2007年03月28日

カイロプラクティック

今日この20日間路頭に迷っていた私に、
一筋の光が見えてきました。嬉しい!!

気になってはいたのです。
右肩の炎症のため、右肩を動かしちゃいけない。
「お姫様な生活」がいい。

ところがところが、
この20日間で背中がギシギシひどくなり、
腰は益々痛くなってくる。
右肩の炎症もよくなりそうもない。
それどころか、右腕にまで症状が現れ始め、
箸を持つ手が痛いと感じ危機感を覚えたほど。

本当に動かないのがいいことなのか?
益々体の血行が悪くなる一方で、
悪循環にはまってしまっているんじゃないのか?

ヘルニアの兆候があると言われたものの、
それに対処してもらえたわけではありません。
ただ、症状がなんなのかがわかっただけ。
西洋医学ってそんなもんかも。(_ _;)
兆候程度では、施術に至らない。

でも、それがわかったお陰でもらったパンフレット。
腰痛のための運動が書かれたパンフレット。
腰を伸ばすことの大切さについて書かれていたパンフレット。

やっぱり肩の炎症も腰痛も、
生活習慣病の一種なのでは・・・と思い至ったのでした。

で、見つけたのがカイロプラクティック。
背骨のゆがみ、骨盤のゆがみなどを治し、
血行を良くする施術。
整体のようにボキボキッとやる東洋医学ではなく、
アメリカで開発された西洋医学の一種。
科学的アプローチをもとにした施術。

ネットで調べたところ、
きちんと施術できる人を見つけなきゃいかんと書かれていました。
いろいろ検索をかけていると確かに・・・と思えることがいくつか。

まず、ダイエットやエステを目的とした、
「いらっしゃいませ〜」的なカイロプラクティックサロン。
これは今の私が求めているものでは決してない。
物を売りつけられるようなお店もあるようで・・・。
あまり「施術」というイメージではないですね。

もう1つ見つけたのが、整体や指圧とのコラボ。
一体ここは整体をするところなのか、カイロプラクティックをするところなのか?
とりあえず、今の私に整体や指圧のような激しい衝撃を与えたら、
症状が悪化することは目に見えていたので、
これも私が求めているカイロプラクティックではない。

カイロプラクティックを専門にしている「医院」で、
「施術」を目的としているところ。医学を目的として開業しているところ。
このカイロプラクティック、
ほとんどの主要先進国で国家資格制度として成り立っているらしいのですが、
日本には国家資格制度がなく、誰でもカイロ治療室を開くことができてしまうのです。


世界的な教育基準は、
四年制以上のカイロプラクティックを専門とする全日制の大学を卒業していることです。
国家資格制度のない日本ではありますが、
カイロプラクティックを学ぶための大学は存在しています。
 ・・・・・http://www.chiro.jp/ (RMIT University unit Japan)

今日私を見てくれた先生は、
大学を卒業した後、すぐに開業する人もいるが信じられないとお話していました。
卒業してすぐに施術できるようになるもんじゃない、と。

この先生のプロフィールは以下の通り。

・RMIT University unit Japan Biomedical Health Science学部 Chiropractic学科 卒業
・RMIT University Bundoora campusにて人体解剖学実習、治療テクニック実習 修了
・「頚椎アジャストメントに対する椎骨動脈損傷の危険度」の研究を行う
・RMIT大学日本校付属新橋外来センターにて2年間インターン実習を行う
・KIZU CHIROPRACTIC勤務

B.App.Sc.(応用理学士)
・B.C.Sc(カイロプラクティック理学士)所得
・日本カイロプラクターズ協会会員(JAC)


これらのプロフィールを見て、信用できそうだと今日行くことにしたのでした。
行って正解でした。
この1週間レッスンをお休みにすることにした私。
とにかく最悪な悪循環にはまっている自分がいる。
なんとかしてここから脱出しないと先がない。
一向に右肩はよくならないだろうし、腰痛もひどくなる一方だろうと思って。

