2006年10月28日

かかとをつけて(ペダル)

ペダルへの導入。
大抵のお子さんは、かかとを上げてしまいますね。
発達障害のお子さんの場合もしかり。

もともと発達障害のお子さんは、
自分の足への意識があまり持てないようです。
「踏み込む」ということが苦手なのかな。
普通に弾いていても、足がブラブラしてしまいます。
足を床につける、という指導そのものが目標になったりします。

今日は、そこを乗り越えたお子さんが、
ペダルに挑戦する場合について。
いつだったか、自閉症のお子さんと幼児〜小学低学年のお子さんの
理解の仕方が似てるように思う、と書いたことがあります。
ということで、この方法はそういったお子さんにも通用すると思います。

私の生徒さんで自閉症ではないけれど、
自閉傾向があると言われている知的障害のお子さんがいます。
このお子さんへのアプローチ。
やはり「見た目」で伝えるとわかりやすいんですよね。

まずは、かかとへのアプローチ。
普段使用しているレッスンノートにこんな図を書きました。
kakato

これ、足のつもりです。<(;~▽~)
パソコンで書くのは難しくて、線で書きました。
赤●が「かかと」です。

曲で練習しようと思うと難しすぎてやる気が失われます。

「ピアノの練習、ちょっと疲れちゃったネ。
ちょっと運動しよっか?足の運動だよ。」

 赤●さんがかかとだよ。かかとをつけたままでね。」と説明します。

△海凌泙髻孱院ぃ押ぃ院ぃ押廚肇螢坤潺ルに指差しながら見せます。

Nって一緒に足の運動だけします。
立ったまま、足の指先だけを「1,2,1,2」に合わせて
上げたり下げたりします。

ぅぅ垢忘造辰董↓と同じ足の運動をします。

ゥ撻瀬襪紡を置いて、と同じ足の運動をします。


これを毎日の練習に取り入れます。
そして、楽曲でペダルを使用するとき、
必ずノートの絵を見せて赤●に注目させます。

赤●のかかとをつけたまま、ペダルを踏もうね。」

この声かけを忘れないだけで、
かかとへの意識が高まり、そこに注意を払おうとしてくれます。
少しすると、その注意が薄まってくるので、
そうしたらまた図を見てもらって確認します

図に描かないと、自分が何をやろうとしているのか、
何に注意して練習しなければいけないのか、
頭で具体的に整理することができないんですよね。
それは幼児〜小学低学年のお子さんの場合も同じだと思います。

頭で理解することができると、やる気が芽生えるように感じます。
目標がはっきりするからでしょう。
かかとへの意識が、無意識でもできるようになるには、
時間がかかりますが、ゆっくりじっくり・・・と思います。(*'-'*)

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emksan at 14:00│TrackBack(0) 障碍&幼児 | ピアノ/レッスン

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