2009年02月11日

コルテオ(シルク・ドゥ・ソレイユ)

ZEDに引き続き、コルテオ観てきましたよ〜♪
 ・・・・・どちらのHPもネタバレ満載なのでお気をつけくださいネ。


コルテオ



私にとってシルク・ドゥ・ソレイユの公演は、
絶対に見逃せない大事な大事なイベントなのですヨ。
発売日にチケットを購入し、必ず行っています。



コルテオチラシ


ところで、ここから先はネタバレ必至なので、
もうチケット購入してて、
CMなんかも見ないように努力してて、
行ってからのお楽しみ!を待ち望んでいる方は、お気をつけくださいネ。
 ・・・・そうそう、会場内ロビーでは大画面でコルテオの映像が流れてマス。
    情報シャットアウトしている方はお気をつけあれ。
    私は見ないようにとうつむいていましたが、
    それでも、音声が耳に入ってくるのには困りました!
    あれはやめてもらいたいですぬぇ。とほほっ



『コルテオ』東京公演期間 2009年2月4日〜5月5日まで(全129公演)
原宿・新ビッグトップ
国立代々木競技場オリンピックプラザ
(JR原宿駅・地下鉄千代田線明治神宮前駅下車 徒歩5分)

楽天チケット:
http://ticket.rakuten.co.jp/corteo/index14587_19042_16242.html
電子チケットぴあ:http://t.pia.jp/feature/event/corteo/corteo.html
ローソンチケット:http://l-tike.com/oc/event/corteo/



   ※注意※  ここから先ネタバレします。

wain



毎回なんの情報も入れずに会場入りするのを楽しみにしている私。
今回もチラシの印象的な絵以外は、何の情報もなし。
シルク・ドゥ・ソレイユの公演は、客席内に入った瞬間から驚きに出会えるからです。
TVでCMが流れればチャンネルを変えるし、
チラシからも目をそらすよう努力してきたんですヨ。(笑)

努力の甲斐あり、客席内に入った瞬間感動することができました♪
大きな薄地のカーテンが円形の舞台中央に張られ、
そのカーテンを隔てた向こう側にも客席が見えます。
カーテンで向こう側の客席とこちら側の客席を仕切っている感じです。
今回は初の円形劇場!
いつも舞台上に設置されている演奏ピットは、
客席内に設置され、今までとは全く異なった趣きです。

それにしても、この表情豊かなカーテンには驚かされました。
照明の当て方によって、向こう側が全く見えなくなったり透けて見えたり。
驚いたのはカラーのカーテンが白黒になって見えたとき。
こんな見え方もするのん?!本当にびっくりしました。

ところで、今回一番驚いたのは言葉の使用でした。
シルク・ドゥ・ソレイユの作品って、どこの国の言語でもない言語を使うのが常なんです。
独自の言語というか。
それが別世界へいざなってくれる要素のひとつとなっているのですが、
なんと今回、いきなり日本語のナレーションから入ったんですよ。
作品最後まで、英語やらフランス語やら日本語やら、いろんな言語が飛び交って、
ん〜〜こればっかりは、ちょっと違和感があったかなぁ。
正直、私はわけのわからない言語による進行の方が好きです。

とはいえ、やっぱりシルク・ドゥ・ソレイユはすばらしい!!!
昨日の夜なんて興奮して寝付けなかったほどですから。<(;~▽~)
特に、今回印象に残っているのは音楽。
演目のBGM以外の形で音楽が取り入れられていたのですヨ。
これがネ、生徒さんたち全員に見せたいなぁと思うほど素敵な一幕だったのです。

最初、キーボード奏者が演奏してるんだろうなぁと思ったんです。
あんまり透き通ったきれいな音色だったし、音程もしっかりしていたので。
でもね、本当に生でやっていたんですよ!


口笛


です。
最初は向こう側の客席内に立って吹いていたので、生の感覚が全くなかったんです。
 ・・・・目の前であれを聴けた人たちが羨ましい!!
そのうち舞台上に移動。
そのとき「すぅ〜〜、すぅ〜〜」と息を吸う音に気づきました。
口笛を吹く前の息を吸い込む音です。
キーボードじゃないじゃん!本物の口笛じゃんっっっっっ!!!!
ほんっとうに驚きましたヨ。
だって、驚くほど音程が安定していて音色がきれいなんだもの。
しかも、これまでずっとキャラクターの役割を担っていた人だったので、
演技以外の技術があるだなんて思っていなかったのですヨ。<(;~▽~)

ここから先はお宝のような一幕でした。
円形劇場が一瞬にして幻想的なコンサート空間に早変わり。
舞台真ん中にはグラスハーモニカ。
その周りをぐるりと白い幻想的な楽器と演者たちが囲みます。
この白い楽器はチベタン・ボール。
チベットの法具でシンキングボールというのが正式な名称なのかな?
お坊さんがお経を唱えるときにゴ〜ンと鳴らすお椀型の鐘。
すばらしいのが、このお椀のような楽器の表面をマレットで擦ったときの響きです。
なんとも幻想的な響きが会場内に響き渡るんですよ。
この共鳴音がグラスハーモニカの音と溶け合って、それはそれは幻想的な空間になるんです。

