2010年01月22日
音響を感じてショパンを弾きたい
ショパンの前奏曲第8番を練習中です。
最近譜読みのラクな曲ばかりやってきていたものだから、
なんだか譜読みに時間がかかってしまった。(_ _;)
たった3ページの曲なのにぃ。
この曲に惹かれたのは、
音響の曲だ!と思ったから。
せっかくグランドピアノがあるんだもん。
この音響を思う存分味わう曲を、
たまには弾いたっていいじゃない?なのデス。
ショパンは音響なんだと実感したのは、
何年前のことでせう?
ポリーニの演奏を聴いてのことでした。
あの細かな音符のかたまりを1つのまとまり、
音響として響かせていたのが印象的で、
そっかショパンの響きってこういうところにあったのか!と目から鱗だったのです。
あのポリーニの演奏会は、
きっと1000回レッスンを受けてもわからなかっただろうことが、
いっきに氷解した感じで、とても嬉しかったんですヨ。
やっぱりいい演奏会へ出かけること、これが一番なんですねぇ。
あれ以来、細かな音符に出会ったときの演奏が、
随分変わった気がしています。
ひとつひとつの音にこだわり過ぎなくなったというか。
まとまりとしての響きを想像できるようになったというか。
で、前奏曲第8番なのです。
この曲は音響の移り変わりがとってもとっても美しい。
どんな風に響かせようか、どんな風に音響に変化を与えようか、
そんな練習がこの上なく心地よくなる曲で、
指はなかなか覚えてくれないけれど、それでも楽しい♪
輝きのある響き、くぐもった響き、
低音の響き、高音の響き。
細かな音符の抑揚をちょっと変えただけで、
ハーモニーの響き方が全然違う。
左右、メロディと内声のバランスをちょっと変えただけで、
雰囲気ががらりと変わる。
その面白さったら!!たまらんのですヨ。
譜読みしている最中は、
一体どんな風に響かせたものか、
どんな風に流れを生み出したらよいものか、
結構悩んだのですが、
ここのところちょいと見えてきた感じがします。
ここまできたら、あとは地道に練習あるのみ。(笑)
最近新生活と読書、
新生活とピアノ、
新生活とパソコン、
新生活とおでかけ、
というバランスの取り方が少しずつ見えてきた感じがします。
私って不器用なのですよ。(^_^;)
まずは、
新生活という家庭生活が安定しないと、
先へ進むことができなくて。
やっとこさバランスの取り方が
見えてきたところで、
1年半振りに2010年から
通年通りの年間スケジュールで、
仕事をこなしていくことができそうです。
これから6月までが忙しくなるんですよねぇ。
怒涛の半年です。
あっという間に1週間が過ぎてしまい、
時間の早さに
精神と体がついていっていない気がして、
とてもとても焦ります。
あっという間に5月が来るに違いない。
ひょえぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜っ!
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この記事へのコメント
ぜひぜひ、先生の前奏曲第8番お聴きしたいです♪
新生活の安定とピアノ・・・・・。
私も去年多々あり、よくわかります!
子犬のワルツの響きがショパンに聴こえない私(涙)
こんな大役大丈夫でしょうか〜。
楽しく練習したいなと思います!
あっという間に5月が来そうですね^^
気ばかりが焦って練習も空回りするときも。
いろいろお話したいなぁ・・・・。
是非是非、私もいろいろお話がしたいです♪そのうちお茶しましょ〜!!先生のご都合のよい日を教えてくださいぃ。メールでお話しましょう♪♪♪