2011年06月21日

自宅避難所の現状

自立支援活動をしている仙台のピアノ講師かおるさんのブログ。
ここではマスコミが報道してくれない、生の声を聞くことができます。
本当にありがたい。


牡鹿半島で、近隣で唯一二階だけが残った民家が、
50人の避難所になってしまい、
その家のお嫁さん、初産間近なのに、自宅に住めなくなり、
母親と一緒に親戚宅に引っ越しました。
でも、親戚宅も二階しか使えないので、
その親戚一家は避難所に引越して、生活しています。
そうやって皆さん、他の人たちのために、自分たちが犠牲を払われています。

民家の二階だけで50人が暮らすなんて、本当に信じられません。
私は来週、そこに行ってみます。
最近は自衛隊からの食糧が途絶え、
近くには店が全くない地域で、食糧調達すら困っています。
食糧は本日、送るように手配しましたが…。

妊婦さんも、親戚宅の二階暮らしで、
台所も使えないため、また自衛隊からの食糧も近所の方の意地悪でもらえず、
栄養状態が悪く、お腹の赤ちゃんの発達もよくありません。
もちろん、赤ちゃん用品もありません。

私たちはこのお宅に冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ポットなどを送り、
少しでも妊婦さんの栄養状態が良くなるようにしました。
そして妊婦さんに自宅を譲った親戚一家は、
小学校体育館の避難所で暮らしていますが、
小学生のお子さんが、しょっちゅうお腹痛くなるそうです。
心理カウンセラーの方に、この一家を訪問してもらうようにもしました。
先日は私の教え子たちがヘアカットボランティアもしてくれました。

まだまだこんな人たちもいるのが現実です。


一部を抜粋させていただきました。
是非すべて読んでみてください。
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どうぞよろしくお願いいたします。
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emksan at 14:05│TrackBack(0) 東日本大震災支援 

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