そんな中、ヴァイオリニストと口笛の協奏が始まります。
これがすごいんですよねぇ〜。
ヴァイオリニストが挑むように激しいパッセージを演奏すると、
それに答えるかのように口笛奏者が同じような激しいパッセージを演奏します。
口笛ってこんなにすごいことができるの?
8分音符どころの速さじゃない、32分音符、装飾音符といった速さで、
しかも正確な音程で吹くんですよ。

そして、驚くべき音域の広さ!
ソプラノ歌手の最高音と同じくらいの高さを持つ口笛が会場内に響き渡ります。
すごすぎでしょ。
このヴァイオリンとの駆け引きは、いつまでもいつまでも聴いていたいと思う、
とても楽しいひとときでした。

このミニコンサートからもわかるように、
今回の作品『コルテオ』はこれまでとは一風変わった趣きの作品です。
ストーリー性がかなり強い上、
サーカス回帰というか、クラウン(ピエロ)回帰というか、
クラウンの存在が前面に押し出されている作品なのです。


リトルクラウン(小さなピエロ)、
クラウネス(小さな女性のピエロ)、
ジャイアントクラウン(大きなピエロ)



小さなピエロと巨大なピエロの対比は、
私たちを別世界へいざなってくれる案内となり、
特にクラウネスの演技は空間そのものを一瞬にして別の世界にしてしまうほど強烈でした。


ロイヤル・ウィスラー


サーカスのマスター役。
昔ロイヤル・ウィスラーは、口笛の名手だったそうです。
今はそれが廃れてしまったとか。
私はそういう歴史を全く知らなかったので、
まさかこの人が口笛の名手だなんて!
第1部の間は全く知らずに、ただのキャラクターだと思い込んでマシタ。
驚くべき口笛については、前述した通りですネ。

通常目にする演目のほか、
サーカス回帰?もしくはクラウン回帰?と私が感じたもう1つの演目、テアトロ・インティモ。

テアトロ・インティモ


小さな小さなかわいらしい舞台が円形劇場の真ん中に置かれ、
リトルクラウン、クラウネス、ジャイアントクラウンがショート・ショートを演じます。
昔ながらのお笑い・・・といった感じで、
これまでの作品にはなかった一面だなぁと感じます。
昔のサーカスは演目と演目の間に、
こういった喜劇を盛り込んでお客様を楽しませたのかな・・・なんて想像したりして。

っと、ここまで全くサーカス的な演目についてはお話してきていませんネ。
まぁ、それくらいこのコルテオが一風変わっているってことなのでしょうけれど、
演目も一風変わったものが多かったように思います。
こんなの見たことない〜!というのが多かったんですヨ。

作品冒頭からすごかったし。
まさかシャンデリアをこんな風に使うだなんて!という驚きが。
シルク・ドゥ・ソレイユってこういう独創的なすばらしいアイディアが必ずあって、
毎回びっくりさせられるんですよね〜。

シャンデリア


それから、こんなことできるの?!と驚かされたのが、シル・ホイール。
この細いホイール1本を自在に操り、クルクル回ったりしちゃうんですヨ。


シル・ホイール


それから、これはヨーロッパどこかの国の伝統芸なのかな?と思ったのが、
ハシゴを使った演目ラダー。
これは説明しづらいですぬぇ。
すごい絶妙なバランス感覚と技術。見ごたえたっぷり。
1列目で見ていたので演者の集中力が手に取るようにわかって、
見ていてドキドキしました。


ラダー


もう1つTVのCMで見たことのあるシーソーを使った演目ティーターボード。
これもどこかの国の伝統的な演目なのかな?
なんのバネもないあの硬いシーソーで、
どぉしてこんなに高く飛べるの?!とびっくりします。
その上、クルクル宙返りをした後、
あの狭い肩幅くらいしかないんじゃないかと思う幅のシーソに、
きちんと着地するんだもの。
着地した後、人と人がすばやく入れ替わって、
すぐにジャンプし始めるので、失敗が許されないというか、
あれはすごいですね〜。


ティーターボード



なんだかすごい長さで書いてきましたが、<(;~▽~)
これでも書き足りないくらい楽しいことが満載だったんですヨ。
あんな大人数で何故ぶつからずに大車輪ができるんだ?という、
ステージ最後のツアーニクも見ごたえ満点だったし。

ところで、会場にはたくさんの子どもたちが観に来ていました。
子どもたちの目がキラキラと輝いていたのが印象的だったなぁ。
こういう一流の細部にまでこだわった芸術&エンターティンメントに接する機会は、
そうそうあるものではありません。
子どもたちの輝く瞳を目の当たりにした私たちは、
この記憶は大人になっても鮮明に残っているだろうね・・・と話しながら帰ってきました。
安くないチケット代。
こういうところに連れて行ってもらえる子どもたちって幸せだなぁと感じました。
日本は幸せですネ。


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emksan at 21:53│TrackBack(0) 美術 

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