2008年09月24日

ドビュッシーの演奏

illust-hokkori1あっちフラフラこっちフラフラだなぁと思われるかもしれませんが。。。<(;~▽~)
ラモーやクープランと同じフランスもの・・・ということで、
ここのところドビュッシーの前奏曲を練習してイマス。

でね、私、ドビュッシーが演奏したCDを持っているのですヨ。
世紀の名ピアニストたち(1)

ロールピアノによる録音で、1913年の演奏が残っているのデス。
廃盤なので図書館などに行かないと聴けないと思いマス。

これを聴いちゃうと、
どんなピアニストのドビュッシーも「なんか違う・・・」になってしまう。(_ _;)
印象派だからぼやければいいだろというものでもなく、
それぞれのハーモニーを整理しすぎて、
クリアーな響きにしてしまうのも、なんか違う。
そこいら辺が、ドビュッシーすばらしいのです。

ハーモニーの移り変わり、響きはモネの絵そのもの。
これを聴くとハーモニーを整理しすぎては、
せっかくの色合いが台無しなのだなぁと思わされます。
でもね、輪郭がないわけじゃないんですよねぇ。
ぼやけすぎてるわけじゃない。
モネの絵は、近くで見ると何描いているんだかわかりませんが、
2,3メートル離れてみると全体がよくわかる。
そんな感じかなぁ。

もちろん、すべての曲がモネの絵を彷彿とさせるわけではないんですヨ。
 ・・・・あくまでも、個人的な印象でしかないのですが。
ドビュッシーはよく教会旋法を使いますが、
私、こういった響きはクリアーに響かせたいなぁと感じるんです。
ぼかしてしまうと、せっかくの旋法がにじんでしまうので。
でね、こういったときの響きはモネじゃないんですよねぇ。
なんだろ。コローかなぁ。

illust-hokkori7いずれにしろ、すごく絵画的だなぁと弾いていて実感させられます。
モネの絵が大好きなのにも関わらず、
ドビュッシーは食わず嫌いだった私。(^_^;)
でもね、どうやら好きかもしれない・・・・と。(笑)

それにしても、ドビュッシーはペダルが難しい。(_ _;)
モネの響きなのか、コローの響きなのか、
タッチだけでなくペダルの踏み換えのタイミングでかなり違ってきちゃう。
もちろん踏む深さでも、かなぁり違うんですよねぇ。
タッチとペダルの兼ね合いでも、ペダルの踏み方は変わってくるし。

もうひとつ、前奏曲を練習していてすごく勉強になるなぁと感じているコト。
これが今やっている練習の目的でもあったりするのですが、
ひとつの楽曲を一枚の絵にする、ということです。
1曲の中に2重線がちょいちょい出てきますが、
場面がスパッと切り替わるのではなく、
やっぱり一枚の絵なのだよなぁ・・・と感じるのです。
連続性、というか。

以前彼に言われたこと。

音楽っていうのは、一枚の絵巻物のようであるべきだよね?

ということ。
これって、私の演奏は細切れに聞こえるってことなんですよねぇ。

そうなんだよなぁ。
リヒテルの演奏を聴いていても、とにかく視野が広い!!
だから直感的なストーリー性を感じるのかもしれない。

私は構成感を感じる演奏が好きだし、
なるべくならそれを感じる演奏がしたいと思っているのですが、
でも、それで細切れに聴こえてしまってはねぇ・・・。
Aという部分、Bという部分。
問題は、その繋ぎ方なんですよねぇ〜。

オーケストラなんかを聴いていて思うこと。
いい指揮者っていうのは、経過句が自然で上手いなぁ〜というコト。
ピアノの演奏もそうなんですよね。
繋ぎ方が難しい。
illust-likemam音楽っていうのは自然に流れているべきもので、
あ〜だこ〜だと、
こちらの意図を感じ取られるような演奏では、
まだまだってことなのですぬぇ〜。(_ _;)

で、こういうことを学ぶのに、
1枚の絵画を彷彿とさせられるこの前奏曲は、
とってもいいなぁ〜と感じているのデス。
曲の長さも今の私にちょうど良い。

ってことで、とりあえず前奏曲集第1巻を、
全曲やってみようかなぁと思っている次第デス。
食わず嫌いを克服して、
自分の世界が広がりますように〜。


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emksan at 14:36 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!ピアノ/練習&勉強 

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