2007年09月19日

指は1:4で付いている?!

ピアノを教えていて、
指は1:4で付いているんだよ・・・と言った瞬間に、
生徒さんが「弾きやすい!」と感動してくれるコト。
結構あるんデス。
今日は2人いました。(笑)

今日の生徒さんは、
音のバランスについてレッスンしたので、
この記事もバランスを含めて書こうと思います。

まず、下の写真を見てください。
これは1:4ではなく、
鍵盤の上に平均に指を置いた場合の写真です。

1tai4-2


なんか辛そう?!
ソ-ミという手を広げた6度の音程だからなおさらですネ。
こういうとき、1:4のお話をして下の写真のようなポジションにしてもらいます。


1tai4-1


指が自然でのびやかぁ〜な感じがしませんか?
これ、すっごく弾きやすいのデス。

私はレッスンの際、指先を意識してもらいたくて、
「指先でつまんで」もしくは「指先でつかんで」と言います。
 ・・・鍵盤を舐めるわけではありません。

1:4のポジションを意識して指先をつまむと、
下の写真のような角度でつまむことになります。


1tai4-3


小指をとぉってもラクに弾くコツです。
指先を効果的に使えるので、
粒の立った音色が得られます。

これを理解してもらった後、
バランスの練習に入ります。
例えば、このような2小節があったとき・・・。


1tai4-4


6度の音程と3度の音程がありますが、
どちらもソプラノを響かせたい。
アルトは小さく、ソプラノは大きく・・・です。

しかし、なかなか小さな小指ではそれができず、
6度の音程などは、太い親指で弾く「ソ」の方が大きくなりがち。
1:4を意識していないと、クッとすばやく5の指でつかむことができません。
「ミ」の音が小さいだけではなく、こもった音になってしまうのです。

そこで、下のような練習をしてもらいます。
先ほど書いた1:4の手を意識した上で
親指の「ソ」と3の指の「ド」は極力小さな音で弾き、
その後に続く5の指の「ミ」を大きな音で弾きます。


1tai4-5

1:4を意識した角度で5の指をつまめば、
粒の立ったはっきりとしたアクセントで弾くことができます。
これで親指と3の指は弱く、5の指をしっかりとの感覚を身につけ、
再び楽譜通り弾きます。
この練習をする前より、
ソプラノの粒が立った美しいバランスで弾けるようになっていることでしょう。

このようにバランスを必要とするときだけではなく、
4指と5指がなぁんだか動きづらいなぁ〜というとき、
原因は1:4を無視して弾いているからかもしれません?!
この1:4の意識は、あらゆる場面で使える意識です。
常にそのことがわかっているのと、わかっていないのとでは、
弾きやすさ、音の粒の立ち具合などが全然違ってくるんですヨ。


クリックで応援してネ♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 



【ピアノ奏法/CD---Amazon.co.jp
正しいピアノ奏法―美しい音と優れたテクニックをつくる 脳・骨格・筋肉の科学的研究による革新的メソッド
ピアノ奏法―音楽を表現する喜び
井上直幸ピアノ奏法〈第2巻〉さまざまなテクニック―タッチとペダリング (DVDブック)
ピアノ奏法の基礎
ピアノ奏法20のポイント―振り付けによるレッスン
上達のためのピアノ奏法の段階
井上直幸ピアノ奏法 2 さまざまなテクニック [ビデオ]
表情豊かなピアノレッスン(2) ピアノの奏法ここがポイント
タッチ、このすばらしい手―ピアノ教師への提言


楽天楽譜ランキング  楽天クラシックCDランキング  Amazonトップセラークラシック





emksan at 22:05│TrackBack(0) ピアノ/レッスン | ピアノ/How to

トラックバックURL