2010年10月23日
久々のベートーヴェン

悲愴の第1楽章を弾くにあたって、
この近辺に作曲されたソナタを全部練習しようと思い立ってから、
一応譜読みはし続けているのです。
でも、途中確かに浮気してしまった上、
何も手がつかない時期があったりと、進みはかなぁり鈍いなぁ。(^_^;)
先日あまりにも初期・中期・後期の全体像が、
具体的にしっかりと頭に入っていないことにいらだち、
まとめてみることにしました。
なんとなぁくじゃぁね、もうどうしようもないので。
こうしてみると、ほんっとなんとなぁくのなんて多いことかっ!
記憶力が悪いってこういうときツライです。とほほっ
【初期】
・3つのピアノ・ソナタ 作品2
第1番へ短調 第2番イ長調 第3番ハ長調
・第4番 変ホ長調 作品7
・3つのピアノ・ソナタ 作品10
第5番ハ短調 第6番へ長調 第7番ニ長調
・第8番 ハ短調 作品13 ≪悲愴≫
・2つのピアノ・ソナタ 作品14
第9番ホ長調 第10番ト長調
・第11番変ロ長調 作品22
・第12番変イ長調 作品26 ≪葬送≫
・2つの幻想曲風ソナタ 作品27
第13番変ホ長調 第14番嬰ハ短調≪月光≫
・第15番ニ長調 作品28 ≪田園≫
・3つのピアノ・ソナタ 作品31
第16番ト長調 第17番ニ短調≪テンペスト≫ 第18番変ホ長調
・2つのやさしいピアノ・ソナタ 作品49
第19番ト短調 第20番ト長調
【中期】
・第21番ハ長調 作品53 ≪ワルトシュタイン≫
・第22番へ長調 作品54
・第23番へ短調 作品57 ≪熱情≫
・第24番嬰へ長調 作品78
・第25番ト長調 作品79
・第26番変ホ長調 ≪告別≫
・第27番ホ短調 作品90→中期から後期への兆候
【後期】
・第28番イ長調 作品101
・第29番変ロ長調 作品106 ≪ハンマークラヴィーア≫
・第30番ホ長調 作品109
・第31番変イ長調 作品110
・第32番ハ短調 作品111
本当にメモ程度だけれど。
これを印刷して、壁に貼りつけました。
あぁ、記憶力が悪いって本当にツライ。。。で、弦楽四重奏はたっぷり聴いたので、
再びピアノ・ソナタに立ち返り、
作品14から作品28までを一気に聴くことにしました。
バックハウス、シュナーベル、ミケランジェリ。
こうしてみると私ベートーヴェンのCD少ないんだなぁ。
バックハウスのピアノはとても興味深くて。
なんだろ、その演奏方法がフォルテピアノを彷彿とさせるものに感じたのですよ。
デュナーミクなどが楽譜通りではない箇所も多々あって、
そういうところはちょいと気になったりもするのですが、
とても面白く聴くことができました。
私好きかも・・・。
もっとこの人のベートーヴェンが聴きたいと思いました。
シュナーベルは、ピアノの技術はそれほどじゃぁないのですが、
インスピレーションがよくて。
バックハウスのベートーヴェンは、
大きなまとまりでグググッと曲が進められていく感じで、
すごく俯瞰していると感じたのですが、
シュナーベルは、構成感がとってもわかりやすく、
第1主題と第2主題の性格の違いなど、
とにかく極端なほど表現にコントラストがあるのです。
そういう意味では、私はこちらの演奏も好きなのですよ。
シュナーベルは全集を持っているので、
バックハウスの全集が欲しいなぁ。
久々にベートーヴェン漬けでたくさん曲を聴いたら、
再び練習に熱が入り出しましたヨ。(笑)
・・・・・ベートーヴェンと同時にリュリとクープランもやってるんですけどネ。
これは本当に私の癒しです。
でも進みが遅いんだなぁ。
今やっとこさ第10番の第1楽章に入ったところ。
先が思いやられるほどとろい進み具合ですぬぇ。
こりゃぁ、少しエンジンをかけなければ、
いつまで経っても終わらんぞ・・・デス。
たいして仕上げているわけでもないくせに、だめですねぇ。
がんばろっ。
・・・・って、ブログ記事書いてたら、
バックハウスのCDが欲しくなっちゃって買っちゃった♪
バックハウス/ベ−ト−ヴェン:ピアノ・ソナタ全集
→今回は珍しく楽天で購入しました。
これが一番安かった。送料無料で10909円でしたヨ。
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