2009年09月06日

人それぞれがいい

私は、繋留音・先取音・倚音が好き。
これらは音楽表現をとても豊かにしてくれる技法。
これがないと杓子定規で平坦な音楽に聞こえてしまう。

繋留音からは響きの豊かさを感じ、
先取音からは訴えたい何らかの強い気持ちを感じ、
倚音を弾くと胸がつ〜んとなる。
その感覚が好き。

タイのあるところには、リズムの揺らぎとともに、
ハーモニーの揺らぎが生まれます。
これらに対位法が加わると、
そこには壮大な遠近感が生じるわけで、
もうやられっぱなし!な自分を楽しまずにはいられない。
これぞ音楽の快感。(笑)

机上の理論で終わらせたくない美しさ。
繋留音とは・・・などという説明はつまらない。
そんなのはただの定義でしかなく、
その説明から何かを感じるか?と言われても何も感じ得ない。
定義はただの定義。
そこに音楽があって始めて”感覚”が研ぎ澄まされる。
感覚への刺激が、その技法の美しさだと思う。

定義は1+1=2と同じ。
テストの答案用紙に答えを書いて○がもらえるような一律のもの。
誰が答えても同じ。
でも、感覚は違う。

みなさんは繋留音から何を感じますか?
先取音から何を感じますか?
倚音から何を感じますか?
人それぞれでいい。
大切なのは自分がそこから何を感じるかということ。

それらが内包している美しさに気付かずに通り過ぎるのはもったいない。
感覚を研ぎ澄ませ、感性をみずみずしく保ち続け、
いつもその美しさを感じることのできる自分でいたいと思う。


ウィキペディア”非和声音”に、これらの用語についての説明があります。



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emksan at 13:37│TrackBack(0) ピアノ/練習&勉強 

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