2009年05月11日
工務店さんとの出会いから1年&新居の壁紙
最近休日がありません。(_ _;)
のぉんびり過ごすという意味での休日。
土日は新居のことでなんやかやと出歩くため忙しいのですヨ。
工事が着工する前は、
設計の打合せなどで丸一日潰れたし。
それ以外の休日はショールーム通いで潰れたし。
工事が着工した今はというと、
毎週のように現場へ赴き、現場での打合せです。
設計が決まっても、その場その場でなにやかやと出てくるんですねぇ。
電気工事の前に電気屋さんと現場で打合せがあったり、
ちょっとしたニッチの高さや形を大工さんと現場で打ち合わせたり。
設計の段階で決めていたはずの窓の高さが、
実際見てみたらなんだか思ったより低くて変な感じがしたので、
大工さんに高く直してもらったり・・・。(大工さんごめんなさい!)
また、きちんと打合せしているはずにも関わらず、
あれやこれやとにかく細かいことが多すぎるため、
相手が忘れていたりすることもあるんですヨ。
こんだけ細かいと仕方がないか・・・と思ったり。
だからこそ、注文住宅っていうのは施主の現場での確認が重要なのでしょうネ。
建築家にお願いしている人は、建築家がそういったチェックまでやってくれるのだろうけれど、
私たちはケチなので、そこまでは頼まなかったのですヨ。<(;~▽~)
それにしてもこの細かさとその煩雑さといったら、
きちんとメモしていた施主の私たちですら、
「何でここ、こうするって決めたんだっけ?」と忘れるほどです。
電気工事が終われば終わったで、
コンセントの位置に間違いがないか、付け忘れがないかの確認しないと、
やっぱり不安だし・・・(で、案の定2箇所忘れがあったし。(_ _;))
エアコンの位置をどうするか、室外機をどこに付けるかの確認ひとつとっても、
結構手間取ったり。
あれやこれや、やらなきゃいけないことがありすぎるんですねぇ。
家の場合、特に電気配線が煩雑です。
工務店さんの下請けの電気屋さんがやってくれるのですが、
あまりに煩雑なため、何度か現場での打合せが必要でした。
それでもやっぱり忘れちゃう。
ケーブルを通していても、壁がその上を覆ってしまうと、
その壁に穴を開けるのを忘れてしまうんですね〜。(^_^;)
ということで、電気工事に関してはちょこちょこ現場へ行くたびにチェックが必要でした。
それから大変だったのが、
オートロック機能付きの玄関ドアと、ドアホンをそれぞれ別会社のものにしたこと。
配線がわけがわからずホント大変な思いをしました。
どういった接続にしてどういった機材を使えばいいのかが、すっごく複雑だったのです。
にも関わらず、どちらの会社に電話で問い合わせても、たらいまわし。
ドアホンの会社は玄関ドアの会社に聞いてくれっていうし、
玄関ドアの会社はドアホンの会社に聞いてくれっていうし。
さんざんたらい回しに合った挙句、2社の営業の方を現場に呼んで、
打合せすることになったのですが、
そのとき派遣されてきた人が下請けの下請けで何も知らない人で、結局話し合いにならず・・・。
さすがに彼も工務店さんも怒りに怒って、
別の日程でやっとこさ2社の営業マンが顔を合わせることになり、
取り付けまでこぎつけたのでした。
営業の方に聞いたところ、こういうクレームって多いみたいです。
多いなら、たらいまわしにしないで質問にきちんと答えるよう改善すべきだし、
質問に答えられないのなら、
他社のものと接続可能ですだなんて、パンフレットに書くなと言いたい。<(;~▽~)
工務店さんも彼も、本当にたくさんの時間をここに割いてしまいました。
ところで先日、お願いしている工務店さんとのお付き合いが、
もう1年以上になるということに気づきました。
いやぁ〜長いお付き合いです。
要するに設計の段階で7ヶ月くらいかかっちゃってるってことですね。(^_^;)
でもね、その分ここの社長さんとの付き合いが密接になって、
家に愛着がわくのと同時に、この工務店さんにも愛着がわいてくるのですヨ。
この工務店の社長さんは、大工さん。
お話ししていると、いかにも職人さん!です。
設計の段階で、この社長さんの頭の中で図面が立体的になってるのがわかります。
現場を知っている職人さんだからこそのアドヴァイスが、ちょこちょこ入るからです。
この人を信用しよう!と思ったのは、
「10年後に色が褪せてここを張替えてくださいと言われても、この設計じゃできないよ。」
「水周りだからその材料はお勧めできないよ。
おしゃれだけどカビやすくて、いずれ替えなきゃいけなくなる。」
というような言葉が、ちょこちょこ出てきたから。
あぁ、この社長さんは私の家の主治医として、
今後もずっとずっとお付き合いしてくださるつもりで、
設計の段階から立ち会ってくれてるんだなぁと思ったのです。
