2008年05月19日

モーツァルト:ピアノソナタ第15番K.545アップしました。

先日La Musipue du soleilで演奏した、
モーツァルトのピアノソナタ第15番第1楽章K.545を、
HPのミューズスタジオにアップしました。

hanauri_i今回の曲は、
テクニック的にラクに自分の手に収まる曲だったので、
他の部分でかなりこだわることができたなぁと思います。
目指すはハンマーフリューゲルの色合い!
特に、第2主題のアルペジオのところ。
あそこってチェンバロスタイルですよね〜。
だから、どうしてもそういう響きにしたかったのデス。

で、一体どういうタッチで弾いたら、
また、どういう音のバランスで弾いたら、
そういう音色に聴こえるのか?!
この曲で一番試行錯誤したところかもしれません。
でも、試行錯誤した甲斐があったかなぁ。
私好みの音色になった気がしています。

それにしても・・・。
せっかく今の私なりに納得のいく演奏ができたというのに、
録音の悪さはひどいですね。(_ _;)
マイクの音量設定を間違えて低くしすぎました。
そのため、ソフトで音量を大きくしています。
そうしたら、ゴォ〜という雑音が・・・・。
はぁっ。

まぁ、どんな録音をしたところで、
生の音色を堪能できるわけじゃないのだから、
仕方ないかぁ・・・と思ってみたり。

ところで、今回この曲を演奏して楽しんだのは、
リピート後の演奏でした。
モーツァルトの時代、リピート後の演奏は即興でアレンジが加えられたんです。
で、せっかくだから私も遊びたいなぁと。

でも、モーツァルト様の曲を台無しにするようなことは、
とてもとても私にはできないので、(^_^;)
許されるであろう範囲内の装飾を加えるに留めました。
ってか、それ以上のアレンジは私にはできません・・・。

それにしても、本番やっぱり緊張していたみたいで、
装飾の入れ方に遊びがないなぁ・・・。
入れる装飾は決めていたのですが、
ちょっとしたタッチの間というか、
その違いで、随分違うものなんですよ。
なんだか、せっかくの装飾がサラッと流れてしまった。(_ _;)
もっと昔の奏法っぽく聴かせたかったんだけどなぁ。とほほっ

でも、まずはこの5〜6年勉強してきたことで、
レッスンを受けなくても、自分で楽曲を分析して、
自分なりに解釈して、
自分なりの演奏に仕上げることができるようになったのだということに、
今回は満足したいなぁと思っています。


hirahirasakuraそろそろ、
もう1段階アップするための、
がんばりが必要な時期が
きてるんですよね。きっと。
ここ1年
充分充電したハズなので。
<(;~▽~)
満足した後は、
その気持ちを
エネルギーに変えて、
また前へ進まねば!と
思うのだけど。

まだ今の自分に何が必要なのか
見えていない私。。。
これがはっきり見えてこないと、
なんとも動きづらい。
これが見えた瞬間は、
焦燥感に襲われ、
その後、
負けるかぁ〜と前へ進む・・・が、
私のパターンなのですが。



それとも、
まだ前へ進む時期ではないのかな。
これまでのことを復習し、
もっと骨太にしていく時期なのかもしれません。

勉強したいことが
見えていないということは、
視野が狭くなっている可能性もあるし。
それって怖いなぁ・・・。
本を読んで、音楽を聴いて・・・。
まずは、足固めと同時に、
もっと視野を広げるべきなのかな。


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