この先生に仕事を一週間お休みしていることを伝え、
なんとかこの一週間で悪循環を断ち切り、
いい循環に持っていきたいと相談しました。
私一人の力で、いい循環に転換させることができるほど、
軽い悪循環ではなくなっていたからです。

なにしろ右腕を動いちゃいけない。
動かすと腫れてきて具合が悪くなってきて・・・。
でも動かないとあらゆる筋肉が萎縮してギシギシミシミシ、
どんどん血行が悪くなっていく。
一体どうしたらよいのやら、
素人の私にはもうどうしようもなかったのです。

原因がはっきりわかりました。
先日病院で首が真っ直ぐですね・・・と言われた原因。
真っ直ぐな首がなぜ悪いのかということ。
どうすれば真っ直ぐな首が治るのかということ。
肩の炎症は、この真っ直ぐな首が原因だということ。

パソコンをやっちゃいけない、
ピアノを弾いちゃいけないということが、
具体的にどういうことなのか・・・ということ。
今私はあることに気をつけながらキーボードを打っています。
教えてもらったことに気をつけながら・・・・。

1時間半以上見ていただきました。
痛くない心地のよいマッサージは、
ただのマッサージではなく必要なマッサージ。
私の姿勢、私の骨の状態をじっくりみてくれてからの施術です。

先日病院でもらったパンフレットや、
私がインターネットで調べたストレッチ方法についてお話したら、
何に気をつけてストレッチすれば効果的なのかを教えてもらえました。
ヘルニアの兆候も、これからの過ごし方次第でよくなるハズ。
不安だった気持ちに一筋の光が入ってきました。
だって、まだまだ「兆候」なんだもの。
西洋医学でどうこうできる段階にまで達していないのだもの。
これからこれから!!

とにかく、あまりにも安静にしすぎた20日間を過ごしてしまったため、
ストレッチをすると具合悪くなってしまうのが現状。
血行が悪かったところに、突然血行が良くなると、
そういう症状が出るとのこと。
逆立ちをした後、気持ち悪くなるのと同じような具合悪さなのです。

しかし、具合悪くなっても横になれば治ります。
具合悪くなるからといってストレッチをしないで安静安静と動かずにいたら、
悪循環から抜け出ることができません。
今回の施術も、仕事を休みにしているので、
多少具合悪くなっても構わないとお話してお願いしました。
ちょっと先生も怖かったみたい。(笑)
突然血行が良くなると、具合が悪くなったり、だるさが増したり、
眠気がおそってきたりするそうなので。

でもね、ここを抜け出さないと悪循環は断ち切れないですよね?と。
仕事は休みにしてあるし、今後のために必要なことなのであれば、
施術しちゃってください・・・とお願いしたのでした。

ここ2日、ストレッチしては横になって具合悪さを取って・・・
という日々を過ごしていたので、
今日施術していただいた後、それほどの具合悪さには襲われずにすみました。
さすがに家に帰ってきたころには、グテングテンで1時間ほど横になりましたが・・・。

今日は血行がよくなっているので、
ぬるめのお風呂に浸かるか、お風呂に入らないか・・・と言われました。
明日からはウォーキングをしてもよいそうで、
しっかりとウォーキングをして悪循環を断つべく動こうと思っています。

明日はウォーキング以外はあまり動きすぎないでゆったり過ごすこと。
施術後の様子を見るため、明日は施術はせずに、
明後日もう一度施術してもらうことにしました。

今日の施術後、実はとても体の調子がいい!!
右肩が気にならない。腰痛もよくなってる。
腰の上に上半身が無理なくスッと載ってくれる。
その上、歩いたときの足先への体重のかかり方が今までとまるきり違う。
実はこの点、以前からすごく気になっていたんです。