小さな工務店さんですが、その分価格も安く、職人気質で信頼できる。
職人気質というのは、自分の仕事にプライドがあるってコト。
いい工務店さんと出会ったなぁと思います。
もちろん小さな工務店さんなので、
見積書とか、その他打合せのメモの取り方とか、
大手の業者さんのようなビシッとしたところはないのですヨ。
その点は、こちら側がしっかり間違いチェックしないといけない部分も多々あります。
事務的なチェックというか。
でもね、あまりにこちらの注文が煩雑だから仕方ないかな・・・という気もしたり。
だって、施主支給のものとかもあるんだもの。
(ネットで購入するほうが安いものは、彼が購入して工務店さんに支給しているのです。)
普通こんな我侭聞いてもらえないんじゃないかしらん。
また、現場の大工さんとも毎週土曜日顔を合わせていたので、
これまた愛着がわいてしまったのですヨ。
この大工さんが2ヶ月近くかけて、たった1人で私たちの家を建ててくれたのです。
在来工法は、大勢の大工さんが1日で骨組みと屋根を組み立て、
その後はたった1人の大工さんが建てていきます。
これを知ったとき、なんかすごく嬉しくなっちゃったんですよね〜。
この家は○○さんが建ててくれたんだ、と思える。
大工さんがプライドを持って建ててくれているのがわかるから、これまた嬉しい。
可動棚の棚板の数とか、棚板の奥行きをどうしたいかとか、
もちろん設計の段階である程度お話しはしてあるのですが、
最後の詰めは大工さんと現場で打合せをします。
ここでは、私たちの意向をしっかと受け止めてくださりつつ、
大工さんならではのこだわりやアドヴァイスがあったり。
本当にありがたい!
なんだか、毎週お会いするたびに大工さんの仕事を増やしてたんじゃないか・・・
と不安を感じるほど、いろいろと私たちの要求を聞き入れてくださいました。
(いや、実際に仕事を増やしていたに違いない・・・。<(;~▽~) )
こうしてこの工務店さんとずっとずっとお付き合いが続いていくんだなぁと思うと、
なんかすごくすごく嬉しい♪
人との繋がりをこういうところで感じるのも素敵ですね〜。
ちなみに、在来工法は地震に弱いといいますが、
地震で倒れた家は古い作りの家だそうです。
在来は古い伝統を受け継ぎつつも、現代の科学を取り入れながら発展し続けている工法です。
伝統を受け継いでいる良さの中には、修理の方法が確立しているという点が挙げられるようです。
ピアノもそうですが、長く付き合っていくためにはお手入れが必要ですよね。
そういった手入れ方法の伝統を受け継ぎつつ、
構造のしっかりしたものに移り変わっているのが在来工法のようです。
ところで、この家まだまだ工事は続行中。
外構もやっと始まったばかりですし、壁紙もこれからです。
先日現場へ行ったら、1部壁紙が貼られていて嬉しかったのですよん♪
すっごくすっごく嬉しかったのは、脱衣所の壁紙。
一目惚れした壁紙だったからです。
淡いグリーンとグレーの細い線描写で描かれた花とシダのライン。
お気に入りの空間になって嬉しい〜♪
狭い狭い脱衣所ではありますが、せめて雰囲気くらいは堪能したいですもんネ。
それから、1階トイレの壁紙も出来上がっていました。
1階のトイレは、家族以上に生徒さんが利用するトイレです。
ということで、2階トイレの壁紙とは全く違う壁紙にしました。
これもネ、ひと目見て気に入った壁紙なのですヨ。
淡いオレンジとグリーンのドット柄がキュートでしょ♪
私のお教室の雰囲気はこうありたいのよぉ〜〜!と思いながら決めた壁紙です。(笑)
引っ越しても、こんな風にほんわか暖かな雰囲気のお教室でいたいなぁ。
階段下に設けたトイレなので、こんな感じ。
奥行きがあるので、すごく狭い!という感じはしないかな。
正面に出来る限りの大きな窓をつけて正解だったかも♪
今度行くときまでには、すべての部屋に壁紙が貼られているんだろうなぁと思うと、
今からワクワクします♪
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この記事へのコメント
ブログに
素敵です
ありがとう♪また経過をメールで報告するネ!
実は、わたしの父は大工なんです。建てた家やリフォームした家のことなど、ずーっと前のものでも覚えているみたいですよ。
長い休暇を取ってしまいましたが、練習再開です。
>> 建てた家やリフォームした家のことなど、ずーっと前のものでも覚えているみたいですよ。
これを聞いて、ますます嬉しくなっちゃいましタ♪この工務店さんとは一生のお付き合いになりそうです。建てる前の設計段階から関わってもらっている人が、私のお家の主治医って、すごく心強いです。それにしても、本当にプロですね!ずっと前のものでも覚えているなんて!