電子ピアノを入れて、
少しでも子どもに日常をと願う親御さんがいます。

楽器支援は命を繋ぐ支援ではありません。
衣食住すべての確保が難しい被災地において、
一番後回しとなる支援のひとつでしょう。
でも、あれからもう何か月経つのでしょう?
人間、生きていくためには文化も必要です。
それが生きるための精神の糧となるからでしょう。

先日、東日本支援をしている西條さんがツィートで、
ようやく音楽を聴く気になり、久々に音楽を聴いた、とつぶやいていました。
心の糧が前へ進むエネルギーになる。
そう信じて、今後もこの支援活動を続けていきたいと思います。
みなさまのご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。

※現在、電子ピアノが不足しています。


岩手県・宮城県ピアノ教室への電子楽器支援と楽器店支援をしています!!
“鏈匱圓罰擺鐵鷆ー圓離泪奪船鵐
被災地楽器店で楽器を購入し、被災者へ楽器支援するための支援金募集。
 
(1口2000円)
   http://musestown.livedoor.biz/archives/51947658.html 

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岩手県宮古市で被災なさった楽器店(株)小成さんを応援しています。
   http://musestown.livedoor.biz/archives/51952297.html

これまでの楽器支援報告はこちら



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emksan at 13:40│TrackBack(0) 東日本大震災支援 

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