2010年03月19日

SYOTAくんの卒業式

今日SYOTAの部屋のSYOTAくんの卒業式がありました。
彼の自作曲を卒業生全員が歌います。
もちろん私はそれを録音しに駆けつけたのですヨ。

中学校に入ってまず感じたのが、
先生たちの明るさと生徒さんたちの素直そうな瞳でした。
あれ?区の中学校って荒れてるところが多いんぢゃなかったっけ?
卒業式が始まっても、雰囲気は穏やかなまま校長先生のお話へ。
これがまたよかったのですよ。

相手を思いやる心。
そのあと送辞や答辞で生徒さんのスピーチがありましたが、
学校の教育方針である「人を思いやる心」というものが、
生徒さんたちの間にしっかりと根付いているんだということが、
とてもよくわかるスピーチで心が温まりました。

廊下ですれ違う先生と生徒さんとのやりとり、
養護学級に入ってくる通常学級の生徒さんと先生とのやりとり。
すべてが穏やかで、健やかで、暖かい。
こういう中学校もあるんだな〜と、とてもいい気持になりました。

SYOTAくんの曲の合唱も、
男子の声は素直で素朴な響き、
女子の声は透明感・清涼感のある響きで、
SYOTAくんの曲が卒業生皆さんの思い出に残るのかと思うと、
感慨深いものがありました。

ところで、せっかく録音した合唱ですが、
ネットへのアップは辞めざる得なくなりました。
実は今回歌われた曲には、かなりの編曲が加えられており、
彼の作ったイントロでもなければ中間部でもなく、
彼の作ったコーダでもなかったのです。
その上、途中途中で彼が使っていないハーモニー進行も使われており、
残念ながら、本来の彼の楽曲ではなくなっていました。


卒業式後、SYOTAくんがとても複雑そうな顔で、


「違う曲になってしまいました。」


と私に報告してくれました。
彼の複雑な気持ちを察して、


「うん。わかってるよ。大丈夫だよ。」


と答えるのが精いっぱいだった私です。


今回の曲は、ひとつの作品として完成された楽曲でした。
これまで勉強のための楽曲として作曲してきたものとは一線を画しています。
その上、あそこに書かれた音は、すべて彼のもので誰のものでもありません。
レッスンをしていた私ですら一切手を加えていない、
純粋に彼だけの音、彼の作品でした。

正直いうと、私は彼の本来の作品の方がずっとずっと好きなのです。
だから、すばらしい響きを持った彼の作品を汚された気がして、
とても悲しい気持ちになってしまいました。
今後は彼の著作権を保護していくということが、
私とSYOTAくんの親御さんに必須の課題になるのかな。
そういう意味では、いい経験をしたのだと思います。

というわけで、SYOTAの部屋は純粋に本来あるべき姿の、
SYOTAくんの作品をアップしているところなので、
今回の録音はアップしないことにしたのでした。

う〜ん。
こうなると、意地でも彼本来の作品を音にしたくなっちゃいますね〜。(笑)


クリックで応援してネ♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ


【ショパン/本---Amazon.co.jp
ショパン (新潮文庫―カラー版 作曲家の生涯)
クチコミを見る
作曲家 人と作品 ショパン (作曲家・人と作品)
クチコミを見る
決定版 ショパンの生涯
クチコミを見る
弟子から見たショパン―そのピアノ教育法と演奏美学
クチコミを見る
ショパン (作曲家別名曲解説ライブラリー)
クチコミを見る
ショパン知られざる歌曲 (集英社新書)
クチコミを見る

楽天楽譜ランキング  楽天クラシックCDランキング  Amazonトップセラークラシック




emksan at 20:19│TrackBack(0) ピアノ/レッスン 

トラックバックURL