2007年11月18日
ピアノ導入教材を眺めて(1)プロローグ
先日ブログに書いた生徒さん。
ピアノのレッスンだけではなく、
指導者として必要な資質である、
ソルフェージュや楽典、アナリーゼなどをやってきた1年半。
これでピアノ講師の仲間入りだね!と拍手を送りつつ、
ひとつ渡し忘れたものがあったことに気づきました。
私からの最後の贈り物・・・かな。
おめでとう!という気持ちを込めてのプレゼント。
”教材を知る”です。
ピアノ講師になって誰もが最初に悩むだろうコト。
それは、子どもとの接し方であったり声かけの方法だったり・・・。
自分だけの音楽を追求していればよかったときには悩まなかったこと。私は個人教室を開く前に、
1年半ほど大手の音楽教室にいたのですが、
その間自分に課していたことがありました。
それは将来のための教材研究。
自分の指導に合った教材を見つける・・・というコト。
目の前に生徒さんが現れてから、
どの教材にしよう?とあれやこれや試すのでは大変デス。
私の教育方針に合った教材。
そして、私が使いやすいと思える教材。
個人教室を開く前に自分の目指すカリキュラム、
それに添った教材を見つけておきたい。
そう思ったのです。
ということで、この生徒さんへの贈り物は、
私が培ってきた教材への視点です。
教材の見方がわかったら、
あとは自分の求める教材を見つければいいだけ。
私に合う教材が彼女に合うとは限らないのですから、
大切なコトは教材を見る・・・という分析力を養うことですよネ。
ブログに書いたらレッスンで伝える必要ないぢゃん!ですが、(笑)
いやいや、ブログには書ききれないことだってたくさんあるものだし、
レッスンで学んだコトがブログを読んで整理できた・・・
なんて話も生徒さんから聞くことがあるので、
ここにも書いていこうかなぁ〜と。
どんな教材を使おうが結局は指導者次第とも思うので、
ここでは教材研究のための教材研究ではなく、
指導のための教材研究・・・という原点を忘れずに書きたいなぁと思います。
だから”教材研究”ではなく”教材を眺めて・・・”なのデス。
なんだか偉そうなことを書いているように誤解を招きそうで怖いのですが。
ピアノの先生方は、みなさんこういう視点を持って教材を選ばれているのですヨ。
何も私だけではありませぬ。
たまたま私はブログに書いているってだけでして・・・。その上、私の視点は偏っているかもしれませんし、
新しい情報を知らないままでいるかもしれません。
指導者にこれが絶対!があるとは思いませんし、
教材にもこれが絶対!があるとは思わないんですヨ。
常に試行錯誤することが
進歩に繋がるのかもしれませんネ。
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