2007年06月12日

東海道をちょこっと歩く

2週間ほど前の話なのですが・・・。
週末のこと。
「散歩しよっか。」と目的を決めずに外へ出ました。

目的がないので、
普段歩かない方面へ歩くことに。
そこで、目に留まったのがコレ↓。

toukaidou

このあたり(京急平和島近辺)には、神社が多いんですよねぇ。
結構歴史ある土地なのです。
で、以前から気になっていた東海道を歩いてみることにしたのでした。

まずは、鈴ヶ森刑場遺跡をば。
ずっと気になってはいたのですが、
気味が悪くて見て見ぬ振りをしていた場所です。
でも、せっかく歴史を訪ねる散歩なのだから、
じっくり見てみようということに。
こうなると、全然怖くないんですね〜。
歴史への興味の方が強くなる。

1651年四代将軍家綱の頃から約220年間に渡り、
10万人もの人々が処刑された場所。
気味が悪いとはいえ、実際に言ってみると、
心霊スポットだとかいう軽々しい気持にはなれない重みを感じます。

人生を感じるというか・・・。
その時代時代に生きていた人々を、
とても身近に感じるというか・・・。
実際にその場に立つと、
何百年も前に生きた人々の息遣いを感じることができるものなのですね。
なんか、とても不思議な気持ちになりました。

でね、びっくりしたコト。
こんなに狭い墓地に、「遺跡」がちゃんと残っているんですね。
しかも、駐車場の裏に。
車に隠れて下手すれば気づかなかったかも。
処刑に使われた石台が残されていたんです。
とっても生々しい。
でも言われなければわからない・・・。
そんな石台。
昔は処刑も残酷だったんだね、としみじみ。

その後、濱川神社に寄ったり普段見ない景色を堪能しながら、
のぉんびり3時間ほどかけて立会川まで歩きました。
目的地がない気ままな散歩です。

で、思いっきり散歩を満喫した後、
東海道は面白そうだ!古地図を買おう!ということに。
萬世御江戸絵図←こういう地図がね、売ってるんですヨ。
これは1849年の江戸の地図。
残念ながら、
平和島近辺は途切れちゃって書かれていないんですが・・・。

そこで、これだけじゃ飽き足らずこんな本を発見。

古地図・道中図で辿る東海道中膝栗毛の旅

嬉しいことに、この本は「なか身検索」ができるので、
ネット上で目次やいくつかのページを見ることができます。
 ・・・・・他の本もAmazonのこういう機能をどんどん利用してくれればいいのに。
     そうすれば、ネット上でも本屋でペラペラ本をめくる感覚で、
     本を選べるのになぁ。


パラパラめくってみたところ古地図が多く載せられている上、
面白そうな情報がたくさん書かれていそうだったので、早速購入。
早く届かないかなぁ〜♪

今度は日本橋北品川の辺りを歩く予定。
うほほっ
どんな発見があるんでしょう?!
日常に隠れている歴史って、すごく興味深いものですネ。
早く行きたいなぁ〜〜〜〜。

そうそう、これはコンビニで買った本。
この本がきっかけで、品川宿だとかいうものに興味を持ち始めたのデシタ。
読みやすくてお勧め!!

「夜のお江戸」地図


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emksan at 03:16│TrackBack(0) 旅行 

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