あるとき自分の靴を見たら、かかとの外側だけが磨り減っていました。
あれれ?私は歩くとき変な重心で歩いているんだなぁ〜と。
それ以来、足先で地面をきっちりとつかめるようにと思いながら歩くようにしていました。
でもね、なかなか実感が湧かない足先だったのです。
どうも地面を掴みづらい。いつもフワフワしている感じ。
こんな感じじゃないはずだなぁ〜と思いつつ、
歩くときはいつも指先を気にしていました。

ところが、施術後の今日は驚くほど上手に歩けたのです。
足先で地面をきっちりつかめる感じ。
そうそう!歩くってこういうことだったはず!と。

せっかく生徒さんたちにいただいた1週間のお休み。
とにかく悪循環を断ち切るための有意義な1週間にしたい。
5月にはLa Musique du Soleil演奏会があり、
6月にはお教室の発表会。
今後充実した日々を過ごしたいと思っているのに、
それができない体ではどうしようもない!
大切にしていきたい周りの人たちに迷惑をかけてしまうばかりです。

生活改善、体調改善。
この先生のお陰で良い循環へと上手く方向転換できたら、
今度は自分の力でその循環を益々良いものにしていけそう。

あまりにも嬉しくて、長くパソコン前に座りすぎですね。
今日はおしまい。
ピアノ練習後のクーリングダウン方法についても教えていただいたのですが、
それについては、また後日書こうと思います。
 ・・・・練習後に固まった肩や首、腰の筋肉を和らげるためのストレッチ方法についてです。

私が行っているカイロプラクティック医院。
AKEDA CHIROPRACTIC


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【カイロプラクティック/本】
ガンステッド・カイロプラクティックの真髄―歴史・哲学からテクニック・実践まで
カイロプラクティックのこころ
アトラス No.9(2007.1.)―カイロプラクティックの総合情報誌 (9)
「治る力」を引き出す正統カイロプラクティック―『病苦を絶つカイロプラクティック』〈PART2〉
カイロプラクティック
大間違いの整体・カイロプラクティック選び
肩こり・腰痛・ムチ打ち症なんて怖くない―最新カイロプラクティック治療のすすめ



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この記事へのコメント

1. Posted by きゃとらん   2007年03月30日 22:59
こんばんはー。はじめまして、YHOOブログ「カイロ治療体験談ー猫族の日記」からきました。
 カイロ治療で良くなってきて、よかったですね。私もカイロで治りました。でも、カイロは法規制がないのをしらなかったので、上から下の技量の差が天地くらい開いている事がわかりませんでした。
 治せる先生を見つけるのに転々としました。
私も、エステカイロとかダイエットカイロとか、信じられないんです。同感です。

 やはり、しっかりした教育と実践で修行した熟練度は必要ですよね。
 でないと事故が起こりますよね。私は、カイロで怪我をしましたので、カイロの怖さがよくわかるんです。
 楽になるけど、治せる先生が少ないかもしれませんね。
わたしは、凄腕の先生のおかげで完治しましたので、早く良くなるといいですね。祈ってます。では、突然お邪魔してすみませんでした。
 
2. Posted by 中嶋   2007年03月31日 13:14
>きゃとらんさんへ

コメントありがとうございます♪昨日の施術で、これまた驚くほど回復しています。でも、私は運がよかったのですね〜。ネットで調べていて、先生の良し悪しに随分と差がありそうだと、不安になりつつ探した医院ですが、一発目で大当たりを引いたようです。

それにしても、カイロで怪我をなさったのですか。治したくて行ったのに、怪我してしまったのでは本当にたまりませんね・・・。日本ではカイロというとエステというイメージがあり、医術として取り上げられていないですよね。マッサージの一種として思ってる人もいるかも。

こんなに効果的な医術なのに、国家試験がないせいでカイロを勉強した振りして、カイロっぽい施術っぽいマッサージを施す人が横行していて、本当に残念です。これじゃカイロに対する誤解が生まれてしまいますよね。(_ _;)とても悲しいなぁと思います。